清明 の商品レビュー
神奈川県警の刑事部長に就いた竜崎さん。大森署で築いた人間関係や信頼が、またまっさらになって、果たしてここで、竜崎の原則原理のやり方が、うまく回っていくものか。。。 敵対関係(?)にある警視庁、そして伊丹さんとの合同捜査。立場が変われば人も変わっちゃうの?伊丹さんとの関係の微妙なギ...
神奈川県警の刑事部長に就いた竜崎さん。大森署で築いた人間関係や信頼が、またまっさらになって、果たしてここで、竜崎の原則原理のやり方が、うまく回っていくものか。。。 敵対関係(?)にある警視庁、そして伊丹さんとの合同捜査。立場が変われば人も変わっちゃうの?伊丹さんとの関係の微妙なギクシャク感にもドギマギした(汗) 警察OB、公安までも巻き込んで、無事の事件解決と共に、彼の流儀(?)も浸透されたようでなにより(^^) 中国は怖い国。。そんな暗部を描きながらも実は捨てたもんでもないんじゃね?って思えた。 ラストの家族3人での食事場面がものすごくステキだ!!
Posted by
再読。神奈川県警の刑事部長に異動してからの第1作。警視庁と神奈川県警の確執だったり、横浜中華街だったり、県警OBだったり、国際スパイだったり、新しい職場ならではの問題が降ってくる。まあ竜崎さんらしくすべてをさばいて、味方をつくって、安心の結末へ。変わらない竜崎さんをまだまだ見たい...
再読。神奈川県警の刑事部長に異動してからの第1作。警視庁と神奈川県警の確執だったり、横浜中華街だったり、県警OBだったり、国際スパイだったり、新しい職場ならではの問題が降ってくる。まあ竜崎さんらしくすべてをさばいて、味方をつくって、安心の結末へ。変わらない竜崎さんをまだまだ見たいです。
Posted by
面白かった。一気に読んでしまった。 竜崎部長、神奈川県警の刑事部長に。 官僚同士や、県警と警視庁のしがらみの中、ブレない姿勢がいいなぁ。 滝口さんも、最初はなんだよ…って感じの人だったけど、竜崎部長はその人すら強い味方にしてしまった。 杉本哲太さんと古田新太さんのイメージが未だ...
面白かった。一気に読んでしまった。 竜崎部長、神奈川県警の刑事部長に。 官僚同士や、県警と警視庁のしがらみの中、ブレない姿勢がいいなぁ。 滝口さんも、最初はなんだよ…って感じの人だったけど、竜崎部長はその人すら強い味方にしてしまった。 杉本哲太さんと古田新太さんのイメージが未だに浮かぶのは、印象深いドラマだったんだなぁ。また新しくドラマ化やってほしいなー
Posted by
「隠蔽捜査」シリーズの10冊目。 竜崎が神奈川県警の刑事部長に着任したところから始まる新たな物語。 いつもは色々と事件が輻輳するシリーズだが、今回は冴子さんの事故があるくらいで町田で起きた殺人事件の捜査が中心となる(余談だが、先月「ブラタモリ」で『なぜ東京・町田は“神奈川県町田...
「隠蔽捜査」シリーズの10冊目。 竜崎が神奈川県警の刑事部長に着任したところから始まる新たな物語。 いつもは色々と事件が輻輳するシリーズだが、今回は冴子さんの事故があるくらいで町田で起きた殺人事件の捜査が中心となる(余談だが、先月「ブラタモリ」で『なぜ東京・町田は“神奈川県町田市”と間違えられるのか?』とやっていたのを見ていたので、警視庁と神奈川県警が合同捜査を行う地勢がすんなり頭に入ってきた)。 捜査を巡って警視庁vs神奈川県警という構図になるかと思っていたがあまりそうでもなく、冴子さんの事故に端を発するトラブルもすんなりと捜査に結び付け解決するし、なんだか今回は物語を通して日本の外交や入管のあり方とか彼の国々の国柄に対して一言言いたかったのでは、てな話に感じてしまった。 本音と建て前を使い分けしない竜崎の姿勢に、警察OBも中華街の大物も情報提供者も被疑者も公安も県警の部下も皆、打たれたように共鳴していくが、運びとしてはやや安易。 果てはマスコミも大きく騒がないし、外務省も文句を言わないなんて、理想的な幕切れで、現実の世界もこのように進んだらどんなに良いだろうねぇ。 タイトルになっている「清明」という詩について語る竜崎とそれに聴き入る冴子さん美紀さん。このシリーズには滅多にない家族のシーンがなかなか良い。 世界の実情を踏まえながら竜崎を通して語られる三権分立や言論・報道の自由に対する考えには全くその通りだと思う。
Posted by
隠蔽捜査シリーズ8。 竜崎伸也は神奈川県警刑事部長として着任する。最初に起こった殺人事件は、伊丹引き入る警視庁との合同捜査。容疑者は、公安もマークしていた中国人。横浜中華街の華僑も絡み、竜崎は難しい舵取りを要求される事となる。
Posted by
安定に楽しめる作品。 作者はこの作品を、警察小説ではなくて官僚小説として書いている旨解説に書いてあったが、確かにミステリーとしての謎の解明よりも、警察という職場での人間関係に重点を置いたお仕事小説として色が強い作品。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々の竜崎シリーズ。隠蔽捜査8 またもや同居人からのプレゼント。 神奈川県警刑事部長となった竜崎さん。 いろいろ柔軟な対応ができるようになっているのが面白い。 冴子の事故にかけつけるとか、以前は有り得たかな? あと伊丹のちょっとした態度に気がつくとか細かい。 事件は中国絡みでちょっと大ごとになるのかしら?と思わせといて、結果褒められるとか、竜崎あるあるで笑った。 このシリーズよほどでないかぎり嫌な人がいないのも良いかも。 公安部長はちょっとだけど。 県警OBの滝口もまあ良かったけど、最初の対応はいかがなものか。 ちょっとした嫌がらせ?大人はそんなことやめようよ。 ここでも人との接し方で成長しまくっている竜崎が素晴らしすぎ
Posted by
これまでよりも読みやすいけど、 もう少しこじれても良かったかなあ。 期待が大きい分、星は3つくらい。
Posted by
大森署から神奈川県警本部へ異動し刑事部長として着任した竜崎。 すぐさま殺人事件に関わることになったが、警視庁との合同捜査や慣れない県警内でのやり取り、妻冴子の思わぬトラブル。 それでもさすが竜崎、何が大切かを考え人の話を聞き柔軟に対応します。 伊丹が言った「たてまえと本音の概念が...
大森署から神奈川県警本部へ異動し刑事部長として着任した竜崎。 すぐさま殺人事件に関わることになったが、警視庁との合同捜査や慣れない県警内でのやり取り、妻冴子の思わぬトラブル。 それでもさすが竜崎、何が大切かを考え人の話を聞き柔軟に対応します。 伊丹が言った「たてまえと本音の概念がない」は笑いましたし、その言葉も竜崎にとって意味不明なのでしょうね。 阿久津参事官には興味がわきました。 今後の活躍に期待です。 完璧ではない、からこそ見習いたいです。
Posted by
今野敏の隠蔽捜査シリーズ第8弾 警視庁:大森署長から神奈川県警の刑事部長へ異動となった キャリア官僚:竜崎伸也の活躍を描いています。 警視庁との合同捜査本部でまた伊丹刑事部長と共に指揮を執ったり、警察OBや神奈川県警内の新たな軋轢等もありますが・・・ とにかく今回も痛快無比!これ...
今野敏の隠蔽捜査シリーズ第8弾 警視庁:大森署長から神奈川県警の刑事部長へ異動となった キャリア官僚:竜崎伸也の活躍を描いています。 警視庁との合同捜査本部でまた伊丹刑事部長と共に指揮を執ったり、警察OBや神奈川県警内の新たな軋轢等もありますが・・・ とにかく今回も痛快無比!これぞ警察小説!!文句なく一気読みでした。 すでに次作が楽しみです(^^♪
Posted by