ブルーピリオド(12) の商品レビュー
好きなこと、没頭の先で規格外の人に会う。そんな人達との関わりから自分も変化し、成長する。今後どうなるか楽しみ。
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二年生になった八虎。宗教っぽいノーマークスにのめり込…大学にも行ってなーい!だけど、八虎にとってこの場所は成長できた場所だった。
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なんかすごい世界だな… 宗教とかマルチとか怪しい雰囲気ムンムンにつたわってくるのにそこが居心地いいとか、沼ですね 良いか悪いかは分からんが。 美術って、アートって、そんなに深い世界だったんだな
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桑名さんが彫刻科に入学してきて油画以外の友達ができるように。そこで紹介されたノーマークス。カリスマ性のある人に惹かれていく八虎。大学の偉い人が教える美術が良いものなのか、自分の理解の及ぶ範囲で楽しむ美術が良いことなのか。どっちも言い分はあるけど、なんかアングラな世界に八虎がいって...
桑名さんが彫刻科に入学してきて油画以外の友達ができるように。そこで紹介されたノーマークス。カリスマ性のある人に惹かれていく八虎。大学の偉い人が教える美術が良いものなのか、自分の理解の及ぶ範囲で楽しむ美術が良いことなのか。どっちも言い分はあるけど、なんかアングラな世界に八虎がいってしまいそうな不安感が募る。どう展開していくのか。
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教授にはいつまで同じことやってるのっていうような言われ方されていたけれど…ドローイングの課題に取り組む八虎も、その課題に熱中する八虎の描かれ方も、もちろん作品も、わたしは好きだなぁ。 人に物を教えるっていうこと自体が難しいことだろうに、美術を教えるって、いったい何が正解なんだろ...
教授にはいつまで同じことやってるのっていうような言われ方されていたけれど…ドローイングの課題に取り組む八虎も、その課題に熱中する八虎の描かれ方も、もちろん作品も、わたしは好きだなぁ。 人に物を教えるっていうこと自体が難しいことだろうに、美術を教えるって、いったい何が正解なんだろう… 教える側(学校、先生、教授)にきちんとした捉え方(核があって、芯の通ったもの)があって、かつそれが学ぶ側(生徒)にしっかり伝わらなければ、彼らは何が良くて何が悪いか、何が必要で何が不必要か気づけないし、きっとわからないことだらけになってしまうだろうな。 答えがない答えなんて、どうやって導き出したら良いんだ。
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【あらすじ】 高2で絵を描くことの楽しさに目覚め東京藝大に合格した矢口八虎に2回目の春が訪れる。 課題や講評で芽生えた、自分の才能や大学への疑問や不安は美術への情熱を曇らせたまま悶々とした日々を送る八虎。 2年生になり、新しい講師や教授との出会い、そして予備校時代の級友に藝大で再会した八虎は、美術への情熱を取り戻せるか。 「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。 新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。 アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、 今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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八虎が2年生へ進級、桑名さんが彫刻科に入学。 犬飼先生の課題に対峙。八雲のドローイングの解説わかりやすい。電車内でドローイングする描写、八虎の目に映るもので何を見ているか表現するとか、あの辺りいいなぁ。 反権威主義の芸術集団「ノーマークス」代表、フジさん登場。やや胡散臭さも感じるけど、博識で他者へのチューニングも的確なため、八虎も心酔していく。確かにカリスマ的だけど、私ならちょっと警戒する……たぶん。 犬飼先生はぶっきらぼうだけど学生をちゃんと見ているようだし、伸ばすこともできるような気がする。犬飼先生とフジさんが八虎のメンターになるような、そんな予想をした。あと、鷹田さんはなんか好き。 「ノーマークス」のような芸術集団とかアーティスト集団ってあるよなぁ。と思いながら読んでいた。現実の芸術集団については、正直押し並べてあんまり好きじゃないなぁ、という感想を持っているので、私のノーマークスへの警戒もそこからだろう。
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芸大受験期と比べると、重い雰囲気がより一層際立つなあと感じながら読んでました。 でも、悶々としてこそ学生なのかもしれません。自分もそんな時期がありましたから。八虎には大いに異なる価値観に触れて悩んで欲しいと思います。
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八虎くん2年になりました。かわいい後輩(笑)もできて、先生の体制も変わりました。出された課題はドローイング500枚、期限2週間!! 手を動かすことを思い出した八虎くん、なんとか課題を提出しますが教授には「自己完結しないでもっと外の世界を知ってください」と言われてしまう。 そんななか、ノーマークスという芸術集団の集まりに出入りするように。新たな世界を知って、気づけば学校に行っていない状態に。 これヤバくないの・・・? 芸術系に限らずそうだと思いますが、大学ってただ授業受けて課題をこなすだけでは学びのほんの少しをかじっただけになるんですよね。だから、大学以外にも芸術についてさまざまな刺激を受けることができる場が見つかったのはいいことだろうなとは思いますが、そこで得られる刺激や経験と大学で学べることを天秤にかけ始めたらヤバイ…と思う。 そしてこれが…政治的な集団だったら…と思うと恐怖しかない。幸い、ノーマークスはそういう団体ではなさそうですが…大丈夫よね?
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ずっと読んできて、入試前の壮絶な様子見てるだけに、大学でこんな気持ちになるのは切ないですね。美術だからこそなのかもしれないけれど。八虎の気持ちもわからないでもないけど、得るものはあるのでは?自分次第では?という思いが止められません。
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