フールナイト(4) の商品レビュー
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【あらすじ】 ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。植物が枯れ酸素も薄くなった世界。しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。そんな世界で貧困に喘ぐトーシローもまた、霊花になることを選ぶ。霊花になるまでの時間を豊かに生きようと、もがくトーシロー。そんなトーシローの前に、完全に「霊花」となっても動き回るアイヴィーが現れたことで、トーシローの環境は一変する…… ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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4巻を読了。。うううううツラい、世界観がツラい。 でもマジで現実にもありそうな格差社会の厳しさ。様々な思惑の交差。
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アキラの、太陽の下にいる夢……夏だ。涙するのも頷ける。アキラもなんか抱えてるのかな、叶野さん何者だろう。 アイヴィー出現から方向性変わってきたけど目が離せないのは変わらず。 この世界で、人間のまま生きるか人間であることを捨てて生きるのか…という問いより、社会の暗部との闘いみたいになってしまったな。 暗部の悲惨さがもの凄い。「人造家具ビジネス」も相当だったけど「農園」。。パレードの山車も、綺麗に飾ってるようで裏側トタンなのハリボテ感とてもありました。筍やトウモロコシっぽい人いるなぁ。 貧困街、一度堕ちたら這い上がれそうにない。3巻の冒頭のひよこ蒸し親子みたいに都市部から転落した人もいれば、貧困街で生まれた人もいる。でもヨミコやトーシローが小学生のときの描写では転花途中の人も通学路に居た気がするけど、10年くらいの間に社会が変化したのかなぁ。見ていたくないものは貧困街に追いやっておこうという方向へと。それも闇です。
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通俗リベラル 1巻はよかったのだが、集会やデモ、貧困が出てきたあたりからだんだん描写が通俗的なリベラルに陥ってゐるやうなのであまりよくない。このままでは凡庸な結末に向ふのではないか。
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