森と木と建築の日本史 の商品レビュー
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<目次> 序章 日本の森林と木の文化 第1章 木と人のいとなみ 第2章 豊かな森のめぐみ~古代 第3章 奪われる森と技術のあゆみ~中世 第4章 荒廃と保全のせめぎあい~近世 終章 未来へのたすき~近代から現代 <内容> もうちょっと建築寄りの話かと思ったが、話の半分は、材木の種類と森の話。森の荒廃と保全に関わる歴史をわかりやすく書いた本は少なかったのでは?ちょっと専門用語が多く、取っ付きにくいのだが、「森の国」日本は、中世からその荒廃に悩み、東大寺大仏殿や伊勢神宮の神殿を含め、その材の調達に苦労し、近世に入ると、「材木商」の利権と絡んで(人口密集と火事の問題もあったが)、山の荒廃を招き、山の荒廃は洪水などの災害へとつながっていた。現在は山に手が入らずに、同じように災害が引き起こされているが、原点としてこうした歴史に耳を傾けるべきではないか? 森の荒廃と海洋資源の話は載っていないが、こうした視点も研究者はいるので、歴史としてつなげるべきだろう。
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6月1日新着図書:【森のめぐみを享受した先史時代から、森との共生を目ざす現代まで、建築のみならず、流通にも着目し、人びとが育んだ「木の文化」をわかりやすく解説します。】 タイトル:森と木と建築の日本史 請求記号:イワナミ500:Um URL:https://mylibrary.t...
6月1日新着図書:【森のめぐみを享受した先史時代から、森との共生を目ざす現代まで、建築のみならず、流通にも着目し、人びとが育んだ「木の文化」をわかりやすく解説します。】 タイトル:森と木と建築の日本史 請求記号:イワナミ500:Um URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28201570
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序章 日本の森林と木の文化 第一章 木と人のいとなみ 一 森林と人のかかわり 二 生活のなかの木材と森林の変化 三 木の特性を知る 四 木を加工する 第二章 豊かな森のめぐみ――古代 一 豊富な資源が可能にした大量造営の時代 二 産地から現場まで――どのように運ば...
序章 日本の森林と木の文化 第一章 木と人のいとなみ 一 森林と人のかかわり 二 生活のなかの木材と森林の変化 三 木の特性を知る 四 木を加工する 第二章 豊かな森のめぐみ――古代 一 豊富な資源が可能にした大量造営の時代 二 産地から現場まで――どのように運ばれたか 三 適材適所の利用――各地の事例から 四 木の特性を熟知していた古代人 第三章 奪われる森と技術のあゆみ――中世 一 巨材の減少――大仏殿造営からわかる資源枯渇 二 進む利権化 三 樹種を使い分ける 四 革新的な道具の登場 五 海をわたる木材 第四章 荒廃と保全のせめぎあい――近世 一 消極的保全から積極的保全へ――資源保護の模索 二 大火がもたらした流通の変化 三 広がる樹種の選択 四 信仰を受け継ぐために――御杣山と神宮備林 五 巨材の探求と技術革新 終章 未来へのたすき――近代から現代 一 今もつづく運搬の苦労 二 木材不足から紡ぐ森林へ 三 おわりにかえて
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