5番レーン の商品レビュー
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高学年 課題図書 ※対象年齢:中学年から 小学校の水泳部 と言っても、特別な子、エリートが所属する部活動 いつでも最速の4レーンを泳いでいたのに 5レーンに転落 あの子は規格外のスーツなんじゃないのか 何かを飲んでいるんじゃないのか あの子だけがなにか違う 負けを受け入れられないところから物語がはじまります 私自身は集団種目の経験しかないけど、子どもたちが、こういったレースをしているので、胸がヒリヒリ...... ーーーーー 読了 涙でびしょびしょです・・・! お話の流れは、大人にすれば「よくある」展開 そこに散りばめられる言葉たちが降り積もって 胸がいっぱいになったところで結末へ タイムを縮めることの難しさを知っている人には いっそう響くはず そしてやっぱり、訳者のすんみさんの力が大きい のではないかと思っています!
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高学年課題図書。自分よりいい記録をだすライバルを前に、悔しさが募り、ある時ライバルの大切なものを盗んでしまうナル。どうにもならない悔しさと向き合うことから逃げたい気持ちを乗り越え、自分を持ち気持ちを固めていく強い姿が胸を打つ。韓国の本も多くなってきた時代に合わせ、とうとう課題図書...
高学年課題図書。自分よりいい記録をだすライバルを前に、悔しさが募り、ある時ライバルの大切なものを盗んでしまうナル。どうにもならない悔しさと向き合うことから逃げたい気持ちを乗り越え、自分を持ち気持ちを固めていく強い姿が胸を打つ。韓国の本も多くなってきた時代に合わせ、とうとう課題図書にまで韓国の児童書がきましたね。
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2023読書感想文コンクール 高学年の部 水泳部エースの女の子が、水泳が好きな自分の気持ちと戦う話。もちろん他校のライバルも出てくるけど、この話はやっぱり自分との戦い、メンタルの話だと思う。そして恋と友情。 青春眩しすぎて、羨ましすぎて、ちょっと泣けた。
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海外作品の中でも、韓国の小説は読みやすいな。 水泳に人生をかけている6年生の女の子が主人公の話だけど、特定のスポーツを続ける意味や、競争は相手以上に自分との戦いだということを、主人公の葛藤する様子から教えてもらえる作品。 小学生どうしの友達関係や、ほのかな恋愛話も、当人にとっては...
海外作品の中でも、韓国の小説は読みやすいな。 水泳に人生をかけている6年生の女の子が主人公の話だけど、特定のスポーツを続ける意味や、競争は相手以上に自分との戦いだということを、主人公の葛藤する様子から教えてもらえる作品。 小学生どうしの友達関係や、ほのかな恋愛話も、当人にとっては必死だろうけど、こちらから見ると微笑ましい。
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小学校最終学年で水泳エースの女の子。負けず嫌いの頑張り屋さんで、すべての生活時間を水泳に捧げてきた。試合が終わるまで揚げ物インスタント食品炭酸飲料に手をつけないとか。他校のライバルに1位を明け渡すスランプ続きでも、これまで水泳にかけた時間を考えると水泳をやめたら世界が終わりそうで...
小学校最終学年で水泳エースの女の子。負けず嫌いの頑張り屋さんで、すべての生活時間を水泳に捧げてきた。試合が終わるまで揚げ物インスタント食品炭酸飲料に手をつけないとか。他校のライバルに1位を明け渡すスランプ続きでも、これまで水泳にかけた時間を考えると水泳をやめたら世界が終わりそうでひくにひけない。数えで13歳なのに思い詰めてしんどい場面もありますが、水泳部員、競泳から飛び込みに転向したお姉ちゃんなど、取り巻くキャラクターが主人公にないものを持っていて物語のパーツが埋まる展開でした。
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水泳に打ち込むカン・ナルは所属チームのエースだけど、ライバルのキム・チョヒにどうしても勝てない チョヒの手は長い、いやきっと水着に秘密があるんだ 悔しさで友だちにも家族にもあたってしまう 憧れだった姉さんのボドゥルが水泳から飛び込みに転向したことを認められない、幼なじみのスンナムにはひどいことを言ってしまった ある日、水泳部に入りたい転校生がやってくる 最初は関わらないようにしていたのだけど… 〇競泳に打ち込む女の子の話でした 自分で自分のストレスに負けてしまうことも 〇だれでも間違える 赦すことのあたたかさ 〇人間関係は韓流ドラマのよう! 〇お姉さんが魅力的
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韓国の話 見慣れない人物の名前や、ロッカーにトースト!?と最初はとまどった面もありましたが、スマホでのメッセージのやりとりなど現代的で、生き生きとした文章に引き込まれました。 カン・ナル、スンナム、テヤンの3人が公園で毎日宿題の月の観察をする場面。 「アプリで見ればわかるの...
韓国の話 見慣れない人物の名前や、ロッカーにトースト!?と最初はとまどった面もありましたが、スマホでのメッセージのやりとりなど現代的で、生き生きとした文章に引き込まれました。 カン・ナル、スンナム、テヤンの3人が公園で毎日宿題の月の観察をする場面。 「アプリで見ればわかるのに、なんでわざわざ見に行ってんの」 と友達。 でも、 「日に日に、夜の風が強まった。月も少しずつ変わった。きのうと同じ場所にあるようでも、西から東へと、少しずつ場所を変えた。形も上弦の月から満月になった。早起きして、泳いで、授業を受けて、また泳ぐ、という感じでくり返される毎日。ナルはそんな毎日にへとへとだった。なのに、目の前で何かが確実に変わっていくのを見ていると、心が少しなごむような気がした。もしかしたら、ナルが気づいていないだけで、たくさんのことが変わりつつあるのかもしれない。」 そして最後の大会の場面は、展開がスピーディーで、ライバルのチョヒがとてもかっこよかったです。 スポーツの話だけど、勉強にも当てはまることもあると思います。 小学校高学年におすすめ。
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頑張っているみんなに爽やかなエールを! 人生を泳ぐ小学生たちの物語。 読み終わってドキドキした。 主人公のカン・ナルは漢江小学校の6年生で水泳部のエースだ。 最近、ライバルのキム・チョヒに勝てない。 勝つことが全てなのに。 勝てなかったら一番じゃなかったら競泳をしている意味なん...
頑張っているみんなに爽やかなエールを! 人生を泳ぐ小学生たちの物語。 読み終わってドキドキした。 主人公のカン・ナルは漢江小学校の6年生で水泳部のエースだ。 最近、ライバルのキム・チョヒに勝てない。 勝つことが全てなのに。 勝てなかったら一番じゃなかったら競泳をしている意味なんてないとカン・ナルはずっと思っているし、だから大好きなお姉ちゃんのボドゥル姉さんが競泳をやめて、高飛込に転向したのが納得できそうでできないでいる。 韓国は中学生から部活がないのは、ちょっと驚いた。 日本はどちらかというと中学が部活動のピークな気がするから。 小6の途中でソウルに引っ越してきて水泳部のある漢江小学校を選んだチョン・テヤン。 カン・ナルと幼稚園からずっと一緒に育った水泳部部長のチ・スンナム。 漢江小学校水泳部が舞台だ。 読み終わって何でドキドキしたかというと、わたしは泳げないからというのもあるかも。 小中高校生とプールの時間が嫌で嫌で仕方なかった。 運動全部が苦手なわけではないけど、好きじゃなかったなーとあまり楽しい記憶はない。 でもカン・ナルの勝ちたいし一番になりたい気持ちはよくわかる。 他のことにも当てはまるから。 どんなに努力しても出来ていたことが出来なくなったり、反対に出来なかったことが出来るようになるものだ。 ストイックなまでに頑張るカン・ナルがだんだんライバルのキム・チョヒに勝てなくなってそれをキム・チョヒの新しい水着のせいにして、ついにはそれを盗んでしまう。 それがカン・ナルの心の闇。 ナルはどうしてお姉ちゃんが競泳をやめたかも本当は分かっていたし、自分がなんで水泳をしているのかも心のどこかではわかっていたんだと思う。 楽しくなくなったことを続けることは苦痛でしかないってこと。 苦痛になりかかっていたところに、カン・ナルと付き合っているチョン・テヤンがそんなカン・ナルのことをずっと味方だと手紙を書いた。 ナルが自分の味方でなくても僕は味方だよってすごい言葉だなーと、チョン・テヤンは素敵な子だなと心から思った。 どんなに頑張ってもなりたかった自分になれるかどうかは分からないけど、なにかを掴むことはできると思うし、この物語に生きているカン・ナルに心からエールを送りたくなった。 「カン・ナル、がんばれ!」と。 あと、絵がとても良いです。 水の音と塩素のにおいがしそうな美しい本でした。
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