春夏秋冬代行者 夏の舞(下) の商品レビュー
「夏と黄昏と恋人の行進曲」 二人の足取りを辿る。 能力を持たないからこそ、自分たちの手で出来る最大限の武器を持った結果がこういう方法だったのだろうな。 「桜と蝶の哀歌」 どこか調子が悪いが。 色々と考えているからこそ、自分の気持ちよりも他のことを優先してしまい答えを出そうとして...
「夏と黄昏と恋人の行進曲」 二人の足取りを辿る。 能力を持たないからこそ、自分たちの手で出来る最大限の武器を持った結果がこういう方法だったのだろうな。 「桜と蝶の哀歌」 どこか調子が悪いが。 色々と考えているからこそ、自分の気持ちよりも他のことを優先してしまい答えを出そうとしてしまうのだろ。 「支配者の間奏曲」 暗殺を企てるものは。 現状に違和感を持っている人はいても、それが何なのか突き止めることが出来ない限り後手にまわるだろうな。 「春と冬の二重奏曲」 どうしても気になる。 本人以上に心の中を掻き乱されている様子ではあるが、それだけ想っている相手ならば素直に話せばいいだろ。 「狩りの前奏曲」 宣戦布告が書かれた。 一人しか代行者になることは許されないのだろうが、神が選んだことなのだから受け入れて考えるべきだろう。 「夜と狼の交響曲」 心を覆い尽くした事。 一つの出来事で全てが狂ってしまったのだから、何があっても傍を離れることなんてせずにいるべきだったろ。 「神様の子守唄」 足止めは意味なくて。 簡単には能力を使う事がないと考えているのだろうが、大切な人を護るためならば誰も躊躇することはないな。 「夏の恋の狂詩曲」 容赦のない態度には。 自分なりに必死にやってきたことだったからこそ、戻ってきた時に他の人がいたという現実が辛いのだろうな。 「四季と黄昏の讃歌」 本心を告げた後には。 互いに一方通行の想いだと思っていたからこそ隠していたが、口にしてしまっても変わらない関係だったな。
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みんなが幸せになれて良かったと、心の底から思います。 たったひとりの好いた女の子のために、全てを擲つ男達。本当にかっこよかったです。内容は和風ファンタジーですが、必ずしも私と無関係ではない部分があって置いてけぼりになることもなく楽しめました。 連理くんとあやめちゃんがちゃんと両思いになってくれて嬉しかったです。凍蝶にももっと頑張っていただいてですね、さくらちゃんを幸せにしてあげてほしいなと思います。 この残暑が続く毎日に辟易していましたが、私は今初めて夏を少し愛せた気がします。
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あやめと瑠璃が無事に結婚できて本当によかった!!!! 老獪亀の妨害、現人神としての役割等々、みんなそれぞれ困難に立ち向かい、幸せを勝ち取る姿がとてもかっこよかった! 春と冬の恋もどうなるのかな楽しみだ。
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春夏秋冬を司る現人神に加えて、朝と夜を統べる現人神が登場し進むファンタジー。 一時期ファンタジーって…大人になると入り込むのに時間がかかると思っていたのだけれど、私が言うこのファンタジーはコテコテの古典ファンタジー系でドワーフ、ゴブリン、ノームが登場するような作品。 現代系のフ...
春夏秋冬を司る現人神に加えて、朝と夜を統べる現人神が登場し進むファンタジー。 一時期ファンタジーって…大人になると入り込むのに時間がかかると思っていたのだけれど、私が言うこのファンタジーはコテコテの古典ファンタジー系でドワーフ、ゴブリン、ノームが登場するような作品。 現代系のファンタジーは未だすんなり世界観に入り込み読んでいる。 で、春夏秋冬代行者。 今回は双子の夏の代行者と夜の射手を中心に描いた物語。 運命に振り回される現人神達と彼らを守ろうとする人達。 自分の人生が自分だけのものではないとされ振り回され続けた上に、人のために尽くし続けることを望まれる現人神達… 物語の中の話だけれど、振り回され続けて尽くし続けて、なのに…ということは現実でもあるよな…なんてぼんやり思いながら読んだ。 小説の世界に浸り、楽しむひとときを過ごせて満足。
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天罰説を払拭するため、黄昏の射手、巫覡輝矢のもとへ四季の代行者が集結した。この巻では現人神周辺についても明かされる。輝矢の妻、透織子の自身の気持ちは語られていないが、家族の為にと嫁いできて制約を受けながらも頑張ってきたが、知らない間に兄が死んでいて、切れてしまったのだろう。慧剣も一緒で家族の為にと年齢を偽ってまで守り人に志願した。輝矢の愛情に触れて過ごしていたのに透織子への罪悪感から姿を消した。夏の里親は里親で抱えるものがある。全てを一言で括ってしまうのであれば、それは「親からの愛情」だろう。雛菊の異母兄、残雪は全てを俯瞰しながら影で操っている。全てが解決して、最後は葉桜姉妹の結婚式でフィナーレ。ある意味、大円団だろう。
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とても良かった。 こんなに心が満たされる作品に出会えて嬉しい。 激しい戦いに身を置きながらも彼らは恋をする。 現人神も人の子も、自分の大事な人のために戦って傷ついて泣いている。 それでも諦められない想いがある。 その強すぎる感情に感化されて、読み終わるまでに何度も泣いた。 このシ...
とても良かった。 こんなに心が満たされる作品に出会えて嬉しい。 激しい戦いに身を置きながらも彼らは恋をする。 現人神も人の子も、自分の大事な人のために戦って傷ついて泣いている。 それでも諦められない想いがある。 その強すぎる感情に感化されて、読み終わるまでに何度も泣いた。 このシリーズ好きすぎる。
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「天罰説」に端を発した諸々の事件がスカッと解決して良かった。『夏の舞』から登場した輝矢、雷鳥、連理のキャラクターがとても好きだったのでこれからもっと掘り下げて欲しい。登場人物全員に“強さ”と“優しさ”があり、魅力的なシリーズ
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読んでいると、いろんな感情が溢れ出てきて大変だったわ~(´ー`A;)でもハッピーエンドへ向かう下巻はキュンキュンが多かったかな(*^^*)夏だけでなく、他の代行者や護衛官達も幸せそうだ♪残雪と燕は気になるけれどね(゚A゚;)
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四季の現人神と朝夜を招く現人神がいる世界の話。終わりが来なければいいのにと思うくらい大変良かった。夏の代行者姉妹が大好きで最後思わず泣く。今作から出てきた夜を招くために毎日空に矢を放つ黄昏の射手陣営も当然好きやし、勿論他の四季達も好きやし、夏の婚約者達も好きやし、もれなく登場人物...
四季の現人神と朝夜を招く現人神がいる世界の話。終わりが来なければいいのにと思うくらい大変良かった。夏の代行者姉妹が大好きで最後思わず泣く。今作から出てきた夜を招くために毎日空に矢を放つ黄昏の射手陣営も当然好きやし、勿論他の四季達も好きやし、夏の婚約者達も好きやし、もれなく登場人物全員好きになる。
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なかなか読み応えがあり、毎回どこかで泣いてしまう。でも今回のエンディングは幸せに終わってホっとしている。
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