国難に立ち向かう新国防論 の商品レビュー
対談なので雑なところは雑、だけど自衛官のトップだった河野さんとNSSの次長などを務めた兼原さんの対談なのでとても面白い。 911事件頃の河野さんの活躍、ウクライナ侵攻がもたらした国際社会への影響、中ロ関係、台湾問題への見解や有事へのシナリオ、イージスアショア問題、核シェアリング、...
対談なので雑なところは雑、だけど自衛官のトップだった河野さんとNSSの次長などを務めた兼原さんの対談なのでとても面白い。 911事件頃の河野さんの活躍、ウクライナ侵攻がもたらした国際社会への影響、中ロ関係、台湾問題への見解や有事へのシナリオ、イージスアショア問題、核シェアリング、日本の学術会の問題、統合司令部の設置など。
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ふわっとした?議論が続き、あまり期待した内容ではなかった。 まだ兼原信克氏の単著や、陸海空高官との対談本の方が中身のある話をしていた。
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前統合幕僚長であった河野氏と元国家安全保障局次長であった兼原氏という軍事と内閣の現場にいたお二人の話は説得力があり、納得する内容であった。 しかも現実的な話を中心に安全保障の基本を勉強させてもらい、危機感を共有出来た事は有り難かった。 我々が間接的に選んだ平和ボケ政治家のお尻に火...
前統合幕僚長であった河野氏と元国家安全保障局次長であった兼原氏という軍事と内閣の現場にいたお二人の話は説得力があり、納得する内容であった。 しかも現実的な話を中心に安全保障の基本を勉強させてもらい、危機感を共有出来た事は有り難かった。 我々が間接的に選んだ平和ボケ政治家のお尻に火をつけるだけの知識と胆力を国民の一人一人が身につけるしかないのだと改めて気付かされた良書。
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独裁国家の独裁者 異常心理 経済生産は効かない 力には力で抑止を 19世紀 無差別戦争観の時代 負けたら終わり =中露の発想 民主主義の経験なし権力政治 日本 明治維新から昭和16年 治安維持法改定まで民主主義国家 軍事の鉄則 攻める方は3倍の勢力 ウクライナ軍20万...
独裁国家の独裁者 異常心理 経済生産は効かない 力には力で抑止を 19世紀 無差別戦争観の時代 負けたら終わり =中露の発想 民主主義の経験なし権力政治 日本 明治維新から昭和16年 治安維持法改定まで民主主義国家 軍事の鉄則 攻める方は3倍の勢力 ウクライナ軍20万人 ロシア陸軍28万人 ロシア経済力 中国の12分の1 総理が判断した後、どう攻撃するかはファイターに任せるしかない 軍 =規定されていること以外は何をやっても構わない≠自衛隊 警察=やっていいことを規定する=自衛隊 北方領土を奪い返すには今がチャンス 外交官はベストシナリオ、軍は最悪シナリオを描く 戦争=領土と住民の制圧 サイバー空間のアトリビューション 積極防衛 日本に法無し NATOの核 B-61核爆弾 100発 中国 中短距離ミサイル 1600発 アメリカ長距離のみ 理想はAUKUS アメリカは南シナ海をオーストラリアに分担させ 足の速い原潜を与えた 日本は対中戦でなにができるか?が問われる NATOはアメリカの単一指揮下 日米同盟は別々の指揮下 同盟は二か国が原則 安全保障技術 国民を守る権利と義務 アメリカの政府国防研究予算は10兆円 防衛省予算は2000億円(科学予算4兆円) 専守防衛、非核三原則、憲法9条のいびつな構造
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日本の安全保障が、いかに国会対策に終始してきたか、国内向けにのみ都合よく憲法解釈、法律運用を行ってきたか、あらためて認識させられる。 本書にも記載あるように、議論のスタート地点が間違えたまま、ここまで来てしまっている。 現職の国会議員を見ると、支援者の利益確保や、そもそも...
日本の安全保障が、いかに国会対策に終始してきたか、国内向けにのみ都合よく憲法解釈、法律運用を行ってきたか、あらためて認識させられる。 本書にも記載あるように、議論のスタート地点が間違えたまま、ここまで来てしまっている。 現職の国会議員を見ると、支援者の利益確保や、そもそも国会議員になることが目的であったり。 安全保障の強化≒防衛費の増額≒特定企業の利権であったり。 国会議員って、こういう本読まないだろうなぁ、興味無いだろうなぁ。
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