海の教場 の商品レビュー
青春物。読んでいて清々しい程のストーリー。桃地みたいな指導者がいたら楽しいだろうな。 青春ものと、命のあり方を考えさせられる本
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ブクログで、良く目にするので気になって読んでみました❗素敵な本に出会えて ブクログ に感謝です。 シリアスな内容で、何度も何度も涙が溢れるんだけど登場人物皆、愛おしいキャラクターばかり。 泣いたり、クスッと笑ったり忙しかったです! あと、日本の海を守っている海上保安庁のお仕事の...
ブクログで、良く目にするので気になって読んでみました❗素敵な本に出会えて ブクログ に感謝です。 シリアスな内容で、何度も何度も涙が溢れるんだけど登場人物皆、愛おしいキャラクターばかり。 泣いたり、クスッと笑ったり忙しかったです! あと、日本の海を守っている海上保安庁のお仕事の内容を知ることが出来て良かったです。
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2024/5/3読了。 このブクログでたくさんの方達が高く評価していらしたので、私も、と手に取った本。 今時珍しく、心の優しい人たちしか登場しない、心温まる作品で、うるっとしてしまったことも数えられない。 いわゆるお偉いさんたちも皆さん、ユーモアがあって、話が通じるところも良...
2024/5/3読了。 このブクログでたくさんの方達が高く評価していらしたので、私も、と手に取った本。 今時珍しく、心の優しい人たちしか登場しない、心温まる作品で、うるっとしてしまったことも数えられない。 いわゆるお偉いさんたちも皆さん、ユーモアがあって、話が通じるところも良い。 主人公の「桃ちゃん」だけでなく、登場する全員に幸せになってほしい、と心から思った。 それだけ、それぞれのキャラクターがしっかり書き込まれてるのだと思う。 海上保安学校や海上保安庁という、普段あまり馴染みのない世界も垣間見ることができたのも良かった。 吉川英梨さんの作品、また読みたい。
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感想 海保学校の熱血物語。主人公の桃地はちょっと頼りないところがあるものの決める時は決める姿がかっこよかった。 あらすじ 桃地は海上保安庁の主計に勤めて、20年、独身だ。ある日同期のマドンナでヘリの操縦士の高浜彩子が訪ねてきた。彩子は肝臓がんで余命1年だという。桃地は居ても立っても居られなず、彩子の入院する舞鶴に異動願いを出す。 赴任した桃地は自殺者が出たクラスの担任をすることになる。学生の1人から彩子の病気を治す方法として生体肝移植を知らされる。家族が肝臓を提供できるため、桃地はダイエットして脂肪肝を治すことと、彩子にプロポーズを受け入れてもらうため努力する。また、彩子の息子が海保学校に入る予定だったが、母親のために断念するというところを桃地が説得して入学を果たす。 彩子と無事結婚して、肝臓の適合を調べるも、桃地とは不適合であり、移植を諦める。残された道は息子から肝臓をもらうことであったが、息子の身体を傷つけたくないと彩子は頑なに受け入れないのであった。 桃地はクラスの学生が卒業出来るように導きつつ、彩子が生きられる道を模索する。
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海蝶のシリーズがとてもよかったからこの作品も読んでみたのだけど、とてもよかった。 熱いストーリー展開にひきこまれた(◍•ᴗ•◍)
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私がフォローしている方の評価が高かったので読んでみました。 1人の海上保安官とかつて思いを寄せ余命宣告された同期の女性、残りの期間を近くで過ごそうとなかなかの行動にでます。 海上保安学校の登場人物のエピソードそれぞれで、ちょちょいうるうるさせてくれる。 最後もそっちなのって、感動...
私がフォローしている方の評価が高かったので読んでみました。 1人の海上保安官とかつて思いを寄せ余命宣告された同期の女性、残りの期間を近くで過ごそうとなかなかの行動にでます。 海上保安学校の登場人物のエピソードそれぞれで、ちょちょいうるうるさせてくれる。 最後もそっちなのって、感動しました。
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ブクログBEST USER AWARD 2023でSilverを受賞されたひまわりめろんさんのお勧め本です。 ブク友さんの間で大人気になり、何名もの方がレビューされている人気の作品です。 吉川英梨さん初読みでした。 海上保安庁 主計管理課の桃地政念45歳独身。 桃地は...
ブクログBEST USER AWARD 2023でSilverを受賞されたひまわりめろんさんのお勧め本です。 ブク友さんの間で大人気になり、何名もの方がレビューされている人気の作品です。 吉川英梨さん初読みでした。 海上保安庁 主計管理課の桃地政念45歳独身。 桃地は同期だった海上保安庁女性操縦士の高浜彩子が肝臓がんのステージ3であることを知り、彩子のいる京都の舞鶴の海上保安学校に異勤します。 彩子はシングルマザーで20歳になる息子で海上保安学校の生徒、悠希がいます。 悠希の父は当真航希という桃地の親友で享年24歳で東北の海で殉死しています。 桃地は、彩子に生体肝移植という治療法があるのを知りますが、彩子は「生体肝移植はしない」といいます。 それは生体肝移植は家族間でしかできないからでした彩子は息子の悠希の身体を傷つけたくないと大切に思っていました。 桃地は悠希が五歳の時に彩子から逆プロポーズされていますが、断ったという過去があります。 でも、もう一度こちらからプロポーズして、桃地は彩子と家族になり生体肝移植をしようと考えます。 彩子は、脂肪肝のためダイエットを始めた桃地をみて、すぐに気づいて「桃地と結婚はしない」と今度は言い返しますが…。 男と男、男と女の厚い友情、信頼の物語でした。 桃地のプロポーズシーンはとても素敵でした。 ブクログ内でもの凄い人気になっているので一体どんな作品か、これは読んでみないとと思いました。 紹介してくださったひまわりめろんさん、ありがとうございました。 その人の紹介する本はその人のなりを現わしていると、おっしゃられるひまわりめろんさん。 ひまわりめろんさんは、きっと友情に厚いお方なのでしょうね。 ブク友さんいじりをよくされているのをお見かけいたしますが、あのブク友さんいじりがシャイなひまわりめろんさんの友情の裏返しなんですね。きっと。
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一途。 メタボな中年桃地と、海上保安庁の学生たちが共鳴する、教官・学生の立場を超えた、それぞれの青春物語。 こうしたい、こうありたい。 成就しても、その途中で挫折したとしても、その姿はとても美しく羨ましく尊い。 大切な人を何年も思い続ける気持ち、世の中や、人の役に立ちたいという信念から職業を志すということ。 とても眩しくて、これぞ、小説が存在する意義なのだ、と感じ、2回続けて読み返してしまった。 読みたい、と思わせてくれた、フォロワーさんたちのレビューに、改めて感謝したい。
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45歳メタボ中年男の桃地政念は、肝臓がんで余命一年を宣告された女性ヘリ操縦士のシングルマザー彩子を追って、舞鶴にある海上保安学校の教官に。 命と向き合いながら、彩子や学生たちに寄り添う日々、熱くて真っ直ぐな桃ちゃんに何度も涙してしまった。五森祭での桃ちゃんの『私の主張』は、圧巻! 彩子の夫だった当真の死、罪悪感、そして死者に対する決別と彩子へのプロポーズ。彩子も悠希も後悔することなくてよかった。 涙だけでなく笑いも随所にある良書だった。
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海上保安官になるための海上保安学校。 舞鶴にあるそこへ、どうしてもそばにいたい人のために本庁から転勤願いを出した主人公の桃地。 慣れない教官職、余命一年と宣告された大切な人とその息子。 桃地の決意と熱意のつまった約1年間の話。 海上保安官という職業、知っているようでよく知らない...
海上保安官になるための海上保安学校。 舞鶴にあるそこへ、どうしてもそばにいたい人のために本庁から転勤願いを出した主人公の桃地。 慣れない教官職、余命一年と宣告された大切な人とその息子。 桃地の決意と熱意のつまった約1年間の話。 海上保安官という職業、知っているようでよく知らない。 なので、とても興味深く読み進めた。 海の国境付近で監視するということは、少しの判断ミスからでも戦争になりかねないということ。 戦争にならないように監視することで、国民の平和を維持しているのだということ。 災害時には、生存者を助けることももちろん、亡くなった方を還すことも大事な職務の一つであること。 心身ともにキツく大変な仕事なのだな、と改めて思った。 余命宣告を受けた大切な人、彩子。 彼女は優秀なヘリのパイロットであり、シングルマザーでもある。 彼女とその息子との関係も、胸熱だった。 そして、何より教官と学生達との関係が、胸熱過ぎる。 互いを信頼し尊敬し、次第に心を許していく様は、読んでいて気持ち良い。 興味深くも胸熱な展開で、良い話に巡り会ったと思った。
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