ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方 の商品レビュー
「嫌われる勇気」の著者。言葉(ロゴス)で説明できるか、は色々な場面で近年の私のテーマです。内なる会話から「対話」によって言葉にするよう心がけたい。 目次の内容に惹かれて図書館で借りたけれど、内容は20代にお勧め。分かりやすく優しく書かれてある。
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学びたい、知りたい、と思うことの豊かさよ。 それでどうするの、知ってどうなるの、なんて考えなくていい。結果もでなくていい。 娯楽として学ぶ。ゴールがないから楽しめる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の本で読むのは『これからの哲学入門』に続いて2冊目。 本書のおかげで、学びの原点に帰ることができた。 ◯歳なら知っておきたい、女性なら◯◯できて当たり前、必要な情報(必要かは自分で決めたい)、大人ならこうあるべきなどに日々うんざりしていたのだなと気づく。学ぶ喜びはここにない。 効率よく目的を達成する、必要に迫られてする学びではなく。学ぶ意味があるかや役に立つかより、今喜びを感じられるか。 ゆっくり学び、じっくり考える。私が求める生き方のように思えた。
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将来のため、成功のためだけに学ぶのではなく、ただ学ぶことの喜びを感じるためだけに学べばいい。 誰かと競うことなく、他人にアピールすることなく、自分のペースでゆっくり学べばいい。
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学び方について書かれていた。目的や目標を決めて学ぶのではなく、純粋に自分の学びたいことを、学ぶことを目的として学ぶ。そうした態度で学び続けることで気付けばどこかへ辿り着いていることだろう。
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受験や資格など勉強する目的がなくても、自分が疑問に思ったことを学びたいと思うことが、知を愛するということ。 競争は、学びの喜びを奪ってしまう。学んでいておもしろいと思えなければ、続かない。日常に役立たない学びも無駄ではない。 成功するとと幸福なことは別もの。受験や就職に成功しても...
受験や資格など勉強する目的がなくても、自分が疑問に思ったことを学びたいと思うことが、知を愛するということ。 競争は、学びの喜びを奪ってしまう。学んでいておもしろいと思えなければ、続かない。日常に役立たない学びも無駄ではない。 成功するとと幸福なことは別もの。受験や就職に成功しても、そこで幸せになるわけではない。幸福とは状態を示す。成功して、今が幸福だと感じるかどうか。 読書しても、どうすれば今ある苦しみから抜け出せるかは書いていないが、同じような経験をしている人が他にもいることがわかり、自分だけが経験したことではないことを知ることで、そのことの受け止め方が違ってくる。 自分の関心に任せて学ぶことが最も学びになる。
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何かを学ぼうという時に、意味あるものにしようと考えなくていい。目標や目的にも縛られず学ぶ時の方が、思いがけない出会いが起きる。 生きることは学び続けること
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■生きることは学び続けること…いま何歳であっても、いつからでもやってみたいことはすぐ始めること。 ■やり始めてやめるのと最初から何もしないのとでは大きな違いがある。 ■やめるのも理由はいらない。
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内容をしっかり勉強したいのに試験が目前に迫っていて時間がない。そんな悠長にやっている暇があるのか、もっと効率的に勉強しないといけないんじゃないか、そんな思考に陥っていた時に書店でこの本が目に留まり思わず手に取った。 この本では効率良く勉強することだけが学びではないと著者が言って...
内容をしっかり勉強したいのに試験が目前に迫っていて時間がない。そんな悠長にやっている暇があるのか、もっと効率的に勉強しないといけないんじゃないか、そんな思考に陥っていた時に書店でこの本が目に留まり思わず手に取った。 この本では効率良く勉強することだけが学びではないと著者が言っている言葉に勇気をもらった。著者は哲学を勉強する過程で学ぶということについて本当によく考え抜いたのだと思う。 この本を読んで何故試験勉強がこんなに辛く感じるのかが分かった。 一見周り道に見えるようなことにもじっくり取り組む事が後々自分の学びに役立つし、自分の頭でじっくり考えることこそが学びの楽しさである。なのにそういうのを無視すると学びは途端に浅く単純作業になってしまうのだろう。 内容は個人的にはめちゃくちゃ面白い!という訳ではなかったので星2にしたが、考えさせられる本だと思う。
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哲学者である著者が「学び方」について書いた本。哲学分野の知識や知恵(この「知識」と「知恵」の違いの話もおもしろかった)を絡めて解説するのはもちろん、著者がこれまでの人生で得た学び、まさに今取り組んでいる最中の外国語の学びなど、幅広く取り上げている。 学ぶことそのものを楽しむ、とい...
哲学者である著者が「学び方」について書いた本。哲学分野の知識や知恵(この「知識」と「知恵」の違いの話もおもしろかった)を絡めて解説するのはもちろん、著者がこれまでの人生で得た学び、まさに今取り組んでいる最中の外国語の学びなど、幅広く取り上げている。 学ぶことそのものを楽しむ、という考え方が好きだなあと思った。目標を達成するために勉強するとか将来役に立つ知識を身につけるとか、そういう結果ありきの学び方だけじゃなくて、過程に喜びを感じるような学び方もできるとたしかに楽しい! もっといろんな分野に手を伸ばしてみたいなあと思えた一冊だった。 あと下に引用したけど、読書を食事にたとえるのが個人的にすごく好き。食べることと読むことってすごく似てると思う! 【読んだ目的・理由】学び方について学びたかったから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.1 【一番好きな表現】食事はただ栄養を摂取するためにするものではありません。本も食事も人生もゆっくり味わうことにこそ意味があります。(本文から引用)
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