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異伝 淡海乃海 羽林、乱世を翔る(三) の商品レビュー

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2022/10/22

12歳にして宮廷の実力者で、情勢の分析も鋭く胆力もあって帝の信頼も厚い主人公の朽木基綱。それに対して、泣き虫の情けない奴の足利義輝。この対比があざとすぎるけど、読ませる読ませる。近衛前久の妹たちからも慕われて、モテモテの基綱だが、相手が八つも年上!浅井と六角の野良田の戦いの後あた...

12歳にして宮廷の実力者で、情勢の分析も鋭く胆力もあって帝の信頼も厚い主人公の朽木基綱。それに対して、泣き虫の情けない奴の足利義輝。この対比があざとすぎるけど、読ませる読ませる。近衛前久の妹たちからも慕われて、モテモテの基綱だが、相手が八つも年上!浅井と六角の野良田の戦いの後あたりの話だが、さてこの後どうなるか。実際の歴史に干渉していくのかな。2022年6月の出版なので、次巻はまだまだか。

Posted byブクログ

2022/09/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

桶狭間の後、六角の敗れる野良田の戦いを想定した基綱への畏怖が広がる。 葦の運上、近衛の太閤殿下の病への対応、帝にその力を望まれ春齢との婚儀へ。次は頭の中将だね。 歴女でもないので大名は何となく聞き覚えあっても、公家が色々出てもよくわからない。 雰囲気で読んでこれだけ面白いのって凄いよね。 外伝Ⅴ『不安』桶狭間後、春日局と基綱の会話を聞いてた忍の覚悟って…。 外伝Ⅵ『乖離』朽木の幕府組三兄弟が基綱と会った際とその後の顛末。 ここでも公方を下げて上げて叩き落とす。

Posted byブクログ