老いてからでは遅すぎる の商品レビュー
自分も生徒である「熱中小学校」の創設者の著書。「サステナブルな生き方」というのは自分の人生のテーマでもあり、興味深く思って購読。分け隔てない著者の人柄も後押ししたのはもちろんのこと。 その生き方の答えとしては、自分の興味関心に忠実に、自身のライフスタイルを確立していくことに尽きる...
自分も生徒である「熱中小学校」の創設者の著書。「サステナブルな生き方」というのは自分の人生のテーマでもあり、興味深く思って購読。分け隔てない著者の人柄も後押ししたのはもちろんのこと。 その生き方の答えとしては、自分の興味関心に忠実に、自身のライフスタイルを確立していくことに尽きるということかな。そしてそれが「他力創発」につながっていく。関わっていく人をどんどん増やしていく、自然と増えていく、そんな人生を送っていきたいと思った。 横浜にこんな大豪邸を持つ家に生まれた恵まれた環境だからでしょ、と一部思わなくもない(というか、読んだ人は絶対一度はそう思うと思う)が、「初めて事、今はやっていない方法、人が選ばない手段を考える」という行動様式は一貫していて、素直に凄いなと感じました。
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75歳になられて、これから生きる人たちに、これからの人生を考えて見てほしいという危機感から書かれた本です。ご自身の「ライフスタイル」を示すことで、読者に自分なりの「ライフスタイル」を作ろうとして欲しいとアドバイスしています。 著者の堀田一芙(ほったかずふ)さんは大手企業の経営幹...
75歳になられて、これから生きる人たちに、これからの人生を考えて見てほしいという危機感から書かれた本です。ご自身の「ライフスタイル」を示すことで、読者に自分なりの「ライフスタイル」を作ろうとして欲しいとアドバイスしています。 著者の堀田一芙(ほったかずふ)さんは大手企業の経営幹部にまで出世し、退職後も多くの企業の顧問を務め、横浜に100坪以上の庭のある家に住み、何十人も集めたホームパーティをする、なんともうらやましい人生だと思いました。 最初は堀田さんの恵まれたライフスタイルを見せられても、なんだかなあと複雑な心境でした。 しかしながら読み進めると、堀田さんのように自分も自分のこれまでを振り返って書いてみたくなりました。堀田さんのように飾らず、素直に経験や思いを書けば良いのかなと。振り返ると、自分なりの「ライフスタイル」が見えてくるように思いました。 森村誠一さんの著書『老いる意味 うつ、勇気、夢』にも「自分の理念をもって日々を楽しむ。そうしていれば時間の経過とともに先細りの人生になってしまうことはない」とありました。人生の先輩の同じメッセージはこころに響きます。 自分なりのライフスタイル、まずは第一は健康ですね。 堀田さんは、ヨガとストレッチを自分なりにアレンジした「ヨガレッチ」を毎日やっているそうです。 ラブラドール・レトリーバーの愛犬を飼っていらしたので、朝夕の散歩で毎日2kmは歩いていたそうですが、その愛犬が亡くなって、歩かなくなったので、ランニングを始めたそうです。 最近犬を飼い始めた私も、愛犬の散歩は健康に貢献すると実感します。 2番目は、いくつになっても、好奇心を失わずに、好きなこと、やりたいことに熱中するということです。 「何か好きだなと思うことがあったら、まずやってみることです」と堀田さんは言います。 やる事がないと、テレビばかり見て受動的に時間を使ってしまい、ごろごろと怠惰な生活をしがちです。すると体も脳も衰えるばかりです。 前述の森村誠一さんは、「何にでも興味を持ち、行動しようとする。 出来るなら社会に参加して、活動に関わり続けることも大切」と言っています。堀田さんは社会に参加して、活動に関わり続けています。「熱中小学校プロジェクト」は素晴らしい取り組みです。以前から参加してみたいと思っていましたが、なかなか機会がありません。そうした活動が若々しさを保っているのだと思います。
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