スモークブルーの雨のち晴れ(1) の商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

元、MRの吾妻朔太郎は、ライバルMRだった久慈静が仕事をやめてから、自分も辞めて、フラフラしていた。 あるとき男に薬をもられてお持ち帰りされそうになったのをたすけてくれたのが、久慈との再会だった。 久慈はどこかのMRか優秀営業として働いているとおもいきや、主に医療系の翻訳家になっていた「家でできる仕事」として選んだらしい。 そして「暇なら手伝って」と言われてバイトすることになった。 実はこの二人、久慈がMR最後の日に寝たことがある。 それをなかったことにしつつ、でもちょっと意識もしつつ、 もうライバルでもなんでもないし・・・ な、感じがものすごい色っぽいんだよね~ 年齢はアラフォーなので、若者特有のきゃぴきゃぴとかはないんだけど、静かな色気がとてもよい。 エッチシーンも激しくもあり、エロもあるけど、なんとなくそれだけじゃない感じ? なんだろ・・・ぎゅっとなる感じ。「切ない」に一番近い? 久慈の家は実家で、古い日本家屋。その縁側でアイスたべたり煙草を吸ったり、キスをしたり。 古い記憶をたどったり・・(二人とも父親が厳格だった) その時間がただ、愛おしい。

Posted byブクログ

2024/10/30

☆4.0 2巻まで読んだ。未完結。 大人のいいところ悪いところ、ずるいところも全部感じられる作品。 ストーリーも面白いけど、汗ばむような気温とか湿気を感じられる描写がとても良い。 残念なのは電子の大きな白抜き修正・・・。KADOKAWAは毛もダメなんだっけ? 電子シーモア...

☆4.0 2巻まで読んだ。未完結。 大人のいいところ悪いところ、ずるいところも全部感じられる作品。 ストーリーも面白いけど、汗ばむような気温とか湿気を感じられる描写がとても良い。 残念なのは電子の大きな白抜き修正・・・。KADOKAWAは毛もダメなんだっけ? 電子シーモア ライトセーバー(大きめ白抜き)

Posted byブクログ

2023/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連載を読んで好きになって、待望のコミックスが出て買おうと思ってたけど本屋さんに行くのがまん出来なくて電子で購入。 ようやくコミックス版を手にしたのでこちらにも改めて感想を。 電子では見落としていた、お父さんが大学に行くとき靴下の中にズボンの裾が入っているという細かいところまで表現しているの見て涙が出そうになった。 介護用品を押し入れに入れっぱなしにしていたことに「押しこんじゃってて悪かったな」と言う久慈くんの優しさ、久慈くんの変化に気づいて「忘れものをした」とうそをついて家に戻る吾妻くんの優しさ、その優しさに対し「落ち込んでるかな」と素直に応えられた久慈くんがいとおしい。 電子の感想にも書いたけど、「久慈の髪がおれの顔にかかるのすき」ってセリフが本当に好き!!! 今後のストーリーが楽しみで、更新されてないかなあと定期的に見に行ってます!

Posted byブクログ

2022/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読み作家さん。 もともと同じ職場でMRとして働いていた現翻訳家の久慈と現無職の吾妻。8年ぶりに再会した38歳、大人なふたりの、心の交流。 ずっと仕事に対する情熱を失っていた吾妻に新しい道を提供する久慈も、落ち込む久慈に言葉を重ねるでなく身体を重ねる吾妻も、ふたりとも、すごくやさしい。 ふたりの父親のエピソードもそれぞれぐっと来ました。 吾妻の方は、幼かった自分にはいい父親だったのに、姉や母にとってはすこし面倒なひとだった、というエピソード。 久慈の方は、それほど円満ではなかった父の晩年に、翻訳を学びながら、そして少しずつ認知症を患っていく姿に苦悩しながらも寄り添っていた、というエピソード。 人生きれいごとだけじゃないのだと、あの数ページで納得させてしまう作者さんの力量に圧倒されてしまいました。 まだ恋ではないけれど、吾妻と久慈ふたりの間に流れる空気感が、なんとも言えず良いです。 続刊を楽しみに待ちたいです(といいつつ、待ちきれずにWeb連載分を読んでしまいました)

Posted byブクログ

2022/06/21

よかった。まだまだ物語の真相や全貌は明かされていないがとにかく雰囲気がいい。明らかに両片思いだが攻めは何かと葛藤していそうだからなかなか示さない。そのへんが気になる。8年ぶりの再会だけど再会してすぐ赤面するウケも、1度たりとも忘れていない攻めもいいなぁ

Posted byブクログ