1,800円以上の注文で送料無料

ナゾトキ・ジパング の商品レビュー

3.6

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/10/30

とある大学の3回生、長瀬秀次は成績はイマイチで留年も確定しているが学生寮の代表として人望はある。そんな彼がアメリカからの留学生で、日本文化をこよなく愛するケビンの世話を任されてしまう。 秀次とケビンが周囲で起こる殺人事件に首を突っ込んでは解決(主にケビンが)してしまう連作短編集...

とある大学の3回生、長瀬秀次は成績はイマイチで留年も確定しているが学生寮の代表として人望はある。そんな彼がアメリカからの留学生で、日本文化をこよなく愛するケビンの世話を任されてしまう。 秀次とケビンが周囲で起こる殺人事件に首を突っ込んでは解決(主にケビンが)してしまう連作短編集。 コテコテの日本フリークなケビンや、エセアメリカンなノリの田中刑事など登場人物のキャラが濃くてコミカルな雰囲気ではあるけど、事件のトリックはしっかりしていて謎解きとしての手応えはちゃんと感じられる。 謎解きをしながら日本の文化についても勉強できてしまう一冊(笑 What a Japanese!

Posted byブクログ

2023/09/21

とても読みやすい短編集。ものすごく凝ったトリックはないし、びっくりするような犯人がいるわけでもない。でも日本大好きなケビンと一緒に日本のいいところをちょっと思い出せる…のかな?妙な女性の刑事とおしゃべりな部下っていうテンプレな捕り方はあまり好きじゃなかったかも。

Posted byブクログ

2023/09/13

刃傷(にんじょう): 刃物で人を傷つけること。「松の廊下の刃傷」 匕首(あいくち):鍔のない短刀 立哨(りっしょう): 兵などが、一定の場所に立って警戒・監視の任に当たること 慇懃「いんぎん」: 人に接する物腰が丁寧で礼儀正しいこと。 東京のミステリーサーカスに行った際に店員のお...

刃傷(にんじょう): 刃物で人を傷つけること。「松の廊下の刃傷」 匕首(あいくち):鍔のない短刀 立哨(りっしょう): 兵などが、一定の場所に立って警戒・監視の任に当たること 慇懃「いんぎん」: 人に接する物腰が丁寧で礼儀正しいこと。 東京のミステリーサーカスに行った際に店員のおすすめ棚にあったことから手にした本。 地理的な要素で謎が理解しにくいのかと最初は思っていたが、謎自体の要素が日本の文化に関して専門的が理由のよう。もう少し自分の知識が追いついていたらより楽しめるのだろうな。

Posted byブクログ

2023/07/23

留学生が探偵という設定以外は特に意外性は無い気がします。 それなりに面白く読み易いので続きがあれば読みたいですね。

Posted byブクログ

2023/06/30

日本にやってきた青年ケビン。彼は根っからの日本通にして日本狂だった。そんな彼が遭遇する様々な事件の数々とは。 堪能した。一編に収められている作品一つ一つはライトながら読み応えがあるし、何と言っても大学時代に青春といった青年たちを正面から描いていて好感が持てる。謎解きはじっくりと、...

日本にやってきた青年ケビン。彼は根っからの日本通にして日本狂だった。そんな彼が遭遇する様々な事件の数々とは。 堪能した。一編に収められている作品一つ一つはライトながら読み応えがあるし、何と言っても大学時代に青春といった青年たちを正面から描いていて好感が持てる。謎解きはじっくりと、青春は跳ねるように楽しく、この二つをよく描いた秀作だ。

Posted byブクログ

2023/05/18

 日本文化をモチーフに外国人留学生が探偵役となる連作短編集。  キャラクターの造形が極端過ぎて、感情移入できなかった。  謎解きも強引な物理トリックが多くて、イマイチ。

Posted byブクログ

2023/03/31

寮生に人望あれど成績不良なヒデと日本大好き留学生ケビン(と愉快な寮生)の謎解き連作短編集。 コメディタッチかつ、さっくり読める。面白かった。ただの駄目大学生かと思いきやヒデもなかなかやるじゃない。5話+αのうち、SUKIYAKIが一番好きなお話でした。

Posted byブクログ

2023/02/28

ライトミステリー。特にトリックに斬新さはなかったが日本好きな外国人が推理すると言うところが目新しいかも。電車の中でサクッとよめた。

Posted byブクログ

2023/02/18

「SAKURA」「FUJISAN」「CHA」「SUKIYAKI」「KYOTO」5話収録の連作短編集。 コミカル謎解きミステリーといった趣。 精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次の部屋に割り当てられたのは、アメリカからの留学生・ケビン・マクリーガル。 ニッポン大...

「SAKURA」「FUJISAN」「CHA」「SUKIYAKI」「KYOTO」5話収録の連作短編集。 コミカル謎解きミステリーといった趣。 精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次の部屋に割り当てられたのは、アメリカからの留学生・ケビン・マクリーガル。 ニッポン大好きなケビンと秀次がコンビとなって次々と起きる事件の謎を解明していく。 面白いのは、どの物語にも日本文化が絡んでいる事。 ケビンの鋭い洞察力の根底に日本愛が感じられて、なんだか嬉しくなって来る。 絶妙な言い間違いもご愛敬。ケビン君、サイコウデース。

Posted byブクログ

2023/02/01

登場人物がコミカルに描かれていてキャラが立っており、漫画・アニメのような映像で脳内では再生されました。 内容はライトでスルスル入ってきやすく、短編集のようなつくりなのでミステリー初心者には程よい導入になりました。軽く緩く読みたい方にオススメします。

Posted byブクログ