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ファンをつくる力 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2022/06/27

デジタル施策は色んな分野において、標準となってくるでしょう。いや、分野によってはもう当たり前になっている。 自分がいる分野はまだまだデジタル施策が浸透していないので、色んな可能性を秘めている。 これから何ができるか、考えたい。 何ができるかの第一歩として、自分で簡単な動画でも作...

デジタル施策は色んな分野において、標準となってくるでしょう。いや、分野によってはもう当たり前になっている。 自分がいる分野はまだまだデジタル施策が浸透していないので、色んな可能性を秘めている。 これから何ができるか、考えたい。 何ができるかの第一歩として、自分で簡単な動画でも作ってみようかと思う。

Posted byブクログ

2022/06/13

オンラインとオフラインを交差させるファン導線 プロスポーツチームのマーケティング戦略における「考え方」のバイブル。(真の"戦略"と呼べる) ■概要 ファンづくりの要諦がOMO 的に分かる本。オンラインとオフラインを連動させてファンを作るというゴールのKPI...

オンラインとオフラインを交差させるファン導線 プロスポーツチームのマーケティング戦略における「考え方」のバイブル。(真の"戦略"と呼べる) ■概要 ファンづくりの要諦がOMO 的に分かる本。オンラインとオフラインを連動させてファンを作るというゴールのKPIを様々なデジタルチャネルに設定し、その達成のためのポイントが分かる ・ファンづくりは以下の3つのプロセスに分けられる 1.個性の定義と体現 2.体験価値の最大化 3.体験人数の増加 ・さらにデータ活用とデジタル施策の3×2マスに分解して考える - データを取るための様々な工夫、アンケートやLINE、YouTubeコラボ先からデータをもらう - 時にデプスインタビューを行いファンのインサイトを得る ・カスタマージャーニーの様にファンの行動を分解して、認知→関心→観戦→共有→リマインド→没頭、、それぞれに適したチャネルを使う。YouTubeやTikTokが成功に思えるが、あくまで目的を分ける。YouTubeで全てが完結するわけではない ■所感 スポーツチームのファンマーケティングのバイブルである。まずここまで言語化できているナレッジはないし、SNSやデジタル施策をカスタマージャーニー(≒導線)に沿って全社が連動して使えているクラブを私は知らない。 川崎の成功は表面的に見れば、華やかな演出やYouTubeの企画の面白さだけが目に写るが、それだけではここまで持続的にファンは拡大しなかっただろう。地道なホームタウン活動と、それをファン作りのデータとして蓄積・分析し、体験価値の最大化と体験人数の増加に繋げた妙が隠れている。ゴールを設定し、オンラインとオフラインを一つの方向性(ベクトル)の下に繋げるという、真の「マーケティング"戦略"」といっても良い内容だった。 各クラブはこの「考え方」を徹底的にパクるべきである。川崎より予算や人的資源が限られるクラブも多く、戦術や施策を全ては真似できないだろう(有名人ゲストなど)。とはいえ、考え方は全てのクラブに共通するはずである。川崎だから、DeNAだからできた、を言い訳にしてやらないクラブに成長はない。(もしくはこれを超えるものを自分達で生み出さないといけない) どのクラブも素晴らしいオリジナリティ、アイデンティティがある。だからこそ、川崎の「考え方」を徹底的に真似して、自らのアイデンティティを輝かせ、ファンを惹きつける仕組みを作っていかなければならないと感じた!

Posted byブクログ