薫る花は凛と咲く(2) の商品レビュー
感想 昴は薫子のことを思うがゆえに凛太郎を遠ざけようとしたけど、本人の気持ちが一番。凛太郎のすごいところは自分の思いをストレートに伝えられること。だから昴も心を開いてくれたんだとおもう。 お母さんはこの母あってこの子ありって感じのいいお母さん。
Posted by
昴ちゃん!!!、友達との間に波乱?!回。 すばらしいキャラ付だと思いました。メチャクチャ好感もてました。読んでてみんな応援したくなる作品なんですよね〜
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 お嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校・千鳥高校の紬 凛太郎。強面で物静か。ゆえに周りから怖がられている凛太郎は、自分に対してまっすぐ関わってくる薫子に初めは困惑するも、次第に心を開き始めてゆく。けれど、距離が縮まる二人の関係とは裏腹に、隣接する二校の溝は未だ深いまま。そしてある日、徹底して千鳥を嫌う薫子の友人・保科 昴が凛太郎を呼び止め……!? ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
Posted by
凛太郎に詰め寄る昴の存在は凛太郎に忘れてはならない事を突き付けるね 桔梗と千鳥には酷い対立が有る。凛太郎と薫子が青春溢れる感じに距離を詰めれば、その様を見た両陣が何を言い出すか判らない。それはもしかしたら薫子を傷つけるものになるかもしれない …そう考えると、本作は少し「ロミオとジ...
凛太郎に詰め寄る昴の存在は凛太郎に忘れてはならない事を突き付けるね 桔梗と千鳥には酷い対立が有る。凛太郎と薫子が青春溢れる感じに距離を詰めれば、その様を見た両陣が何を言い出すか判らない。それはもしかしたら薫子を傷つけるものになるかもしれない …そう考えると、本作は少し「ロミオとジュリエット」っぽさが有るかも。中心にいる若い男女は純粋に愛を育もうとするけど周囲が許さない ただ、昴は本当の意味で二人の恋愛を邪魔しようとしているのではなく、心から薫子が心配だから凛太郎にもキツく当たっているようで 不器用で余裕がなくて、でも一生懸命。そこに籠められた昴の人柄を凛太郎は感じ取れたようだけど、だからって「はいそうですか」と従える程に凛太郎の感情は軽くない その矛盾する感情の矛先が向いてしまった先が朔達か… 彼らだって友達として凛太郎を心配しているし、隠し事をされている点を悲しいと思う。それを多分判っていてなお拒絶した凛太郎による苦しみは両者を傷つけるもの なのに、あんな手酷い言葉は「凛太郎が自分達に感情を伝えたもの」と解釈する絢斗は良い奴だなぁ 優しい人の周囲には優しい人が集まる法則でも有るのか なら、優しい薫子の近くにいる昴が優しい人間で無い訳がなくて 凛太郎との間に生じた諍いを明かすに留まらず、自分の身勝手を薫子に謝った。それは昴の誠意の現れなんだけど… 薫子はそんな昴以上に優しい人間なんだなと10話を読んで再認識。でもそれはもしかしたら自分の望みを押し隠す事で発せられる優しさかもしれなくて。104ページの笑顔は辛い… 行き詰まりかけた薫子と昴。そんな二人を救うのはこれまでに培われた二人の関係性ですか 雲梯から落ちて痛そうな薫子に涙してしまった時、「へーきだから」と笑ってくれた薫子に救われた昴 雲梯から落ちて痛かったけど、自分の代わりに大泣きしておまじないまでする昴のお陰で痛みが引っ込んだ薫子 薫子は昴の優しさに助けられて、昴は薫子の優しさに助けられてきた。どちらかがどちらかに寄り掛かるのではなく二人が二人を支えている なら、薫子を支える昴が薫子の「好き」を邪魔するわけがないんだよね。気持ちを切り替えて凛太郎に向き合い直した昴は素敵 昴に薫子との逢瀬を許されて、彼女とも友達になる約束をした。中間テストでは赤点を回避しているし、目先の問題はある程度クリアした状態 残っている大きな問題は友達と仲違いした状態の解消。母との会話も有って、そこへ向けて動き出した凛太郎は果たして何を言うのだろうか? まあ、まずは密会現場を押さえられた点への言い訳だろけど(笑)
Posted by
凛太郎くんの友達も薫子ちゃんの友達もみんないい子だー。恋愛だけじゃなく学園漫画として友情も味わえる。あたたかい〜
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
保科さんの巻、と言っても過言ではないでしょう。友達を想うが故に悩む優しさに溢れる一面が好印象。それと大嫌いの後の大好きというタイトルが秀逸。 お母さんの人間らしさから外れなければあとは見守るだけという子育てのスタンスはカッコよくて響いた。
Posted by
- 1