ミステリと言う勿れ(11) の商品レビュー

田村由美(著者)

2024/04/27

ドラマスペシャルで取り上げられたタイムカプセル編。
巻末の話では我路くんとライカさんが遭遇。
ライカさんの方が上手。

2024/02/01

「私いつも思うんですけど、左利きって、すべて左手で左足でするから左利きなんですよ。だから、左利きの人を側から見てると、他の人とはほとんど逆の動きをするから、結構違和感があるはずなんです。たとえば、見てるだけで特に何かする予定がなかったんだったら、花束は左手に持って来ます。死にものぐるいで天井ぶち破るんだったら、力が入る左足で蹴りつけます。とっさに口に手を当てる時は、スッと動くのは左手です。つまり何が言いたいかというと、……ガロくん君、本当に左利きですか？」

2023/08/20

いま学校に入れたいマンガ
その4「ミステリーというなかれ」

ただいま12巻が最新刊です。
なにごともきっちりと理路整然と語る、日本人らしくない整う（ととのう）君、大学生が主人公乃ミステリーものですが、彼がその間に挟むジェンダー問題や教育論についてるファンは多いでしょう。
秋に、広島編が映画になるので、この秋、また伸びると思います。

2023/08/28　更新

2023/05/31

不思議なバイトに誘われた整。切り絵に謎を仕込んでおくなんて誰に解いて欲しいか一目瞭然。怪しい精神科医も出てきてこれからが楽しみ。

2023/04/30

そして今回も我路くん登場。
私の疑問がやっとやっと表面化してきたぞ。
だって、そんなに都合よく漂流郵便局の話を我路くんに教える？？？って思っていたらやっぱり！
そろそろ我路くん、整くんと対峙したほうがいいんじゃないか？

2023/03/05

「彼女の美しいところから奪われていく」
そう思ってずっと一緒にいてくれる人がいる
それはとても幸せなこと

2023/01/31

ぼくは常々思っているんですが、作者の田村由美さんて大人だなぁって。あ、年齢のことじゃないです。田村由美さんは「本格」なんです。突然の航空事故やら双子やら誘拐やら、非日常は起こりますけど、異世界は出てきませんし、タイムリープもおきません。2巻目でトロッコ問題（数人を助けるために1人が犠牲にならざるを得ないとしたら、どちらを選ぶか）が出てきた時から、ずっと本格的な問題を扱っているんです。

前回8巻まで読んだ。今回、9-11巻を読了。一昨年はテレビドラマを見終わって感想を書こうと書いたけど、いつの間にか1年が過ぎた。光陰矢の如し。

僕も知らないうちに
全く悪気なく
子供たちのセメントに何かを
落とすことがあるんだろうか‥‥って
なかなか怖いです。（9巻）
←未だ柔らかい頃のセメントのような子供たちの頭に、何を残すのか。
大人ならば、きっと毎日思わなくちゃいけないはずなんだけど‥‥。

双子事件解決。
その後に、青砥さんを巻き込んで（久能整くんが巻き込まれて）、とんでもない誘拐事件が起きる。

刑事の青砥さんは、離婚後に娘さんと定期的に無理してデートしている。娘の友香に言われてしまう。
「お父さんのことはちゃんと尊敬してる。
でも、わたしと仕事を天秤にかけたら
仕事の方が重いのは仕方ないと思ってるよ」
「ちょっと待て。そんなことないぞ！」
「いいんだって
わたしもお父さんとお母さんを天秤にかけたら
お母さんの方が重いよ。
わたしもいつか大事な仕事ができてさ
彼氏とかできたら
それ、お父さんより重くなると思う
仕方ないことだよ。だからムリしなくていい」（9巻）

キツイよね。この後友香ちゃんは誘拐される。
天秤が大きなテーマになる。

ぼくは昭和30年代以降の昭和の漫画は半分以上は読んできたという自負があるんですけど、この頃漫画家はほぼ全員、手塚治虫の子供たちだった。昭和の漫画家たちで残っている人は少ない。とっても安心する。

2023/01/10

登場時は大好きだったガロくんだけど、もう色々と重過ぎて今回の罪のない軽めの謎解きみたいな方が、読んでて楽かも

2023/01/08

相良レンと不思議なバイト回。
レン君、チャラそうだけど、頭良くていい人。

ライカと整、バレンタインデートの巻。
そして、またまた倒れてるおじいさんを発見。

ライカと出会うガロ。
そして、整が出会ってる星座関連の事件の情報を入手。
果たして……。

そして、鳴子巽、一枚上手だった？
怖いんですけど、鳴子氏。

2022/12/13

バレンタイン間近の謎解き。
エピソード15は、相良レンに誘われて、一日だけの謎解きバイト。不穏な話かと思いきや、ほのぼのとして良い話だった。
エピソード16は、ライカと一緒に商店街をぶらぶらと散策しながらいつの間にか荷物に入っていた赤い玉の由来を探すことに。
これも最後にはよかったよかったで終わる話。
エピソード14.5は、我路たちの話。ライカと会って話をして、監視していた精神科医にしてやられる。
巻末にはドラマ撮影の話。ドラマは意外にちゃんと原作に沿っていて面白かったです。