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磯崎寛也(著者),伊藤公象(絵)
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『ソラリス(足摺岬にて)』 午後4時10分 海の上の太陽が 僕の松果体(しょうかたい)の 高さになる 煌(きらめ)く 黄金の糸が 冷えた体を 柔らかく 包み込む 僕は糸を編む いつしか 夜の帳(とばり)が降り 漆黒の闇の中に ソラリスが 現れる …
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