傷 の商品レビュー
みんみんさんの推しの一冊です。 【弱き者を情けで支える元南町奉行所同心の隠居・森口慶次郎のお江戸事件簿。累計100万部超の大人気シリーズ新装版】 お江戸人情話。 連作短編11篇。 激しい展開はなく、すうって始まってすんって終わる静かな物語。 やさしい和食ってイメージかな。...
みんみんさんの推しの一冊です。 【弱き者を情けで支える元南町奉行所同心の隠居・森口慶次郎のお江戸事件簿。累計100万部超の大人気シリーズ新装版】 お江戸人情話。 連作短編11篇。 激しい展開はなく、すうって始まってすんって終わる静かな物語。 やさしい和食ってイメージかな。 仏の、と二つ名を持つ主人公の元同心森口慶次郎は事件を未然に防いでしまう。大きくさせない。 なので必然的にドカーンとがビカビカーンみたいな派手な展開はありません。 すんって収めてしまいます。 地味だけど優しい物語。 それを好むかどうかで評価が分かれるでしょう。 あと、主人公を含む登場人物たちを気に入るかどうか。 私はだめでしたね~。 え? これで終わりなの? なんで野放しにしちゃうの? そいつらの肩を持つ? そんな感想をいちいち持ってしまう。 つまり体に優しそうな薄味和食より、ゴテゴテしたビフテキやハンバーグや焼き肉が好きなんだろうな。まだお子様舌だから。 人情話ならば山本周五郎さんの「赤ひげ診療譚」か、宮部みゆきさんの「ぼんくら」とか「日暮らし」のほうが好みかな。 宮部みゆきさんの方はたぶん読んでいるけど完全に忘れているので(笑)本棚にも入れてませーん。 好きな人にはごめんなさいm(__)m
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以前このシリーズは全て読み終えていたが、手元になく復刊という事で購入してしまった(〃ω〃) 「その夜の雪」 このシリーズの始まりとなった慶次郎の辛い過去である娘の自害、仏と呼ばれた同心が復讐の鬼になる… この中編の後、三年後から始まる小編5作なのだが どれも優しい作品で読むと...
以前このシリーズは全て読み終えていたが、手元になく復刊という事で購入してしまった(〃ω〃) 「その夜の雪」 このシリーズの始まりとなった慶次郎の辛い過去である娘の自害、仏と呼ばれた同心が復讐の鬼になる… この中編の後、三年後から始まる小編5作なのだが どれも優しい作品で読むと心が温まります(^ ^) 根岸で暮らしを共にする「佐七」 昔の手下「辰吉」 亡き娘の許嫁で養子となった「晃之助」 掴んだネタで商家を強請る岡っ引「吉次」 味のある脇役が登場し、小さな事件に花を添え、慶次郎の粋な決着が素敵です(〃ω〃)
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