あっちもこっちもこの世はもれなく の商品レビュー
小学四年生の公太は背が低いことがコンプレックス。仲良しの希来里(きらり)は背が高くて、公太は不公平だと感じている。 あまり好きでもない牛乳を飲んだり、体操をしたりして背が伸びるための努力をしているのに効果はない。なんの努力もしてない希来里はどんどん背が伸びているのに…。 何かと不...
小学四年生の公太は背が低いことがコンプレックス。仲良しの希来里(きらり)は背が高くて、公太は不公平だと感じている。 あまり好きでもない牛乳を飲んだり、体操をしたりして背が伸びるための努力をしているのに効果はない。なんの努力もしてない希来里はどんどん背が伸びているのに…。 何かと不公平だと感じている公太が色々な体験をする事で少しずつ変わっていく姿が描かれている。
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背が低いと嘆く不公平を、視力が悪い子が感じる不公平を知ることで、自分には当たり前で気づかない持っているものがあり、それを不公平を感じている子もいることが知れる。 価値観が違うから不公平に感じることも違うし、不公平を感じる部分は誰でも持っている。 悩んでいることが解決になるわけでは...
背が低いと嘆く不公平を、視力が悪い子が感じる不公平を知ることで、自分には当たり前で気づかない持っているものがあり、それを不公平を感じている子もいることが知れる。 価値観が違うから不公平に感じることも違うし、不公平を感じる部分は誰でも持っている。 悩んでいることが解決になるわけではないけど、不公平が存在するのは当たり前なんだと思えることで少し気持ちが楽になるかも。 「不公平は公平にある」は記憶に残りやすい名言でした。 競馬場、という時点で話の展開がわかるのだけど、背が低い男子の励みになる事例、もっとバラエティほしい(泣)
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#あっちもこっちもこの世はもれなく #いとうみく #PHP研究所 #みちくさパレット #児童書 #読了 大人だと結論は少し読めてしまうかもしれないが、小学生にはちょうどいいかもしれない。自分になくて相手にあるものは見えやすい。その逆は見えにくい。わかりやすいものにとらわれてはいけ...
#あっちもこっちもこの世はもれなく #いとうみく #PHP研究所 #みちくさパレット #児童書 #読了 大人だと結論は少し読めてしまうかもしれないが、小学生にはちょうどいいかもしれない。自分になくて相手にあるものは見えやすい。その逆は見えにくい。わかりやすいものにとらわれてはいけない。
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私も背が低くて目も悪いので、背が高くて目がいい人はうらやましかった。 いつ頃からかな、気にならなくなったのは。いや、気にしないようになった、というべきか。 「生きる権利はみんな公平にある。これはなきゃダメだ。でも、人生は不公平だよ。だれかと比べたとたん、全部が不公平になる。そ...
私も背が低くて目も悪いので、背が高くて目がいい人はうらやましかった。 いつ頃からかな、気にならなくなったのは。いや、気にしないようになった、というべきか。 「生きる権利はみんな公平にある。これはなきゃダメだ。でも、人生は不公平だよ。だれかと比べたとたん、全部が不公平になる。それを感じないときは、比べた相手が自分より恵まれているときかな」 ちょっとあっさりし過ぎな感。
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小学4年生の公太は、とあるコンプレックスを抱えている。一方友達の希来里は悩みなんてなさそうにはつらつとしてるけど、実は・・・ 中学年くらいになると、自分のコンプレックスを自覚してくるようになるのかな。それを踏まえたいとうみくさんの、小学生の心理描写がすごい。これを読んで、子どもた...
小学4年生の公太は、とあるコンプレックスを抱えている。一方友達の希来里は悩みなんてなさそうにはつらつとしてるけど、実は・・・ 中学年くらいになると、自分のコンプレックスを自覚してくるようになるのかな。それを踏まえたいとうみくさんの、小学生の心理描写がすごい。これを読んで、子どもたちが自分には嫌なところだけじゃなくていいところもあるってことに気づいてほしいな。 あと、ころりよさんの絵が可愛らしい。
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あっちもこっちもこの世はもれなく不公平だ。 人は平等なんていうけど、みんな違うんだから同じじゃないよなー。背の高さももちろんだし、外見とか環境とか。今の世の中、努力すれば自分次第かもしれないけど、スタート地点が違うだけでズルいって感じる。そんなこといってもしょうがないのが人生なの...
あっちもこっちもこの世はもれなく不公平だ。 人は平等なんていうけど、みんな違うんだから同じじゃないよなー。背の高さももちろんだし、外見とか環境とか。今の世の中、努力すれば自分次第かもしれないけど、スタート地点が違うだけでズルいって感じる。そんなこといってもしょうがないのが人生なのかもしれないけど。 希来里のおじさんの言葉、 「生きる権利はみんな公平にある。これはなきゃダメだ。でも、人生は不公平だよ。だれかと比べたとたん、全部が不公平になる。」 これはたしかになぁと思ってしまった。
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背が低くて、この世は不公平だ、と思ってる公太の話。背が高くてうらやましい友達にも悩みはあって… 競馬ってあまり子どもの本には出てこないだけに、さわやかな印象を残します。
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「不公平さは、だれにでも公平にある。」 その通り、言い当てている。 容姿端麗な人。頭脳明晰な人などなど、 考えてもしょうがないんだけど、 「うらやましい!」って思っちゃうよね。 そんな事を小4子どもたちが悩む姿に、 そうだよねぇ〜っ分かるよ〜と共感する私。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【小学3-4年生・中学年の読み物】 好きなイラストレーター・ころりよさんが絵を担当されていて、そこからこの本を知りました。 不公平は、公平にある。 その事実を前向きに受け入れていくお話で、とても好きだった。 誰かのことを羨ましく思ったり、逆に優越感に浸ったり、善意として言われた言葉ですごく傷ついたり……。 そういうことは子どもの世界だけでなく、大人の世界にもある。 大人が読んでも楽しめるストーリーだと思う。 そして、ころりよさんの優しくてあたたかいイラストがストーリーにぴったりで、ほくほくしながら読んだ。 児童書を読むのは久しぶりだったので、「絵がいっぱいある!」と挿絵を見て嬉しくなった。 普段使っている言葉で、ストーリーを分かりやすく・面白く組み立てていく児童文学は、やっぱりすごいなぁと思った。 読めて良かったです。 以下、好きだった箇所を引用します。 背が低いぼくはかわいそうだっていうのか? チビだって言われたら傷つくのか? ぼくは気を使われて、かわいそがられなければいけないのか? 背が低いって、残念なことなのか?(P35) ——こーた君のほうが、つとむ君よりちっさーい ——公太君は、つとむ君より小さいけど、大きい子なんだよ どっちもへこんだけど、事実をついたことばより、正義を振りかざしたまっとうなことばのほうが、ぼくは傷ついた。(P55) 「人生は不公平だよ。だれかと比べたとたん、全部が不公平になる。それを感じないときは、比べた相手より自分が恵まれているときかな」(P118) 憧れることができるのは幸せなのか、それとも、知らなかったほうが幸せなのかな。(P121)
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