小梅の七つのお祝いに の商品レビュー
図書館本。小学校一年生の設定。ファンタジーの世界にスルリと入り込んでいく。ウソってなんだろう、優しさってなんだろうって根源的な問いかけも。長女の「面白い」が出た本。
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イラストが読者を限定してしまっているような。 いろいろとドキドキさせられる小道具や伏線がある。明るい雰囲気で、怖さが薄いところが良い。けど、どこかまとまりがなく、惜しい。対象年齢はだれなんだろうか。
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題名から勝手にサスペンスかホラーと思っていたら…ファンタジーだった。神社が舞台だったり、道真公が登場したりするからか、とても明るい情景が思い浮かぶような描写が多く、、赤や白が浮かんでくるな…と思っていたら、色を使った形容がとても多かった。 個人的な好みだが、表紙や挿絵のイラストが...
題名から勝手にサスペンスかホラーと思っていたら…ファンタジーだった。神社が舞台だったり、道真公が登場したりするからか、とても明るい情景が思い浮かぶような描写が多く、、赤や白が浮かんでくるな…と思っていたら、色を使った形容がとても多かった。 個人的な好みだが、表紙や挿絵のイラストがあまり私の好みではなく(可愛らしい絵とは思うんだけど)、最初はなかなか読み進められなかったけど…一つ印象的だったのは、七五三ってどちらかというと大人のための行事だと思い込んでたけど、子どももたくさん「おめでとう」と言われると嬉しいのだなということ。なんだか心に沁みた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
菅原小梅は6歳の女の子。本当は今日、753のお祝いを家族でする予定だった(来年2月で7歳となる)けど、おばあちゃんが入院してからというもの、家族は忙しく、落ち着かない。お姉ちゃん(小夏、小6)も受験勉強会で大変だから、春になって、小梅も7歳になったらお祝いしようということになったのだ。 小梅は天神様に来て、家族の事をお祈りした。学校のお友達は、今日にも753のお祝いをしてることをおもって、月曜日を少し憂鬱に思っていたら… 黒い牛と出会ったのです。 優しい目をした黒い牛についてゆくと、小梅がいるのは、牛たちが人間のように屋台をやっている、不思議な通りなのです。 屋台の牛さんからお餅を買って、地図をもらいました。小梅と一緒に歩いていた黒い牛「くろさん」と、地図にそって神様の居られる御神殿へと向かいます。 6歳の女の子が主人公とはいえ、文字は小さく、ルビもなく、内容は4〜高学年向き。 門前町から鳥居をくぐって、神社を参拝して、帰ってくる。それだけの事だけど、守られて、導かれ、7つの祝福をされ、そして、自分で考えてちゃんと帰っていく。もちろん、神様たちに対して、ちゃんと感謝もて、礼儀正しくもする。 通りゃんせの歌が、少し怖いように、この物語も、小梅がちゃんと帰って来られるかという怖さも入れていて良い。
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千と千尋風の神隠しファンタジー。 7歳のお祝いをしてもらえなくて、 ちょっと悲しい小梅ちゃんが主人公。 小梅ちゃんや黒牛さんがとっても可愛い。 異世界ファンタジーの入門編としていいかも。
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