歴史の予兆を読む の商品レビュー
政治や思想とは無関係の「常識の目(歴史の目)」で突き放さなければ、天皇制も民主主義も危ないという保阪氏の発言は学者ではない歴史作家ならではという印象。肯定はしないが。 その他、保阪氏による昭和史の小ネタは知らない事もあって参考になる部分はあるものの、そもそも対談相手が池上彰では釣...
政治や思想とは無関係の「常識の目(歴史の目)」で突き放さなければ、天皇制も民主主義も危ないという保阪氏の発言は学者ではない歴史作家ならではという印象。肯定はしないが。 その他、保阪氏による昭和史の小ネタは知らない事もあって参考になる部分はあるものの、そもそも対談相手が池上彰では釣り合わないというか、話がかみ合ってない。まだTV番組で共演していた関口宏の方がマシだったかも。あまり期待はしていなかったが、予想通りだった。
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ウクライナ戦争、帝国主義の動き、気候変動、社会変革など、現代社会が抱える問題を、歴史から学ぶ姿勢で読み解こうとする対談。今は大きな変換点にあることを感じるが、お二人が指摘されているように、もっともっと日常的に、ファクトに基づいた議論が、普通に行われる社会であることがまずは大切だと...
ウクライナ戦争、帝国主義の動き、気候変動、社会変革など、現代社会が抱える問題を、歴史から学ぶ姿勢で読み解こうとする対談。今は大きな変換点にあることを感じるが、お二人が指摘されているように、もっともっと日常的に、ファクトに基づいた議論が、普通に行われる社会であることがまずは大切だと思う。
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逃げ切れる世代と、逃げ切れない世代。 本書内で登場するのですが、 私はちょうど間ぐらいかもしれません。 いまの20代以下は本書の中の「逃げ切れない世代」だし、 池上さんたち60代以上は「逃げ切れる世代」なんでしょう。 年金制度だって、何十年も前からお金を徴収していたはずなの...
逃げ切れる世代と、逃げ切れない世代。 本書内で登場するのですが、 私はちょうど間ぐらいかもしれません。 いまの20代以下は本書の中の「逃げ切れない世代」だし、 池上さんたち60代以上は「逃げ切れる世代」なんでしょう。 年金制度だって、何十年も前からお金を徴収していたはずなのに、なぜ今になって財源足りませんとなるのか。 戦争だって、今更する必要あるのか。 日本は敗戦国として覚悟をもって主体的になれているのか。 鬼滅の刃の話題は、ちょっと飛躍しすぎでしょと思いましたが。苦笑 たくさんの頭が良い人たちが考えてつないできたはずのものが、結局すべて詰んで破綻を迎えるって。 振り返れば分岐点、潮目が変わった時期があるようですが。 せめて知ろうとする姿勢だけは持ち続けたいと思います。
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今まで読んだ池上さんの本の中では一番難しかった。ただ一般的には普通の難易度の内容。 池上さんのちょっと硬派な持論を垣間見た感がある。 ちょっと片方に偏りすぎるような気もするけど。
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ウクライナ戦争は、第三次世界大戦勃発の「序章」か? 貧困と格差拡大、気候変動、政治リーダーの劣化、ポピュリズムの拡散と社会の分断・・・世界が混沌の度を深めるいま、直面する様々な危機は、いつから始まり、どんな悲劇をもたらすのか? 池上彰氏と保坂正康氏の二大ジャ-ナリストが、...
ウクライナ戦争は、第三次世界大戦勃発の「序章」か? 貧困と格差拡大、気候変動、政治リーダーの劣化、ポピュリズムの拡散と社会の分断・・・世界が混沌の度を深めるいま、直面する様々な危機は、いつから始まり、どんな悲劇をもたらすのか? 池上彰氏と保坂正康氏の二大ジャ-ナリストが、歴史の流れが変わった分岐点の「予兆」をつかみ、日本の行く末を見つめた、コロナ禍でのリモ-ト対談集。▷プ-チン暴挙の三大要因①KGB出身者の歪んだ国家主義②東西冷戦時代のソ連邦の威信と国力のノスタルジ-③民主主義への不信感。
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保坂さんという人と池上さんのお陰で、軍事や環境、日本の近代、そして変わらないことばかりながらそれでも少しずつ変わってきた日本の現代について、現状認識は少しだけどできたように思う。でも、タイトルにあるような歴史の予兆を読めるまでに至ったかというと、まだまだだな。 この本を入門書のよ...
保坂さんという人と池上さんのお陰で、軍事や環境、日本の近代、そして変わらないことばかりながらそれでも少しずつ変わってきた日本の現代について、現状認識は少しだけどできたように思う。でも、タイトルにあるような歴史の予兆を読めるまでに至ったかというと、まだまだだな。 この本を入門書のように考えて、各論を掘り下げていかないと、もしくはこの二人の著書を少し読み込んでみるとかすると、少なくともこの二人何考えていることが見えてくるのかもしれない。
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リーダーを作る仕組みができているのはイギリス。そして、時代の転換期には、傑出したリーダーが出てくるもの。 コロナ時代でいえば、台湾、ドイツ、ニュージーランドの女性トップ。戦争の時代からみんなで課題解決の時代へ。 歴史の転換期の真っ只中なのかもしれませんね。
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近現代史の大家 保阪氏と幅広い知識を持った池上氏の対談内容が深く新事実を知ることが出来た。 昔から言われてきた「歴史に学ぶ」重要性が殊更ましてきている現代。これからの道標となる本だと私は思う。
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