ストーリー 法人破産申立て の商品レビュー
誰も破産なんてしたくはないけれども、 それでもなってしまうときはどうなるんだろう。 そんな興味で読みました。 日程的に少し余裕のある状態とそうでないものとの2つの状況に合わせたストーリーが書かれていて、とても読みやすい仕立てになっています。また、破産に対応する弁護士がどの点に注...
誰も破産なんてしたくはないけれども、 それでもなってしまうときはどうなるんだろう。 そんな興味で読みました。 日程的に少し余裕のある状態とそうでないものとの2つの状況に合わせたストーリーが書かれていて、とても読みやすい仕立てになっています。また、破産に対応する弁護士がどの点に注意すべきポイントがあるかは、それぞれに押さえられています。 ざっと破産のイメージを見るには悪くない本だと思います。 あくまで、対応する弁護士側の視点の本ではありますが、 破産する側から考えると早めに相談してね、というあたりはあるんでしょうかね。 まぁ、破産しないのが一番よいですが。 >> 21時になり、蛍の光が流れるなか、スーパーヌクイ最後の客が店舗をあとにした。仲間は店舗入口のシャッターが降りたことを確認した。 森繁「それでは残ってもらっている全従業員を事務所内の従業員控室に集めて下さい。」 貫井「はい。従業員には可能な限り残ってもらっています。いつもと違う様子であることは伝わっているようでざわざわとしています。」(p.65) >> 心がギュッとなるシーンですね。しかし、清算することは次に進むために必要なことでもある。
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小川洋子「新刊お知らせ」で読んでみたのですが、あの小川洋子さんなのか違う小川洋子さんなのか? 違うのであれば(違う方)とか書いといて欲しかった。 で、だれが書いたかを気にしなければ、まぁ面白くて勉強になる良い本でした!
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