Qrosの女 の商品レビュー
初めて読む作家さんでした。前半部分のバタバタした感じが断念しそうになったけど、後半からの展開は面白く読めました。いろいろ人の視点で書かれていて、その人の気持ちも分かって楽しめました。 芸能界って大変な世界だなと思いました。
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積ん読の渦の中から出てきた本(笑)なんかテレビドラマ化されるらしい。 読んでしまおうと手にとった 少し分厚かったが(笑) 登場人物それぞれの視点からのストーリー展開はなかなか面白くスピード感もあり、すんなり読み進められた。 栗山の妹、矢口の彼女ももっと知りたくなったけど。 最後、...
積ん読の渦の中から出てきた本(笑)なんかテレビドラマ化されるらしい。 読んでしまおうと手にとった 少し分厚かったが(笑) 登場人物それぞれの視点からのストーリー展開はなかなか面白くスピード感もあり、すんなり読み進められた。 栗山の妹、矢口の彼女ももっと知りたくなったけど。 最後、やられた感満載(笑)キュロスの女はおかまちゃんでしたに落ちついたところはなんとも痛快。 この作者の本は始めて グロじゃないやつがあればまた手にとるかな
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芸能事務所スマッシング・カンパニーに勤務する、極々普通の女の子 市瀬真澄 彼女は、タレントでもモデルでも無い、ましてや有名になる事すら望んでいない。 そんな内勤の彼女が、スポット的に所属タレントの撮影現場にマネージャーとして(人手不足による兼務)に同行してしまったが為に・・・ あ...
芸能事務所スマッシング・カンパニーに勤務する、極々普通の女の子 市瀬真澄 彼女は、タレントでもモデルでも無い、ましてや有名になる事すら望んでいない。 そんな内勤の彼女が、スポット的に所属タレントの撮影現場にマネージャーとして(人手不足による兼務)に同行してしまったが為に・・・ あれよあれよという間に、ファストファッションブランド『Qros(キュロス)』の最新CMに出演してしまい、運良く(本人にとっては運悪く)好評を博し、謎の『Qrosの女』として、テレビや週刊誌で取り沙汰される様になってしまう。 更に、ネットでは、プライベートを晒され、誹謗中傷とも取れる書き込みも増え始め、真澄は外出も躊躇われる程の精神的苦痛を受ける。 当初、取材対象としての興味で調べ始めた芸能記者、栗山孝治は真澄を助けるはめになっていくのだか・・・ この物語は、人間が人間に興味を持つという本能に根ざし、知りたいという強い欲望と知られたいという自己顕示欲、承認欲求への飢餓を登場人物を通して、自画像の如く見せてくれているのでは無いかと思います。(解説より引用) どんな物語を書いてもページ・ターナーとして、リーダビリティを遺憾無く発揮する誉田哲也氏。 誉田哲也氏の作品は、毎回楽しく読ませて貰います。(楽しく読ませられている?) 今回も時系列を並べ替えたり、視点人物を変えながらその人物像をあぶり出し、矢口(栗山の後輩記者)、保子(矢口の彼女?)志穂(栗山の妹)をコミック・リリーフとして要所、要所に配置して飽きのこない良作に仕立てあげてくださいました。 最後に昨今のネット社会の弊害でもある、誹謗中傷や無責任な書き込みによる精神的な暴力について、自身を鑑み、考えさせてくれる作品だと思います。
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誉田哲也という作家さんが気になる確定となった。 武士道シリーズにゾッコンの私、こんな作品もあるんだと!次は何!?とワクワク
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作風がそれぞれの登場人物の視点で書かれており、何となく湊かなえを思い出した。 スピード感もあり楽しく読めた。 栗山と志穂と真澄のやり取りも楽しそうで良かったが、最終章が印象的で読み応えを感じた。
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誉田哲也シリーズにしては、グロいシーンがほとんどなく、ライトなミステリーとして読むこと出来ました。ドラマにしてほしいです。
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