シュンペーター 資本主義の先を予言した史上最高の経済学者 の商品レビュー
ちょっと余白が多くて、小さいサイズでも良かったのでは?と思う本だった。内容も軽めで、とても分かりやすくシュンペーターの考えを説明している。シュンペーターの著作はほんとうに読みづらい印象しかないので、それと対比させたのだろうか? イノベーションが新発明やアイデアではなく、社会実装...
ちょっと余白が多くて、小さいサイズでも良かったのでは?と思う本だった。内容も軽めで、とても分かりやすくシュンペーターの考えを説明している。シュンペーターの著作はほんとうに読みづらい印象しかないので、それと対比させたのだろうか? イノベーションが新発明やアイデアではなく、社会実装ということが何度も強調されている。また、イノベーションの考えを補足するための実業家や他の学者の考えや参考図書情報が多く掲載されており、それらも読んでみたくなった。
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会社で信頼のおける上司からシュンペーターの紹介があったため購読を決意。ページ数は多いが分かりやすく内容展開しており、非常に読みやすかった。 経済発展するためにはイノベーションが必須となり、そのためには既存の高いレベルの事業を組み合わせる新結合が重要となることが良く理解出来た。日本...
会社で信頼のおける上司からシュンペーターの紹介があったため購読を決意。ページ数は多いが分かりやすく内容展開しており、非常に読みやすかった。 経済発展するためにはイノベーションが必須となり、そのためには既存の高いレベルの事業を組み合わせる新結合が重要となることが良く理解出来た。日本企業が縋りがちな両利きの経営に警鐘を鳴らすなど興味深い内容であった。
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本は厚く,内容は薄い。経営系の書籍はそれほど読んだことはないが,この本はほぼ精神論。シュンペーターをテーマとしているはずが,めっちゃ薄い理論のように見えてしまう。きっとシュンペーターはもっと理論的に論じているのではないか?
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世界の経済界を代表する4人のうちの一人と言う。(あとはアダム・スミス、カール・マルクス、ジョン・メナード・ケインズ)これは知らなかった。 29歳の時に「イノベーション」と言う概念を初めて世に問い、「イノベーションの父」と呼ばれる。 彼は、アイデアはただのゴミで、それより既にある...
世界の経済界を代表する4人のうちの一人と言う。(あとはアダム・スミス、カール・マルクス、ジョン・メナード・ケインズ)これは知らなかった。 29歳の時に「イノベーション」と言う概念を初めて世に問い、「イノベーションの父」と呼ばれる。 彼は、アイデアはただのゴミで、それより既にあるものを組み合わせることこそ大切で、イノベーションこそが資本主義の本質だと言う。 0→1ではなく、1→10そして100へとスケールすることが重要だと。 彼は異端の学者だったが、彼の価値を再発見したのは、かのピーター・ドラッカー。 シュンペーターの思想の最大の特徴は、時間軸を10~50年スパンでとることで経済を波動として捉えた。 真のイノベーターは、外部で何の変化が無くても自らを変え外部に働きかけ、志を高く掲げ、あらゆる可能性を視野に入れ、実際に行動に移す。そして自らの思いを顧客にしっかりと伝えることが大切だ とした。 この書を読んでも、私のような凡人にはイノベーションが生まれるとは全く思えないが、これから起業家(アントレプレナー)を目指す人にとっては、参考になるかもしれない。
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2023年36冊目。満足度★★★☆☆ 著名な経済学者シュンペーターについて、大学教授が解説した本 わかりやすく説明しようという意欲は伝わるが、著者の考えがあまりにも多く入り込んでいるため、読んでいて逆にスッキリしなかった。
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イノベーションという言葉の生みの親とも言えそうな シュンペーターについて知りたくてこの本を読んでみました。 本家本元のシュンペーターの本はちょっと難しそう…と日和ったので、 まずは読みやすそうなこっちの本から。 シュンペーターの難しそうな理論に対して、 著者が分かりやすく解説し...
イノベーションという言葉の生みの親とも言えそうな シュンペーターについて知りたくてこの本を読んでみました。 本家本元のシュンペーターの本はちょっと難しそう…と日和ったので、 まずは読みやすそうなこっちの本から。 シュンペーターの難しそうな理論に対して、 著者が分かりやすく解説してくれている点では、 この本に一定の価値があると言えます。 一方、著者の思いや主観がふんだんに盛り込まれていて、 それがこの本を面白くもしていることは認めますが、 個人的には必要なかったかな、という印象。 若干、両利きの経営に対して、 誤解をしているようにも見えましたし(自分の歪曲理解?)。 もし、シュンペーターの理論に付け加えることがあるとすれば、 著者の華々しいキャリアの中で、シュンペーターの理論に基づいて、 イノベーションを起こした事例をたくさん載せればよかったのに。 ベストプラクティスが得意なマッキンゼーで イノベーションが起こる気配を感じませんでしたが(これも一種の歪曲理解?)、 著者の解説からはあまり著者自身が イノベーションを起こした匂いは感じなかったです。。 でも、シュンペーターについて理解するエントリーの書籍としては、 とてもよい一冊だと思います。
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均衡・脱成長主義は現実から目を背けた快楽主義でリスクでしかない。今こそ立ち上がり、行動する人になろう。 以下メモ ・資本主義の本質はイノベーションであり、イノベーションによって生産性・創造性を飛躍的に高め、利潤の再投資を促す。 ・イノベーションとは内発的な活動であり、アン...
均衡・脱成長主義は現実から目を背けた快楽主義でリスクでしかない。今こそ立ち上がり、行動する人になろう。 以下メモ ・資本主義の本質はイノベーションであり、イノベーションによって生産性・創造性を飛躍的に高め、利潤の再投資を促す。 ・イノベーションとは内発的な活動であり、アントレプレナーは既存のものを組み合わせて筋の良い事業を創ることで創造的破壊を起こす。ただし0→1には価値がなく、真に重要なのはスケールと社内実装である。 ・創造的破壊とは既存の秩序を破壊し、自社が保有する資産を取り出して組み換えること。(=新結合) 新結合は、異と異の融合でしか生まれない。 ・目指すべきはマーケットアウト。需要・市場を創り出す力。
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シュンペーターについて平易な文体、深い内容 「イノベーション」新結合 アイデア・創意工夫→実行が何より大事 ①自ら行動 環境に働きかけ、環境を変える ②リスクを取る アントリプレナー 日本人好み ドラッカー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アイデアなんてただのゴミ!それより、既にあるものを組み合わせることの方が、桁違いに大きなものを生み出せる!iPhoneがその好例。 両利きの経営なんて時代遅れ!足元を見て、イノベーションを起こせ! 0→1が開発、1→10がマネタイズ、10→100がスケール化。0→1のアイデアは、奇抜な発明家や星屑ほどあるスタートアップに任せておけば良い!マネタイズ、スケール化が、本当のアントレプレナーの腕の見せ所! 最後の「もしシュンペーターが現代日本に現れたら」が、秀逸。 新しい資本主義?新しい社会主義を検討したら?志本主義なら、機能するかも? ウェルビーイングなんて見果てぬ夢だ! パーパス経営なんて、きれいごと。イノベーションが必須! 両利きなんて無理!本業のど真ん中で、創造的破壊をしないと、スケールしない! オープンイノベーション?そんなことでイノベーションは不可能。信頼に基づくクローズな関係が必須! ダイバーシティなんて既にある。インクルージョンが大切。異質な才能がワンチームとなって初めて新結合が生まれる!
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0→1よりも1→10→100にスケールさせるところがイノベーションの本質。既存事業を破壊するような大きな事業創造を狙うべき。 イノベーションはまずは企業の内側から生じる活動。マーケットアウト。
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