土を育てる の商品レビュー
きっかけ 家庭菜園に向けて勉強しておくかと思って読み始めた本 内容 リジェネラティブ農業の解説と著者自身と実際に移行した農家の実録誌 農業がやってみたくなる一冊 感想 実体験をもとにした土の育て方の話。実験をして実際に収穫量で比較しているので説得力がある。何事も本当にこれが正か?...
きっかけ 家庭菜園に向けて勉強しておくかと思って読み始めた本 内容 リジェネラティブ農業の解説と著者自身と実際に移行した農家の実録誌 農業がやってみたくなる一冊 感想 実体験をもとにした土の育て方の話。実験をして実際に収穫量で比較しているので説得力がある。何事も本当にこれが正か?と疑い、実験し見極めることの大切さを説いているなと思った。 正直直接関係ない分野の本ではあるが、読んでいてすごく楽しかった。リジェネラティブ農業を実際に始めた人の体験談もあり、読んでいると悉く古い学びを捨てて新しい学びをのめり込んでしている印象を受けた。最近読んだ仏教の本にあった、まさしくオーガニックラーニングであることに気づいてシナプスが繋がった。 また、地方再生の本でもあったけど助成金について言及していて、雛鳥みたいにピヨピヨないて貰って愚痴垂れているならいっそ断ち切ってパッチの必死で考えて現状を打破した方が良さそうだなと思った。制度によって思考力が奪われているように感じた。 化学肥料によって先行利益を得て周りがそれを真似して、ただし環境は破壊されて土そのものの能力とドーピングのプラス作用のバランスが崩れた中で農業方法の見直しが必要なんだなと思った。衰退期を迎えて変化を選んだ成功者の話でもある。 有限な自然という資源に対して過剰に消費しすぎじゃない?と近年に対して懐疑的だったけど、人間も所詮生態系ピラミッドの一部なんだから、自然に任せる、人間が特別であるという執着を無くす事が必要だなと思った。 キリスト教というか一神教に懐疑的だったけど、神が与えた試練だと受け入れるという姿勢は支えとなる強さにもなると気付かされた。当時は悲観していても、振り返った時にプラスに作用していて、その人自身の受け取り方に起因しているなと思った。
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慣行農法で経営破綻に瀕した著者が確立した「リジェネラティブ農業(環境再生型農業)」の記録。 現実のハードルは高そうですが、自分の畑に合わせた「現実的な折衷案」を探るための、確かな指針となる一冊でした。
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これからは「リジェネラティブ農業=環境再生型農業」の時代がやってくる! (遠田敦先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&...
これからは「リジェネラティブ農業=環境再生型農業」の時代がやってくる! (遠田敦先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000299176&opkey=B176187449586217&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0
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Googleか何かの記事で見かけて購入してあったが、しばらく積読になっていたのを今回読了。実家の耕作放棄地を耕し始めて5年目だが、あまりうまく行かないのでヒントになれば、と思って読んだ。 チョコレートケーキのような黒くてフカフカの土の口絵の写真に目を奪われた。ミミズなどの土壌生...
Googleか何かの記事で見かけて購入してあったが、しばらく積読になっていたのを今回読了。実家の耕作放棄地を耕し始めて5年目だが、あまりうまく行かないのでヒントになれば、と思って読んだ。 チョコレートケーキのような黒くてフカフカの土の口絵の写真に目を奪われた。ミミズなどの土壌生物が豊富で微生物が生きている土。その秘訣は不耕起栽培にあるという。 耕さない畑。読んでいる途中に旦那にその話をしたら「騙されてるんじゃないの」と散々馬鹿にされた。私だって半信半疑だ。草が生えているところにどうやって種を蒔くのか。 答えは土に切り込みを入れてそこに種を蒔く。そして生やす草はカバークロップとしてクローバーやレンゲ、蕎麦やヒエ、アワ、ライ麦などのブレンド。 読み終えたあとも「さて、実際にできるか…」とは思うけれど、春も来るしやってみて「騙された!」となっても別にいいじゃないかと。何も問題はない。あの写真みたいな豊かな土になればそれはそれで素晴らしいし。 とりあえず今年は畑の半分はゲイブ・ブラウンさんの言うようにやってみようと思う。
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「小さな変化を生み出したいなら、やり方を変えればいい。大きな変化を生み出したいなら、見方を変えなくては」 この言葉が印象的でした。どんなことに置いても言えることだろうと思います。畑仕事はしないけれど、小さな植木鉢やプランターでも何かヒントにかるかもしれないと思いました。
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO86155450Y5A110C2EA1000/
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『#土を育てる』 ほぼ日書評 Day842 エコとかサステナとか、その類の本かと思って読み始めたが…。 結論は「収量よりも収益を」ということ。 無農薬や "自然志向" 自体を目的とするのではなく、トラクターの購入費や燃料費、化学肥料の購入費、それらに関...
『#土を育てる』 ほぼ日書評 Day842 エコとかサステナとか、その類の本かと思って読み始めたが…。 結論は「収量よりも収益を」ということ。 無農薬や "自然志向" 自体を目的とするのではなく、トラクターの購入費や燃料費、化学肥料の購入費、それらに関わる作業工数を削減することでコストダウン、ひいては収益性改善を図るという合理的・現実的なインセンティブのもとで進められている。 著者の経営する農場は、ノースダコタ(北米大陸のど真ん中、緯度的には寒いことで知られる五大湖の最北に相当し、すぐ北はもうカナダ)と、農業をおこなうにはお世辞にも恵まれたとは言えない環境。 細かい技術的なことは本書をお読みいただくか、「リジェネラティブ農法」「不耕起栽培」「カバークロップ」等のキーワードで検索すると、関連のトレンド記事が多数見つかる。 ひとことで言えば、土地を耕さない、肥料もやらない、なるべく "自然に近い" 状況のまま、作物を育てる。 自然に近いというのは、単一品種でなく、様々な作物を同時に育てるということ。 あとは、農場に "動物" を加える、これは牛豚鶏からミミズ、真菌にいたるまでを指す。 結果、土の中の炭素や窒素の含有量が増え、化学肥料を与える(ために余分な金を払う)ことなく、土地が肥沃になる。何より土の保水力が高まるため、余分な灌漑も不要なばかりか、乾燥地と言われるところでも十分に農耕が可能となる。 これを「土を育てる」と表現する: 原題『Dirt to Soil』、単なる塵芥の集合が、生命を育むに足る "土壌" に変わる、というイメージだ。 これに対し、(特に米国における)従来型の農業では収量追求型農業ゆえに、たとえば20世紀初頭に存在したトウモロコシの品種の96%が既に失われた。 残された品種は、収量は多いものの、球根菌との共生関係を築く力を持たず、失われ続ける滋味を補うために栽培地は人工栄養素に頼り続けるしかない。結果として「雑草」が増え、それを防ぐために除草剤を用いるが、その多くは作物が病気から身を守るに不可欠な金属イオンを土中から奪ってしまう。 評者は図書館で借りたが、Kindle Unlimitedにも出ているようだ。 https://amzn.to/4aAoSHs
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カバークロップを考えていきたい 私自身も自然農(自然菜園)を学び、自分の畑で実践しているので、理解共感できる部分と、農業という仕事としてやる勇気みたいなものも感じました。 最後の方に書かれていた、アメリカと日本の違いにちょっと納得で、アメリカはコスト削減のための手段としてリジ...
カバークロップを考えていきたい 私自身も自然農(自然菜園)を学び、自分の畑で実践しているので、理解共感できる部分と、農業という仕事としてやる勇気みたいなものも感じました。 最後の方に書かれていた、アメリカと日本の違いにちょっと納得で、アメリカはコスト削減のための手段としてリジェネラティブ農法が発展してるのに対して、日本はストイックな自然尊重というのが面白かった。 確かにちょっと私もストイックにやろうとしてる節があるので、目的を忘れないようにしたい。 私の場合は、仕事ではなく、塾みたいな感じなので、収量や収益なんか考えず、コントロールしない精神を鍛えて、環境を整えることを考える場所として捉えています。だけど、ちゃんと社会の一要素としての農をやる場合は、社会的責任のもと収量と収益を考えなきゃなんだろうな。 農もビジネスも同じで、学び考え続けなきゃです。そして、やれると信じることですね。根拠がない時の拠り所が神 もう一つ印象に残っているのが多角化経営について。農だと残渣など大量の不要物を活用したり、家畜などを使って作業をある意味自動化することで経営を安定させれるという話でしたが、個人的には無駄をなくして大きな循環を作るのがとても良いと思っています。世の中繋がっていることを実感ができるところが少ない。農はつながりを作りやすくて感じやすいと思うので、農を起点にどんどん繋げていきたい。繋がれば繋がるほど複雑になるけど、その複雑の中で生きていることをちゃんと実感するのが良い。シンプルに捉えない方がよい。それが成熟するってことだと、内田樹さんに教えてもらいました(独自解釈だったらすいません) いつか私がやっている畑も家畜を飼って、家畜共に循環する場所にしていきたい。ヤギがいいかなー
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このテキストだけでも必読書たり得る。ゲイブ・ブラウンは不耕起栽培の第一人者である。福岡正信著『自然農法 わら一本の革命』から影響を受けている。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/03/10/160108
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生命がいかに土によって育まれているのかということ、それを未来永劫にわたって続けるためには、育まれている側も、土を育むという視点を持つことがいかに大事か、と考えさせられる。 持続可能な農業(経営)についての勉強になるだけでなく、まずは自分も庭で植物を育てながら土を育ててみたいな、と...
生命がいかに土によって育まれているのかということ、それを未来永劫にわたって続けるためには、育まれている側も、土を育むという視点を持つことがいかに大事か、と考えさせられる。 持続可能な農業(経営)についての勉強になるだけでなく、まずは自分も庭で植物を育てながら土を育ててみたいな、という気持ちになれる、温かい読後感を抱く一冊でした。
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