さよならの向う側 i love you の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『さよならの向こう側より愛を込めて…逆ツナグ物語』 死後、一日だけ現世に戻る時間が与えられる【さよならの向こう側】の案内人に導かれ再会を果たす人達の物語。 辻村深月さん『ツナグ』の逆の設定で繰り広げられるヒューマンドラマ。最後は、心の奥底までジ〜ンときた。心温まる良作でした!!
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先に読んだ『さよならの向う側』の続編。 再会する方法が続編の方が『ひねり』があると思います。 サブタイトルになっている『l Love You』にはホロリとさせられました。 ドラマ化されるようなのでとても楽しみ♪
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自分は死んでしまったようだ。 死の世界の案内人が言う「最後に会いたい人は誰ですか?」 でもそれは"自分の死を知っている人以外" 様々な人と人と繋がりが描かれる温かい物語。
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前作と変わらず、ホッコリするお話ばかりでした。 自分が死んだことを知っている人には会えないというルールの中で、誰に想いを託すのか、それが本作の見どころだったように思います。 内容としてはとてもシンプルで嫌味のない物語なので、スッキリ読める作品でした。
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Amazonの紹介より 多くの読者が涙した感動の前作のその後を綴る、待望の続編!『生きる』ことにまっすぐ向き合った愛の物語。 「あなたなら『I Love You』をどう訳しますか?」 死んだ後、最後に一日だけ現世に戻り、 会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、 『さ...
Amazonの紹介より 多くの読者が涙した感動の前作のその後を綴る、待望の続編!『生きる』ことにまっすぐ向き合った愛の物語。 「あなたなら『I Love You』をどう訳しますか?」 死んだ後、最後に一日だけ現世に戻り、 会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、 『さよならの向う側』を訪れた四人の男女。 会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ、 という困難なルールのある中、 案内人に導かれ、彼らの選んだ最後の再会とは……? さまざまな人たちの最後の再会を描く、 『生きる』ことにまっすぐ向き合った愛の物語――。 前作から約1年経ちまして、続編が発売されましたが、今回も感動しっぱなしでした。 亡くなった人が最後に訪れる場所。「さよならの向こう側」。 連作短編集で、話が変わるごとに、訪れる人も変わっていきます。シリーズとしては二作目ですが、初めての人でも、全然楽しめます。前作の内容をダイジェスト版として、会話に入れ込んでいたりしているので、もう少し詳しく知りたい方は前作を読んでからをお薦めします。 流れとしては、 亡くなった人が現れる ↓ 案内人から「最後に会いたい人は誰か?」を問われる ↓ 自身の死を知らなく、かつ会いたい人へ会いに現世へ ↓ 24時間後、再び「さよならの向こう側」へ行き、本当の別れをする といった展開がループされていきます。 こうして書くだけだと、シンプルなのですが、それぞれの登場人物の事情や会いたい人との出会いと別れにグッとくるものがあり、涙を誘います。 今回の作品では、上記のループだけでなくちょっと変わった趣向もされていて、面白かったです。 特に第2話では、残された家族側からの視点で、亡くなった人のことを書いています。 それが面白くもあるのですが、じんわりと心を温かくさせてくれるので、ちょっと違った手法に楽しませてくれました。 他にも、登場人物それぞれの連続ドラマの最終回を読んでいるようで、毎回感動しましたし、正直これが終わってほしくないなとも思いました。もう第1話からグッと掴まされました。 別れというと哀しいイメージなのですが、この先も間接的に「繋がって」いる世界観に「終わり」ではなく「始まり」としても解釈でき、じんわりと温かみを感じました。 それぞれがどんな旅路を辿っていくのか。良い生まれ変わりをしていただきたいなと思いました。 テレビドラマ化されるということで、一番始めに思いついた案内人の役は松坂桃李さんでした。どこか抜けた感じや優しさのある雰囲気が似合っているなと思いました。
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死後、会いたい人に24時間だけ会える。ただし、会えるのは、まだ自分の死を知らない人だけ。 前作では、そんな難しいルールを守って、どうやって心残りなく最後の時間を過ごすのか、興味を持って読み進め、「なるほど、そんな方法が…」と面白かったが、2作目の今回は、どんなストーリーなんだろう...
死後、会いたい人に24時間だけ会える。ただし、会えるのは、まだ自分の死を知らない人だけ。 前作では、そんな難しいルールを守って、どうやって心残りなく最後の時間を過ごすのか、興味を持って読み進め、「なるほど、そんな方法が…」と面白かったが、2作目の今回は、どんなストーリーなんだろうと期待して読んだ。期待を裏切らないハッピーエンドばかりで、死を受け入れることは悲しいことのはずなのに、なぜか穏やかな気持ちにさせてくれた。
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