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過ちの雨が止む の商品レビュー

4.1

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

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2024/08/16

2024年8月16日。再読。実の父かも。妹がいるのかも。母親キャシーが立ち直った?私では充分ではなかったの?

Posted byブクログ

2024/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「償いの雪が降る」の続編。すごく良かった。ページターナー要素が多いのと日本人好みの切なさポイント満載の面白さと書いたが、それにも増しての続編、面白くないわけがない。前作の終わりからの直接の物語でなく、数年後、主人公がAP通信の記者になってる頃の話だが、主人公を巡る問題は何も変わっていない。さらに複雑な問題が巻き起こり、悪戦苦闘する物語が展開し、同時並行で静かに救済が進む。3作目は別の視点で書かれ、そのうち翻訳されると思うけど、読める人は2作連続で読んで欲しい。これ絶対面白いやつなので、つべこべ言わずに読めってのに久しぶりに出会った。

Posted byブクログ

2024/05/27

『償いの雪が降る』を読んでからだいぶ時間が経ったけど、続編やっと読めた。 ジョーの成長とその後の恋人のライラとの関係が知れて嬉しかった。 またしても次から次へと問題や危険にみまわれるジョー。 会ったことなくても本当の父親はやっぱり気になるし、毒親でも母親は母親で向き合わなくては前...

『償いの雪が降る』を読んでからだいぶ時間が経ったけど、続編やっと読めた。 ジョーの成長とその後の恋人のライラとの関係が知れて嬉しかった。 またしても次から次へと問題や危険にみまわれるジョー。 会ったことなくても本当の父親はやっぱり気になるし、毒親でも母親は母親で向き合わなくては前に進めない。 家族に縛られるけど、逃れられない。 ジョーの葛藤と成長。 今後も楽しみ!

Posted byブクログ

2023/10/26

『償いの雪が降る』の続編。 AP通信社に就職したジョーが、自分の父親の殺人事件を追う。周りから忌み嫌われる父親の実態と取り巻く人々の人間模様が描かれる。改心した母と会う、ジョーと弟ジェレミーの場面は圧巻。ジョーの成長も感じられ、読後感は良い。

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2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョーの軽率さ(チャーリーとのシーンの数々を見よ。お前、もうちょっと上手く立ち回れよ、言いたくなる)にイライラし、「ん? こいつの言動は、ちと怪しいぞ」とミスリードさせられたり、と愉しませてもらいました。希望を持たせるラストもいい。

Posted byブクログ

2023/08/14

苦労しながら大学を卒業したジョーは、AP通信社に記者として入社した。 上院議員のスキャンダルを記事にしたジョーは、議員から事実無根による名誉毀損で訴訟を起こされる。 会社からは法廷対策として情報源を明らかにするように要求されるが、秘密を守ると約束して情報を得たとの理由から明らかに...

苦労しながら大学を卒業したジョーは、AP通信社に記者として入社した。 上院議員のスキャンダルを記事にしたジョーは、議員から事実無根による名誉毀損で訴訟を起こされる。 会社からは法廷対策として情報源を明らかにするように要求されるが、秘密を守ると約束して情報を得たとの理由から明らかにすることは出来ないと、猪突猛進型のジョーはキッパリと断る。 職を失うかも知れない問題を抱えている時に、自分と同姓同名の男が殺されたとの情報を得る。 もしや会ったこともない実夫かも知れないとの興味が湧き、司法試験を直前に控えて勉強に励んでいるパートナーのライラに弟のジェレミーの世話を無理やり押し付け、殺人事件が起きた田舎の地へ向かう。 現地で殺された同姓同名の男は、多数の人々から恨まれたり嫌われていた問題の人物だった。 その男の情報を現地で集めていたところ、ジョーは警察から殺人の容疑者との疑念を持たれる。 そしてジョーはとんでもない状況に追い込まれ、ジェレミーとライラを失う事態になるかもしれないとの不安に駆られる。 とても複雑な人間関係が絡み合い、そこに突如湧いてきた大金の行方もジョーの意識を大きく動かし、生き方そのものを左右させるような状況が続く。 非常に困難な状況に嵌ったジョーだが、懸命に複数の殺人事件の解決に挑むことになる。

Posted byブクログ

2023/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすくて面白かった。 ちょっと自意識過剰で突っ走り気味のジョーだが、強い腕っぷしが頼もしい。事件もそれほど複雑でなく、トントン拍子に進むので中弛みしない。 最後にはみんなきちんとハッピーエンド、正義感の強いジョーにも大満足。悪いやつはちゃんと成敗されるとこもすっきり。

Posted byブクログ

2023/05/01

自分の父親について知りたい!そんな生半可なストーリーではなくジョーを、取り巻く肉親や、恋人らを、巻き込み正義感だけで日夜葛藤する彼を応援しつつ読み進めました。後半に連れて展開していくストーリーは、読み応えあり!

Posted byブクログ

2022/12/21

前作「償いの雪が降る」で大学生だったジョーは、大学を卒業しAP通信社の記者になりセントポールに住む。弟ジェレミーをひきとりもう6年になる。恋人ライラとは同棲し彼女は司法試験がまじかに迫っている。これらが冒頭で語られ、ああ、ジョー、よかったねえ、ジェレミーも、ライラともいっしょなの...

前作「償いの雪が降る」で大学生だったジョーは、大学を卒業しAP通信社の記者になりセントポールに住む。弟ジェレミーをひきとりもう6年になる。恋人ライラとは同棲し彼女は司法試験がまじかに迫っている。これらが冒頭で語られ、ああ、ジョー、よかったねえ、ジェレミーも、ライラともいっしょなのか、となにか嬉しくなる。 そんな中、上司からジョー・タルバートという同じ名の男性が死亡したという記事を見せられる。自分は父と同じ名前をつけたと母から言われている。果たしてその男は自分の父なのか? かくしてジョーはその男が死んだ地、ミネソタ州キャスペン郡に向かう。 母を捨てた父のその後、父と母と、まだ見ぬ親類、それらの越し方をジョーは探るうちに、改めて自分の心棒をみつけてゆく。 今回もジョーの調査と行動でとんとんと進むのだが、またもやそう調子よくいくかい、と思うものの、やはりジョーに幸せになってもらいたい、という願いの方が勝るので、筋立てに不満はない。 2018発表 2022.4.28初版 図書館

Posted byブクログ

2022/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作「償いの雪が降る」の続編、ジョー・タルバートがAP通信社の記者となって、名前しか知らない父の殺人事件の真相と、自身の過去と向き合う話。 前回は他人事の殺人事件に首を突っ込んだ形だったが、今回は遺産も絡んで冷静になれない部分もあったり、恋人レイラや母親との関係がこじれたりで、あまりヒーローらしくなかったが、ボロボロになっても最後まで正義を貫いてくれて良かった。あれから、ろくでなしの伯父がどうなったのか気になるが、まだ続き(レイラが主人公らしいが)があるようなので楽しみ。 追記:ジョーが飛行機も乗ったことがなければ、海も見たことがない。泊まりがけの旅行にも行ったことがない、と語ったこと。アメリカの二十代男性の一般的な事情ではないだろうが、珍しくもないんだな、と感じた。帰るところは場所ではなく、人であると悟ったとしても、彼の家族たちにはもっといろんな思い出が増えてほしい。

Posted byブクログ