特等席とトマトと満月と の商品レビュー
芸人さんをリスペクトしている なんて言うと当の芸人さんたちには鼻で笑われそうだけど、本物の芸人さんに知り合いもいないので恥ずかしげもなく言ってしまおう 中でも普通にテレビに出ていたり、賞レースの上位に顔を出すような芸人さんはたとえ一発屋と呼ばれるような人でも天才だと思う そんな...
芸人さんをリスペクトしている なんて言うと当の芸人さんたちには鼻で笑われそうだけど、本物の芸人さんに知り合いもいないので恥ずかしげもなく言ってしまおう 中でも普通にテレビに出ていたり、賞レースの上位に顔を出すような芸人さんはたとえ一発屋と呼ばれるような人でも天才だと思う そんな天才たちのひとり紺野ぶるまさんの処女作 芸人さんが好きで、芸人さんが書いた小説は思わず手にとってしまうのだが、実はあまり面白いと思ったことがない だいたい読み終わった後に「調子のんなよ」とか思ったりする(リスペクトどこいった) 本作も芸人さんが小説を書きました!にありがちな自分を投影したような芸人が主人公で、芸人さんたちの舞台裏をのぞかせながら普段自分が感じてるあれやこれやを当て込んでいく感じのこれを面白いって言っちゃうと、あーわかってないわこの人恥ずかしって言われちゃうタイプのやつだこれ うん、面白かった!(なんと言われようとも) あ、一穂ミチさんが帯書いてるわ 間違いないやん!(急に強気)
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かなり刺さった。 自分の思ってることを素直に発信すれば誰かに必ず刺さる、とぶるまさん本人が言っていたが、ひとつも共感出来ない人が世の中にはいるのかな。と思うくらい自分には刺さった。 情景描写が綺麗でドラマを見たような気にもなった。
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