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プーチンの野望 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2024/10/22

そのうち読むつもりで購入した。 ちょっと覗いてみたら、著者は「終章 平和への道程」において創価学会を礼賛している。 出版社が「潮出版社」だから、べつに驚くことではないが。 ただ、何でも有り難がたいと崇める普通の日本人が礼賛するなら一向に構わないがが、ことが歴としたクリスチャンであ...

そのうち読むつもりで購入した。 ちょっと覗いてみたら、著者は「終章 平和への道程」において創価学会を礼賛している。 出版社が「潮出版社」だから、べつに驚くことではないが。 ただ、何でも有り難がたいと崇める普通の日本人が礼賛するなら一向に構わないがが、ことが歴としたクリスチャンである著者の場合は、妙な印象を受ける。 いったい著者は、どのようにして、心の内でキリスト教と創価学会の折り合いをつけているのだろうか? もちろん,宗教が異なっても、共通の認識を持って共闘を組むことだってあるだろう。 まあ、それは優先課題ではないから、そのうち本書を真面目に全部読めばわかるかもしれない。

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2024/09/07

時間ができたら必要なものだけを置いて、すっきりとした部屋で過ごしたいと思ってきました。この数ヶ月間、読み終わった本を中心に処分をしてきましたが、部屋が気持ちよくならない元凶は「読みかけの本」が多数あることと、それにも関わらず興味のある本を買ってしまうことでした。 まずは購入して...

時間ができたら必要なものだけを置いて、すっきりとした部屋で過ごしたいと思ってきました。この数ヶ月間、読み終わった本を中心に処分をしてきましたが、部屋が気持ちよくならない元凶は「読みかけの本」が多数あることと、それにも関わらず興味のある本を買ってしまうことでした。 まずは購入してから1ヶ月経過したにも拘らず読破できていない本は、途中で打ち切ることにしました。読破していないということで本の評価は「★1つ」としていますが、内容が悪かったわけではありません。

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2024/02/19

この本のための書き下ろしではなく、過去の原稿に加筆修正を行ったもの、ということだけど、今の情勢で知っておきたい基礎がおさえられたいい本。それぞれの内容についてより深く知りたくなる。 特にウクライナ問題については、基本知識が分かりやすく書かれていて現状理解にすごく役立った。欲を言...

この本のための書き下ろしではなく、過去の原稿に加筆修正を行ったもの、ということだけど、今の情勢で知っておきたい基礎がおさえられたいい本。それぞれの内容についてより深く知りたくなる。 特にウクライナ問題については、基本知識が分かりやすく書かれていて現状理解にすごく役立った。欲を言えば地図と年表が欲しい。(特に地図。) 北方領土問題については、当事者だけあって圧巻の臨場感。読みごたえあった。

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2023/02/09

独裁者・プーチンを徹底解明!その内在的論理を理解しなければ、ウクライナ侵攻を理解することはできない。外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンにも出会った著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。 実は以前に著者が書かれていたものが多くて再編集されているのだが、まるで未...

独裁者・プーチンを徹底解明!その内在的論理を理解しなければ、ウクライナ侵攻を理解することはできない。外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンにも出会った著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。 実は以前に著者が書かれていたものが多くて再編集されているのだが、まるで未来が見えていたのかと思うくらいに違和感がない。ロシアが悪いのは間違いない。でも果たしてプーチンを非難すれば現実が上向くのかというと、そういうわけではなく、ウクライナ国民が次々と犠牲になっている。国際社会でどう立ち向かっていくのがよいのか、非常に悩ましい問題であり、かつ結局北方領土の問題は解決まで至っていないため、著者の主張が全て正しいとも判断できないが、この膠着した事態から打開する交渉力のある人に頑張ってほしいと願う。

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2022/09/16

2005年以降のプーチンに関する記事のまとめが8割で、終盤の2割がウクライナ侵攻後の書下ろし。過去記事であってもプーチンの人物像や思想を理解するには有益ではあるのだが、内容的に重なる記事も多く冗長な部分もある。 全体的なスタンスとしてはややロシア寄りというか中立的なようにも思える...

2005年以降のプーチンに関する記事のまとめが8割で、終盤の2割がウクライナ侵攻後の書下ろし。過去記事であってもプーチンの人物像や思想を理解するには有益ではあるのだが、内容的に重なる記事も多く冗長な部分もある。 全体的なスタンスとしてはややロシア寄りというか中立的なようにも思えるが、それが元外交官ならではのリアリズムなのかもしれない。とはいえ、出版社の事情によるものだろうが、最終章で創価学会の賞賛があり、精神世界をベースとするある種のユートピア的平和主義を唱えるあたりは、そのギャップの理解に苦しむ。この辺が良くも悪くも、外交官&宗教者という2面性の表れであり、著者の魅力のひとつなのかもしれないが。

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2022/08/07

■2014年2月当時、ウクライナで進行していた事態は「革命」にほかならない。この背景には歴史的、文化的に根深い対立構造がある。半政権側は西ウクライナ(ガリツィア地方)に基盤を置く民族主義勢力だ。帝政ロシア時代、ウクライナは「小ロシア」と呼ばれていた。現在も「自分は広義のロシア人だ...

■2014年2月当時、ウクライナで進行していた事態は「革命」にほかならない。この背景には歴史的、文化的に根深い対立構造がある。半政権側は西ウクライナ(ガリツィア地方)に基盤を置く民族主義勢力だ。帝政ロシア時代、ウクライナは「小ロシア」と呼ばれていた。現在も「自分は広義のロシア人だ」という自己意識を持っているウクライナ人は、ウクライナの東部や南部に少なからず存在する。 また東部には軍産複合体や宇宙関連企業があるので、軍事的にも経済的にもロシアと緊密な関係を維持している。  これに対してガリツィア地方と呼ばれる西部は歴史的にハプスブルク帝国の版図であり、同帝国解体後はポーランドに属していた。ガリツィア地方がソ連領ウクライナと統合されるのは第二次世界大戦後のことだ。  ガリツィア地方のウクライナ人は日常的にウクライナ語を話す。これに対して東部、南部のウクライナ人は日常的にロシア語を話す。ウクライナ人の大多数は正教徒だがガリツィア地方のウクライナ人はカトリック教徒他多数派だ。このガリツィア地方の人々はロシアを嫌いEUとの統合を強く望んでいる。軍産複合体、宇宙関連企業と結びついた東部のウクライナ人はロシアとの連携強化を望む。また、東部、南部では、ウクライナ人、ロシア人の意識が未分化な人も多い。  ウクライナは決して一枚岩ではない。国民のアインティティがまだら模様であることが革命とウクライナ危機をもたらした。

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2022/08/02

エリツィンに取り入れられ、メドベージェフを巧みに操り大統領に長く君臨するプーチン。 ウクライナは正義なのか?これがこの書で1番印象に残る

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2022/07/27

ロシアとウクライナの戦争が始まって、一方的にロシアが悪い風潮が流れているが、各国の思惑もあり、ロシア側にも言い分があり、感情抜きに情勢を見る力が必要なのだ。 1人で調べたり考えたりしても結局感情的になってしまっている自分がいるので、本書は冷静にロシアの分析をされているのでとても勉...

ロシアとウクライナの戦争が始まって、一方的にロシアが悪い風潮が流れているが、各国の思惑もあり、ロシア側にも言い分があり、感情抜きに情勢を見る力が必要なのだ。 1人で調べたり考えたりしても結局感情的になってしまっている自分がいるので、本書は冷静にロシアの分析をされているのでとても勉強になった。

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2022/07/19

この方はやはり良い意味での宗教者なのですね 外交官時代に詰腹切らされるほど、ロシアーソ連に精通しているのは間違いない上に、一歩踏み込んだ精神性の面から物事を語る事ができる方 だから他の政治の専門家さんとは視点が少し異なっています。 その部分が受け入れられない人にしてみれば、ち...

この方はやはり良い意味での宗教者なのですね 外交官時代に詰腹切らされるほど、ロシアーソ連に精通しているのは間違いない上に、一歩踏み込んだ精神性の面から物事を語る事ができる方 だから他の政治の専門家さんとは視点が少し異なっています。 その部分が受け入れられない人にしてみれば、ちょっとと思うかもしれませんが。

Posted byブクログ

2022/07/17

同じ事柄に関して、それぞれの真実があるということ。悲しいけれど、戦争はそのために起きる。 それはわかるけど、チキンレースはそろそろおしまいにしてほしい。

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