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鬼役 新装版(四) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2024/05/27

短編ごとに、毎回様々なドラマが描かれ、新たなキャラが現れては去っていく展開はよく考えられており、江戸城内の複雑な役職や人間関係、業者との癒着や贈賄から派生する争いが話のメインとなる。 さらには幕府と朝廷の駆け引きも描かれているが、プロットが複雑ながら毎回似たような構成となりだんだ...

短編ごとに、毎回様々なドラマが描かれ、新たなキャラが現れては去っていく展開はよく考えられており、江戸城内の複雑な役職や人間関係、業者との癒着や贈賄から派生する争いが話のメインとなる。 さらには幕府と朝廷の駆け引きも描かれているが、プロットが複雑ながら毎回似たような構成となりだんだん飽きてくる。ここまで内容があるのだから、短編ではなくて長編仕立てにしてもよいような気がする。

Posted byブクログ

2023/04/12

今回の鬼役では、私の好きなキャラクターである鬼役の母上、志乃さまの活躍が顕著で嬉しい限りです。 こうなってくると、鬼役を読む理由は、志乃さまの活躍見たさです。 悪党相手に、“老女”と言われようとも、なんの、凄まじい薙刀で大立ち回り。 なぜこれほどまでに主人公の鬼役より、母上に魅...

今回の鬼役では、私の好きなキャラクターである鬼役の母上、志乃さまの活躍が顕著で嬉しい限りです。 こうなってくると、鬼役を読む理由は、志乃さまの活躍見たさです。 悪党相手に、“老女”と言われようとも、なんの、凄まじい薙刀で大立ち回り。 なぜこれほどまでに主人公の鬼役より、母上に魅了されるのか。 並の強さでない、薙刀の達人であり、 武家の女の凛としたふるまい、 なんで見通す目、 そしてあの無駄のない口調。 鬼役の息子、亡き夫共に、刺客である裏の顔に気がつかないはずがない。 本当は知っているのでは? と、思いながら読んでいます。 ここにきて、橘右近、公人朝夕人土田がいい味を出してきたので今後に期待です。

Posted byブクログ