秘密の大作戦!フードバンクどろぼうをつかまえろ! の商品レビュー
フードバンクとは何か、何のためにあるのか、誰のためにあるのか、私たちに何ができるのか、 子どもにもよくわかるように書かれている。 日本でも7人に1人が貧困でちゃんとご飯が食べられていない・・・
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フードバンクのお世話になっているイギリス人の男の子が主人公の話 児童書でわかりやすかったが、もうちょっと主人公の家族の背景やイギリスのフードバンク事情などが物語で描かれていたらと思った。
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現代における子どもの貧困や、フードバンクについて知るために良い話だった。中学年向けの児童書なので、雰囲気としては明るいし、どろぼうをつかまえるというワクワクする要素もある。子どもにも重すぎないストーリーなので、読みやすくておすすめしやすいと感じた。
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R5 小学中学年課題図書 日本であまりまだ広まっていない フードバンクのお話 スーパーにあるフードバンクに寄付した食料が奪われる ただ泥棒を捕まえる時に食べ物を粗末にしちゃダメって思った笑
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フードバンクというものがある事さえ知らず、気軽な気持ちで寄付したりそんな事も少ない自分。はじめは、フードバンクでどろぼうをするなんて下劣な人たちだと思ったし、彼らをやっつけたネルソン達の行動にも胸がスカッとした。だけど、作者はただ物語をおもしろく感じてもらいたかったわけじゃ無いの...
フードバンクというものがある事さえ知らず、気軽な気持ちで寄付したりそんな事も少ない自分。はじめは、フードバンクでどろぼうをするなんて下劣な人たちだと思ったし、彼らをやっつけたネルソン達の行動にも胸がスカッとした。だけど、作者はただ物語をおもしろく感じてもらいたかったわけじゃ無いのだろう。フードバンクという存在やそれに代わるような取り組みがあること、そして、それを本当に必要としている子ども達がいるということ。ネルソンの友達のクリシュやハリエット(またその家族)のように、貧困で困っている周りの人に対して、対等にしかも温かく接する事の大切さを教えてもらった。貧困は、本人の問題ではなく、社会全体で考え、解決すべき問題なのだ。社会で成功していることとその人となりは一致しない。そんなあたりまえの事も、SNSばかり見てたら忘れてしまいそうになる。どんな立場の方にも対等に接する事ができる人でありたい。そして、自分の周りで困っている人に当たり前に手を差し伸べる人でいたい。 子どもの読書感想文の本のひとつに取り上げてもらえて、この本を読めてよかった。
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後半涙出てしまった。 フードバンクってワード自体全然知らなくて、すごく沁みた。子供達だけで泥棒をどうにかしようと、奮闘していくシーンは純粋にグッと来た。 物語は海外だけど、ラスト日本の現状のフードバンク事情が知れたのが良かった。もっと知りたくて、インターネットで検索しました。 ...
後半涙出てしまった。 フードバンクってワード自体全然知らなくて、すごく沁みた。子供達だけで泥棒をどうにかしようと、奮闘していくシーンは純粋にグッと来た。 物語は海外だけど、ラスト日本の現状のフードバンク事情が知れたのが良かった。もっと知りたくて、インターネットで検索しました。 お腹すいたのを紛らわすために、お母さんが子供のために考えたゲームが悲しすぎて… 日本や世界でも物価高騰のために、まともに3食取れない家庭が増えている。特に片親家庭…のイメージ。今ちょうど夏休みだし給食なくなると、子供達がちゃんとご飯食べれるか心配だな。 読んでからコンビニでフードロスをなくすために、カゴを設置しているのが目につくようになった。 まずは自分にできる手助けからしていきたいと思います。
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イギリスの児童書です。フードバンクの切実さやシステムに多少の違いはありますが、日本での状況が最後に分かりやすく説明されており、フードバンクや貧困について、正しく理解できる本だなと思いました。 フードバンク泥棒を登場させ、それを捕まえることで、かわいそうな話で終わらず、ストーリーと...
イギリスの児童書です。フードバンクの切実さやシステムに多少の違いはありますが、日本での状況が最後に分かりやすく説明されており、フードバンクや貧困について、正しく理解できる本だなと思いました。 フードバンク泥棒を登場させ、それを捕まえることで、かわいそうな話で終わらず、ストーリーとしても、楽しく読めました。 貧困を知られたくない子どもたちの気持ち。 友達の貧困を知り、同情ではなく友情をもって接する子どもたちの気持ち。 子どもたちの気持ちを尊重する大人たちの気持ち。 それぞれの気持ちがきちんと描かれているのも良かったです。
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R5年度読書感想文課題図書・中学年 ぼくの家はちょっとお金がない。だから給料日前になると食料が不安になってくるんだ。ぼくと妹はいつもはらぺこさ。 そんなうちの家族の力強い味方がフードバンク。そこでもらってくる食料品が我が家の命綱なんだけど、あれ?フードバンクの食料がすごく少ない。...
R5年度読書感想文課題図書・中学年 ぼくの家はちょっとお金がない。だから給料日前になると食料が不安になってくるんだ。ぼくと妹はいつもはらぺこさ。 そんなうちの家族の力強い味方がフードバンク。そこでもらってくる食料品が我が家の命綱なんだけど、あれ?フードバンクの食料がすごく少ない。えっ?どろぼうが盗んでるんだって?これは「うえじに」の危機だ。絶対にぼくたちでどろぼうをつかまえてやるんだ。 日本ではまだなじみの薄いフードバンクのシステムが理解できるのと、お金がなくて食料にも困るという生活を共感を持って読める良い本でした。多分イギリスのお話なのですが、お母さんがきちんと病院で働いているのに生活費に困るというのは日本と感覚が違いますね。日本だと、ギリギリ食事はできそう。洋服など買い物や旅行などはできないかもしれませんが・・・。
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どうしても母親目線で見てしまい切なくなってしまいますが良いお話でした。フードバンクは日本でも少しづつ広がっていると思います。不定期ですが私の住んでいる地域でもあるようです。まずは知ることからですね。子どもは飢えず健やかに育ってほしいものです。
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んで、イギリスの貧困層の現状に衝撃を受けたのを思い出しました。 『ぼくは…』は小学生には難解な部分が多いかなと感じましたが、本作は平易な語彙かつライトな筆致で、イギリスの貧困を描いています。 中学年の読書感想文向けにしてはなかな...
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んで、イギリスの貧困層の現状に衝撃を受けたのを思い出しました。 『ぼくは…』は小学生には難解な部分が多いかなと感じましたが、本作は平易な語彙かつライトな筆致で、イギリスの貧困を描いています。 中学年の読書感想文向けにしてはなかなかの内容やけど、SDGs学習始まってる年やもんな…と思いつつ読みました。 最後のサッカー選手登場はうまくいきすぎなような気がしましたが、あとがきを読んで実際に活動されているマンチェスターユナイテッドの選手がモデルということで、腑に落ちました。 933に分類されていますが、半分ノンフィクションのような気もしました。 読書感想文を書くとするならば、日本の取り組み…地域の子ども食堂の活動に目を向けてみるとか…(感想文というか調べ学習になりそうですが) イギリスの経済や雇用についても気になりました。お母さんが看護師として一生懸命働いているにも関わらず今日食べるものに困るって、どういう状況?と… とにかく、他国はもちろん、日本にもお腹を空かせている子どもがたくさんいるという現実…。自分にできることをしていこうと思いました。
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