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元狙撃教官が語る狙撃の道 の商品レビュー

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2022/06/06

新しいこと、面倒が増えることはするな、という組織の圧力に耐え、狙撃過程を立ち上げた松岡氏は自衛隊という組織においては異端であったかもしれない。 同じように組織の外側の力を借りた二見氏、それぞれの功績は大きいと思うが、退官された現在の自衛隊を思うと無邪気に☆5には出来なかった。 現...

新しいこと、面倒が増えることはするな、という組織の圧力に耐え、狙撃過程を立ち上げた松岡氏は自衛隊という組織においては異端であったかもしれない。 同じように組織の外側の力を借りた二見氏、それぞれの功績は大きいと思うが、退官された現在の自衛隊を思うと無邪気に☆5には出来なかった。 現役自衛官は、このような発信はできないことは理解している。ただその様な自衛官がまだまだ存在することを願って止まない。 具体的な提言があるものの、防衛省、陸幕、装備庁、事なかれ主義の方々には届かないであろう物悲しさ。 自衛隊の相対する「彼等」は、こちらの都合に合わせてくれるというのだろうか。

Posted byブクログ