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葬儀屋にしまつ民俗異聞 鬼のとむらい の商品レビュー

4.1

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2023/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

民俗学と葬儀を絡めた推理物みたいな感じ。 あんまり見ないテーマでおもしろい。 民俗学の話って好き。 シリーズになったりしないかなぁ。 お兄さんの亡くなった真相もわからないし。 続いて欲しいな。

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2022/12/08

民俗学が大好きな私としては、葬儀と民俗学の融合が楽しい! 余り葬儀に関する風習等に詳しくなかったから、新しい知識が増えた感じ! 西待の兄コンプレックスはねが深そう…そして、東天は何があって、こうなったのか気ななる…が、慧や環の扱いといい、キャラの扱いは下手。 書き方に工夫の余地あ...

民俗学が大好きな私としては、葬儀と民俗学の融合が楽しい! 余り葬儀に関する風習等に詳しくなかったから、新しい知識が増えた感じ! 西待の兄コンプレックスはねが深そう…そして、東天は何があって、こうなったのか気ななる…が、慧や環の扱いといい、キャラの扱いは下手。 書き方に工夫の余地あり。

Posted byブクログ

2022/09/22

葬儀屋次男の西待は、ある事情から特殊葬儀を請負う事にするのだが、そこに民俗学的見地も混ざって中々に犯罪オカルトなストーリー 説明会話が多めだけど楽しめました

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2022/07/30

葬送民俗学ミステリーという帯に惹かれてよんだらどストライクな内容で終始面白く1日で読み終わりました。葬儀や風習の知識もつくし、ミステリーとしてもかなり完成度が高く短編の構成になっているのでさくっと読める。続きが出たらまた買います

Posted byブクログ

2022/06/24

新刊平積みで、帯の「全国津々浦々陰気紀行」というのにやられました。読まずにはおれまい。 葬儀屋の弟と民俗学マニアの兄、幼なじみのお寺の兄弟、ややこしい葬儀を承ったりする。 流れ灌頂、胎児分離埋葬習俗、戒名における三徐の法、ユダ、ウィンチェスターミステリーハウス、冥婚。 『決まっ...

新刊平積みで、帯の「全国津々浦々陰気紀行」というのにやられました。読まずにはおれまい。 葬儀屋の弟と民俗学マニアの兄、幼なじみのお寺の兄弟、ややこしい葬儀を承ったりする。 流れ灌頂、胎児分離埋葬習俗、戒名における三徐の法、ユダ、ウィンチェスターミステリーハウス、冥婚。 『決まっている。怖いという感情は、物事の無案内からきているからさ』 美形の兄弟、しかも弟が喪服で、兄が永遠の少年というのがテッパン設定よ。 色々な意味で楽しめた。

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2022/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

兄の方が学ランで弟の方が黒スーツ、何故だと思ったら成程。 一話目で想像がつくし、実際に種明かしも早い。 ただ、一話目から割とがっつり怖い話なので、兄弟の謎が多少分かったところで恐怖心は緩和されないが。 真相が分かっても、あるキャラが人殺しを行った事実は変わらないし。 他の話も、真相が分かっても怖さは終始ついて回る。 ホラー的怖さというより、覗いてはいけない人の闇を覗いてしまった、そんな居心地の悪さと粘着的で陰湿な怖さというか。 ゆえに、実家が寺の姉弟のマシンガントークと底抜けに明るい性格には随分救われた。 最初は、作中の雰囲気を壊す勢いではと心配になったのだが、読み終えると、ああ、あのぶっ飛んだキャラは絶対必要なやつだと痛感した。 タイトルに「民俗」とあるとおり、葬送に関係する民俗学的話や蘊蓄が盛りだくさん。 有名どころから割とマニアックな話題まで、兄が解説してくれる話はどれも興味深かった。 例えば冥婚に関しては、日本のむかさり絵馬だけでなく、台湾の紅包にまで言及していたのがポイント高かった。 やむにやまれぬ事情で兄に代わり葬儀屋を継ぐべく奮闘中の弟。 彼が全国を巡り特殊な葬儀を請け負う理由とは。 兄弟が抱えている件のせいで(兄が心配していたように)どうしても後ろ向きな理由を想定していたのだが、最後の最後に明かされた話が前向きなものだったので、読後感がよかった。 直前まで死にそうになっていたんだけれども。 俄然、弟の活動を応援したくなった。 その願いが成就しますように。 今のところ、警察のお世話になっている率100%だけれども。 ……強く生きてほしい、いや本当に本気で。

Posted byブクログ

2022/05/30

最近、死にまつわる話に興味があり たまたま書店で目に止まり購入してみました。 オレンジ文庫だしこの表紙だし もっと軽い話を想像していましたが いい意味で裏切られました。 葬儀屋さんの話ですが、その葬儀にまつわる 様々な知識が民俗学に沿ってたくさん詰まっていて 読んでいてとっても面...

最近、死にまつわる話に興味があり たまたま書店で目に止まり購入してみました。 オレンジ文庫だしこの表紙だし もっと軽い話を想像していましたが いい意味で裏切られました。 葬儀屋さんの話ですが、その葬儀にまつわる 様々な知識が民俗学に沿ってたくさん詰まっていて 読んでいてとっても面白かったです。 3つのストーリがありましたが どれも濃くて怖くてゾッとして。 でもそれだけじゃなくてそこには 人の想いがあり本当選んで良かったです。 続編もありそうな感じなので 追っていきたいと思います。

Posted byブクログ