主体的・対話的で深い学びの環境とICT 新装版 の商品レビュー
内容が古い。 この[新装版]は2022年の発行だが、目次を参照するかぎり2018年に発行されたものと内容は変わらない。事実、収録された論文のすべてのデータは最新で2016年時点のものになっている。 2016年からは既に8年が経過し、ICTをとりまく環境は劇的に変わっている。たとえ...
内容が古い。 この[新装版]は2022年の発行だが、目次を参照するかぎり2018年に発行されたものと内容は変わらない。事実、収録された論文のすべてのデータは最新で2016年時点のものになっている。 2016年からは既に8年が経過し、ICTをとりまく環境は劇的に変わっている。たとえば本書では「一人一台の端末は難しい」ことを前提として書かれているが、現在ではむしろ「一人一台の端末を持っていること」が前提の授業づくりが求められているだろう。 また取り上げられているICTの中身も「メーリングリスト」だったりする。つまりSNSの活用やgoogle for educationについてなどはまったく触れられていない。 評価が低いのは、内容が面白くないというわけではなく(読んで参考になる点は多々あります)、本の性質上もっと新しいものを読むべきだろうということです。 まあ、これ今年入学した通信制大学の教科書だから読んだんですけどね…。
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