冴子の母娘草 の商品レビュー
なんて素敵にジャパネスクを、約30年以上前に中学生男子校寮生活の時に読みました。それ以来のたまたま、本屋さんで手にした氷室さんの作品です。軽快に読み進んでしまいましたが、ずっとこのペースで読み続けたい、私にとってはおいしいデザートを一口で食べてしまった、そんな作品です。
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集英社文庫創刊45周年の名作復刊企画。 去年の「いっぱしの女」(ちくま文庫)も話題になったが、母親との関係も含め女の生きづらさのようなことをはやくから文章にしていたのだな、と再発見している。
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爆笑!みたいに読んでる人も多かったけど、私はうんうん頷きながら読んだ。たしかに笑えるところも多いけど、悔しくてたまらない場面でも、(特に感情的でありつつも)父や母の論理を慮って対応しようとする筆者の考え方や態度に見習うところが多かった。
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