トヨタが中国に接収される日 の商品レビュー
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案外トヨタの話はほぼ出てこないんだなぁ…。 中国がいかに野心的であるかということ、アメリカがそれにどのように対処してきたかということ。 既に乗っ取られたドイツ、既に侵略されつつある日本の一部有名企業、安倍元首相の外為法の意味、脱中国に成功したオーストラリアの事例など。危機意識を改めて持つ意味で読んでよかった。「日本人はお人好し」の言葉ですませてはいけない。中国の巨大市場をエサに展開されているのは、常に技術を狙われている世界なのだということが分かる1冊。
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世界のトヨタが! というのがポイントである。 ある程度地政学リスクに詳しく無いと理解できない部分が多いと思うので 少し上級者向き でも勉強になる 明日の 朝8が楽しみです。
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2023年11冊目。満足度★★★★☆ 現在、アメリカを中心として世界では対中国包囲網を築こうとする動きが目立ってきました。 日本企業の一部でも、そのリスクに気づいてサプライチェーンを中国から変更する等の動きもあります。 しかし、依然として中国に大きな設備投資を新規で計画・実...
2023年11冊目。満足度★★★★☆ 現在、アメリカを中心として世界では対中国包囲網を築こうとする動きが目立ってきました。 日本企業の一部でも、そのリスクに気づいてサプライチェーンを中国から変更する等の動きもあります。 しかし、依然として中国に大きな設備投資を新規で計画・実行する日本企業が多数にのぼります。 本書は、日本・日本人が他国に比べて認識が甘い「チャイナリスク」について、中国にある実際の法令などを解説することを通じて警鐘するもの タイトルはあくまでそのリスクの象徴の意味合いでしかないが、中国がその気になれば、日本企業が中国に保有する資産が全く使えないなどの事態になりうることが理解できるでしょう。 ニッポン、脇が甘すぎるよ
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