福野礼一郎スポーツカー論(1) の商品レビュー
タミヤから出たゴードン・マレーの「GMA T.50」のプラモデルを買った。車のプラモデルは基本買わないんですが、やはり、あの伝説的名車「マクラーレン F1」の正統後継車と言われて、プラモ雑誌の記事とか読んじゃうと、自分で組み立てて天才マレーの思惑を追体験したくなってしまったのです...
タミヤから出たゴードン・マレーの「GMA T.50」のプラモデルを買った。車のプラモデルは基本買わないんですが、やはり、あの伝説的名車「マクラーレン F1」の正統後継車と言われて、プラモ雑誌の記事とか読んじゃうと、自分で組み立てて天才マレーの思惑を追体験したくなってしまったのです。 と前置きが長くなったけど、そんな記事を読んでく中で、車雑誌GENROQで福野礼一郎氏のタミヤ技術者へのインタビューがあると知り、その記事から今回読んだ「スポーツカー論」を知ったわけです(長い)。 本誌の中にはGMA T.50の発表前にイラスト見ながら、あーだこーだと機能を予測していって、実車発表後、答え合わせをしている記事があり、興味深く読んだと同時に、福野氏の理論・知識の確かさが証明されていて、読んでいて爽快ですらあった。 他、スポーツカー好きには耳の痛い内容が多々あるんだけど(特にポルシェとかポルシェとかポルシェとか)、いかに偉そうなジドーシャヒョーロンカの皆々様が、既得権益の上にノーノーと適当なことを言っているかがわかる。 でもね、読んだ後でもポルシェ911は好きなのよ。それでいいんだと思う。でも、この本誌の内容を知ってるか知らないかの差は大きいと思うわけです。読めてよかった。
Posted by
つまらなくなった今の福野礼一郎を象徴するような著書だった。 なんか正しさに酔ってるみたいな文章を延々と見させられ続けてうんざりしてしまった。 「正しくないのは知っててもこういうのがイイ」 みたいなとこが良かったんであって、正しさから啓蒙に走られるともうそれは宗教書なんだよ。 こぅ...
つまらなくなった今の福野礼一郎を象徴するような著書だった。 なんか正しさに酔ってるみたいな文章を延々と見させられ続けてうんざりしてしまった。 「正しくないのは知っててもこういうのがイイ」 みたいなとこが良かったんであって、正しさから啓蒙に走られるともうそれは宗教書なんだよ。 こぅちだってそんなの知ってて読んでるんであって、正しいからどうした?なんか価値あんのか?みたいな苛つきを抱えながら、読書なんてしたくないんだよ。 もう彼の著書は買わないかな…。
Posted by
- 1