生きもの毛事典 の商品レビュー
生き物の家についてまとめた本です。毛と言うと羽毛とかそんなことをよく想像しますが昆虫の触覚みたいに味を感じたり猫のヒゲみたいにものに触れて感じたりいろいろ機能があるみたいです。植物の根毛も広い意味では毛ですね。知っているようで意外だったのが眉毛は人間にしかないということです。ため...
生き物の家についてまとめた本です。毛と言うと羽毛とかそんなことをよく想像しますが昆虫の触覚みたいに味を感じたり猫のヒゲみたいにものに触れて感じたりいろいろ機能があるみたいです。植物の根毛も広い意味では毛ですね。知っているようで意外だったのが眉毛は人間にしかないということです。ためになるなぁ。
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毛は、生きていくために欠かせない存在です。この世界にムダな毛なんてない!知れば知るほど毛は深い。ラッコ、ネコ、キウイ、ゾウリムシなどいろいろな生物の毛が登場します。さまざまな毛の役割、毛の進化の歴史などを紹介する、丸ごと一冊毛と向き合った事典。おま毛知識も増し増しに盛った「毛」の...
毛は、生きていくために欠かせない存在です。この世界にムダな毛なんてない!知れば知るほど毛は深い。ラッコ、ネコ、キウイ、ゾウリムシなどいろいろな生物の毛が登場します。さまざまな毛の役割、毛の進化の歴史などを紹介する、丸ごと一冊毛と向き合った事典。おま毛知識も増し増しに盛った「毛」のイメージをくつがえす、驚きと発見に満ちあふれた一冊です。
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これは本書ではなく、自分の問題ですが、『動物の体色がわかる図鑑』(2022)的なものを期待してしまっていて、開いた瞬間めちゃOMG、絵本だった。読むところがめちゃくちゃ少ない。そして、画が好みでない(笑)。とはいえ、気持ちを切り替えて、エンジョイした。生き物屋には目新しい情報もな...
これは本書ではなく、自分の問題ですが、『動物の体色がわかる図鑑』(2022)的なものを期待してしまっていて、開いた瞬間めちゃOMG、絵本だった。読むところがめちゃくちゃ少ない。そして、画が好みでない(笑)。とはいえ、気持ちを切り替えて、エンジョイした。生き物屋には目新しい情報もなく、周知の事実をさらっとまとめてある。短い文章でいいところをヘッドライン的にキャッチーに表現する技術が素晴らしく、学ぶところは多い。こういうものにありがちな、「いつの時代の情報やねん」ではなく、新しい情報もちゃんと含まれているので、動植物の体毛にファミリアではない人は面白いのではないだろうか。 ”はじめに”はあるが、”おわりに”がなく、〆が唐突なので、落丁かと思った。見開き2pで絵が8割、文字少しというレイアウトが延々とつづいて、その事例でブツンと終わる。後は参考文献。 個人的にうけたのは、防水断熱の毛で極寒を生きるコウテイペンギンの書かれよう。”冬には気温マイナス40℃、秒速40mの風が吹き荒れる環境で暮らし”って、まあ、私も南極ほどの日数ではないが、冬にマイナス40℃になる土地で長いこと暮らしていたんで、人間ってすごいなぁ、、ろくな毛も生えてないのにと思った。ヒトの毛についても色々なトピックでページが多く割かれている。先日、床屋に行った時に、毛の長さについて色々と教わったところ(私も加齢とともに毛ががんばらなくなってきた)、なので個人的ホットトピックであった。それについてもまとめられていて、人間の頭髪は成長期2〜6年、退行期2〜3週間、休止期3〜4ヶ月で毛の長さは主に毛周期で決まって、成長期にだけ伸びるらしい。なので、だいたい72cmぐらいまでしか伸びないらしい。なんか、ギネス記録で6メートルとか7メートルとか見た記憶があったりとか、平安の絵巻物で身長の倍ぐらいの頭髪を目にすることが多いので、爪とか齧歯類の歯みたいに、いつまでも伸びるような印象があった。ということは、誰も頭髪を切らない世の中だと、みんな70センチぐらいの長さにおちつくんやねぇ。人種によって長さが変わったりするんだろうか、犬種によるみたいに、、。ほな、ギネス世界記録は?と検索してみると、6.8メートル。画像をみると、ねっちねちのロープ状になっているので、ほぼエクステになってるのでは?と思ってしまうぐらい。まあ、ちゃんと調べてはいるだろうが、毛髪が伸び続けるというのもまた、なんかの異常状態なのかねぇ。健康にはなんら問題ないエラーっぽいけど(しらんけど)。 あとは、シマウマのシマシマ。小学生の頃に読んだ図鑑には書かれていなかったが、最近は感染症を媒介する吸血昆虫を避ける効果がある、という論文がいくつか出ていて、作業中シマシマ の服を着たらどうだろうか、、と思うようになった。スーパーに買い物なんかにいくと、女性のシマシマ服(いわゆるフレンチセーラー)率が異常に高いので、もしかしたら蚊やアブ除け効果でファッション的な人気以上に、生活の知恵なのでは?!と思えてしまうのだった。 そういえば、カイツブリ系の雛はシマシマだが、 あれもまた、保護色以上に吸血害虫防御的な効果が期待できるんだろうか?! 誰か調べてほしい(あはは)
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私は毛深くて、子供の頃悩んでいたけど、生きていく上で、毛がなく裸だという事は、不利ばかりなので、毛深いのは誇るべきことなのかもしれない。 (いや、我々は野生動物ではないから不利だろうw) リアルすぎてちょっと怖いぐらいのイラストも大変魅力的です。
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毛は大切だ。 トリ・サル・ネコなど、どんな動物も時間をかけて毛づくろいしている。 ヒトも「ヘア」関連には時間と金をかけている動物だ。 いろんな毛があり、それぞれ生きるために必要な特別な機能を持っている。 対象読者は "一般" だが、絵が盛り沢山で全ての漢字に...
毛は大切だ。 トリ・サル・ネコなど、どんな動物も時間をかけて毛づくろいしている。 ヒトも「ヘア」関連には時間と金をかけている動物だ。 いろんな毛があり、それぞれ生きるために必要な特別な機能を持っている。 対象読者は "一般" だが、絵が盛り沢山で全ての漢字にフリガナが付いているので小学生でも読める。 イラストが独特で特に"ヒト"の絵がキモチワルイのだが、子供には受けるかも知れない。 毛の機能だけでなく、説明するために取り上げた生物に関する説明もあるので思わぬ知識も得られる。 凄い植物だと思ったのが、ハエトリソウ。 30秒以内に2回感覚毛に触れると、0.3秒で葉を閉じる。 葉から逃げようとして3回感覚毛に触れると、消化酵素が作られる。 5回目の接触で消化が始まる。 獲物の体が大きい程、消化酵素も多く作られる。 アリも体毛が生えていて、夏場の暑さに耐えられるように熱を逃がす働きがあるそう。 アリといえば、見るたびに歩く(走る?)のが速いと思うが、85㎝/secつまり体長の100倍の距離を1秒で移動できることも書いてあった。 ヒトなら100mを1秒で走っちゃうほどの速さだ。 私にとって最も大切なのは、頭髪という毛だ。 年を取るとなぜ白くなったり、細くなったり、抜け落ちたりするのかね? なくてもいい髭はいくら剃っても元気に復活してくるのに。
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動物以外の植物とか虫の毛も収録。 ナマケモノのもふもふが森だった。これはすごい。 あとゴエモンコシオリエビは、えびぢゃなかったてふのが衝撃。 イラストがまだ秀逸。
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1 毛で断熱する 2 毛で身を守る 3 毛で感じとる 4 毛で暮らす 5 毛で移動する 6 毛でつながる 7 毛からヒトをみる
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