ことばと呪力 の商品レビュー
『「専門知を一般へ」という標語のもと、できるだけわかりやすいことばで書いています。』という言葉通り、この本はとても読みやすいです。 そしてこの本で特に面白いなと思ったのが時折出てくる漫画のお話です。特に週刊少年ジャンプの『BLEACH』と絡めて古代インドが語られるのはものすごく...
『「専門知を一般へ」という標語のもと、できるだけわかりやすいことばで書いています。』という言葉通り、この本はとても読みやすいです。 そしてこの本で特に面白いなと思ったのが時折出てくる漫画のお話です。特に週刊少年ジャンプの『BLEACH』と絡めて古代インドが語られるのはものすごく面白かったです。私もこの漫画が好きで、「おぉ!あれはそういうことだったのか!」とわくわくしながら読みました。他にも私たちに身近な例をいくつも示して下さるので、遠い世界だと思っていた古代インドがとても親しみ深く感じられてきます。 ことばというものを改めて考えてみるきっかけとしてこの本は非常に素晴らしいものがあると思います。そして普段接することのない古代インドの歴史や文化も楽しく学べるありがたい作品です。
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序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化 呪術について 高められたことば 古代インドの言語文化 第1章 ヴェーダ神話集その一―内容通りの事柄を引き起こすことば 導入 部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 主席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 主席席祭官ウシャナス・カーヴィアと戦...
序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化 呪術について 高められたことば 古代インドの言語文化 第1章 ヴェーダ神話集その一―内容通りの事柄を引き起こすことば 導入 部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 主席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 主席席祭官ウシャナス・カーヴィアと戦神インドラの二重奏 第2章 ヴェーダ神話集その二―打ちのめし破壊することば 導入 戦神インドラの魔女殺しの歌 戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱 第3章 ヴェーダ神話集その三―運命を引きよせる名前 導入 火神アグニの名づけ要求 造形神トヴァシュトリの発言間違い 終章 ことばと共に生きるということ
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