白昼夢の森の少女 の商品レビュー
11話の小作品集。どれも微妙だった。 よりリアルに近づけたかったのか、()で説明を追加する書き方がうざかった。あと、どうしてそんなことするの?という行為をした結果、引き起こした怪異について書かれても、どうしてそういうことをしてしまったのか理解できないので面白くなかった。「鉛の船」...
11話の小作品集。どれも微妙だった。 よりリアルに近づけたかったのか、()で説明を追加する書き方がうざかった。あと、どうしてそんなことするの?という行為をした結果、引き起こした怪異について書かれても、どうしてそういうことをしてしまったのか理解できないので面白くなかった。「鉛の船」とか異様にダラダラ長くて、どういう状況で船に乗ったのかすっかり忘れてしまった。全体的に「金色機械」に近い、暗くてダラダラ時間が過ぎてく感じの話だった。残念。
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表題作がとても好きだけど、他の作品もとても面白くまんまと恒川ワールドに引き込まれ、のめり込んでしまいました。
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久しぶりの恒川さんワールド。 やっぱり面白くてどんどん読んじゃいますね。 ホラーですし、まぁ大抵ろくな結果にならないんだけど、迷い込みたくなりますよね。
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恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。 異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた11の白昼夢。人間の身体を侵食していく植物が町を覆い尽くしたその先とは(「白昼夢の森の少女」)。巨大な船に乗り込んだ者は、歳をとらず、時空を超えて永遠に旅をするという(「銀の船...
恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。 異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた11の白昼夢。人間の身体を侵食していく植物が町を覆い尽くしたその先とは(「白昼夢の森の少女」)。巨大な船に乗り込んだ者は、歳をとらず、時空を超えて永遠に旅をするという(「銀の船」)。この作家の想像力に限界は無い。恐怖と歓喜、自由と哀切―小説の魅力が詰まった傑作短編集。文庫書き下ろしの掌編「ある春の目隠し」も特別収録! 古入道きたりて 焼け野原コンテニュー 白昼夢の森の少女 銀の船 海辺の別荘で オレンジボール 傀儡の路地 平成最後のおとしあな 布団窟 夕闇地蔵 ある春の目隠し
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『白昼夢の森の少女』がとっても気に入りました。 諸星大二郎の『生物都市』を思い出しました。 いずれも人間ではなくなっちゃうけど、なんだか幸せそうだなぁって思います。
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作者独特の夢みてるようなフワフワ感が味わえる短編集。恒川作品を読んでる人にはBonus Trackみたいな本…かな?テーマが統一されてる訳では無いのでバラエティパックみたいな?私は楽しめました。
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2008〜2018年にアンソロジーなどで発表された10作品に書き下ろし1作を加えた短編集。テーマやページ数が指定されて書かれた作品の集まりなので、全体としてまとまりがないように感じました。これまでの作品を全部読んでいる人向けです。恒川光太郎初読の方はこの作品で判断せずに、まずは『...
2008〜2018年にアンソロジーなどで発表された10作品に書き下ろし1作を加えた短編集。テーマやページ数が指定されて書かれた作品の集まりなので、全体としてまとまりがないように感じました。これまでの作品を全部読んでいる人向けです。恒川光太郎初読の方はこの作品で判断せずに、まずは『夜市』『風の古道』(いずれも角川ホラー文庫『夜市』に収録)や『秋の牢獄』を読んでほしいです。
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恒川光太郎さんらしい、夢の中にいるような不思議な感覚をもたらしてくれる作品集。ファンタジーにも関わらず、どの物語も誰かの体験談を聞いているようで、リアリティがあるのが流石だと思った。短編とは思えないくらい満足感のある一冊。「焼け野原コンティニュー」「銀の船」が特に好き。
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常川光太郎としては、内容もページ数も小粒な作品の集まった短編集だった。ホラーというよりSFよりの作品が多く面白かったが、永遠に埋もれてしまう可能性がある作品を集めて文庫化してくれたことが喜ばしい。
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何か不思議なことがあって、結末としてハッキリさせず曖昧なまま終わる話が多くて、私の好みではなかった。
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