10代の女の子のための性のお悩み相談室 の商品レビュー

宮川三代子(著者)

2023/05/06

https://www.lifescience.co.jp/shop2/index_0225.html ,
https://profile.ameba.jp/ameba/miyokomiyagawafukuoka ,
https://www.youtube.com/channel/UCWf7SjtEo7SqX0FhkoXTRmQ

2022/08/18

〇10代の女の子たち、これから妊娠を考えている人たちに、人生設計の本の1つとしても読んでほしい
〇自分の身体・心も、ひとの身体・心も大切にできるように

◎あなたの産婦人科のかかりつけ医のような本になるように
大人になるあなたが、自分が妊娠したいときに妊娠して、妊娠したくないときは避妊ができ、子どもを育てる人生も子どもを育てない人生も自分で選べるように

1:月経や妊娠について
・女性の身体と男性の身体
・心の性と身体の性
　性同一性障害→性別違和
・女性ホルモンについて
　エストロゲンとプロゲステロン
　月経のメカニズム
　妊娠のメカニズム
・何歳まで妊娠できるか
　35歳くらいがボーダーライン
・生理用品の使い方
　様々なアイテムがあるので使い分けると便利
※生理の貧困について

2:将来の妊娠のために
・ダイエットの危険性
・生理痛
　定期的に婦人科の受診を
　経膣エコーと経腹エコー
・自立神経を整える
・パートナーと考える

3:ピルや鎮痛薬を上手に生活に取り入れて、快適なセイカツヲ手に入れる
・スポーツ選手、中高生受験対策、重たい生理痛

4:正しい避妊法
・ピルは女性が主体的にできる避妊法
※グレゴリー・ピンカス博士とマーガレット・サンガー女史
　ピルの副作用　血栓のメカニズム
　ドイツでは若い世代の7割が服用
・子宮内避妊システム、支給避妊用具
　I CU , I UD
・コンドームのススメ
　どちらかというと避妊目的より感染症予防目的
・膣外射精…不確実
・タイミング法（リズム法）…避妊失敗率が高い
・避妊インプラント…日本ではまだ認可されていない
・緊急避妊ピル…72時間以内

5:子どもを育てる人生も、子どもを育てない人生も、自分で選べる
・自分の人生は自分で決めることができる
・子どもを産まない人生も正解
・若年妊娠について
　「もしも妊娠中したら」を想像する
　若年妊娠のリスク
　　…性感染症の母児感染（妊婦健診を受けていない場合が多いため）
　　　喫煙率が高い
　　　早産・死産（妊娠高血圧症候群のリスクが高い）
・流産率は35歳から高くなっていく
・養子縁組や里親制度について
　特別要支援、普通養子縁組
・代理母など代替方法の現状
　非配偶者間人工受精
　卵子提供、卵子凍結

6:子宮内膜症について
・月経血が逆流して、子宮内膜症になる
　チョコレート嚢胞、症状、受診
・不妊症・産科合併症・循環器疾患の原因になることがある
・鎮痛剤は子宮内膜症の根本的な解決にならない

7:デリケートゾーンの悩みと性感染症
・悩みいろいろ
　デリケートゾーンの構造
　見た目、かゆみ、ブツブツ、匂い、蒸れ
・性感染症について
　ピンポン感染…パートナーといっしょに治療する
　梅毒、尖圭コンジローマ、性器クラジミア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス感染症、膣トリコモナス、HIV感染症、ケジラミ

8:子宮頸がんとHPV ワクチンのおはなし
・症状と原因、予後
・若い世代に多い「マザーキラー」
・HPV ワクチン
　接種時期、日本で接種できるHPV ワクチン
　WHO 子宮頸がん撲滅プログラム
・世界と日本の現状
　世界では稀な病気になっているが日本は取りのこされている…ワクチンへの恐怖心
・ワクチンを接種しない場合…年に1度の婦人科診察を

9:しっかりと知っておいてほしいこと
・中絶について
・世界の状況と日本の状況
・中絶に関する法律
・妊娠週の数え方
・性的合意について
・リベンジポルノ被害
　プライベートゾーンに関する教育