やさしさのスイッチ 新時代のリーダー論 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
人に受け入れてもらいたい、という欲望は誰にでもあるが、受け入れられないことから自暴自棄になることは、「わたし」をさらに傷つけるとともに、「わたし」を大切に思う周りの人達も傷つけてしまう。 「わたし」は私のものだけでなく、「わたし」を大切に思う周りの人たちのものでもある。 人が幸せを感じられるのは、すべての問題が解決したときではなく、さまざまな問題を抱えながらも、前に進み続ける覚悟ができた時かもしれない。 ひどい奴だと思っている人も、誰かにとっては大切な存在。それに気づいたとき、人はとても謙虚な気持ちになる。 失う前に、大切な存在のかけがえのなさに気づいてほしい。その存在が当たり前ではないことに、永遠ではないことに気づけば、あなたは自然に優しくなっている。 わかり合えることを諦めない。 すべての人の心にあるやさしさを信じ、語りかけることを諦めない。 すべての人が幸せになる日を祈ろう。
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