白山と三田さん(1) の商品レビュー
とても面白く読みました。二人は気持ちの底の底で繋がっているのだなぁ。受け入れてくれる人がいる心強さは最強なのでしょう。独特の間も面白かった。
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和山やま先生の作品が好きな方はハマるのでは…。 ちゃんと自分のものさしで人をみれる人になりたいと思わされる。
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ひょんなことから付き合うことになった白山少年と三田さんの物語シリーズ、第一巻である。 田舎の高校生・白山が腰を痛めて田んぼで溺れていた三田建設社長の老人を助けたことから物語は始まる。 老い先短い彼の要望で、娘・三田民子と付き合うことになって……というのがこの物語の大筋だろ...
ひょんなことから付き合うことになった白山少年と三田さんの物語シリーズ、第一巻である。 田舎の高校生・白山が腰を痛めて田んぼで溺れていた三田建設社長の老人を助けたことから物語は始まる。 老い先短い彼の要望で、娘・三田民子と付き合うことになって……というのがこの物語の大筋だろう。 田舎に馴染めず、学校でもラジオばかりを聞いている。 そんな上京にあこがれる白山と、人当たり良く少し個性的で、何をやっても平均点以上を叩き出すお嬢様の三田さんは対照的なキャラだろう。 ただ、彼らの会話は独特の呼吸が合って、彼らの付き合う風景は妙に面白い。 物語としてはコメディの類であり、そのリアル中高生な恋愛風景(健全)からしてイベントがどうしても限られるのが難点ではある。 星評価をする場合、星四つ~四つ半相当になる印象だ。 ただ、読書時には何度もクスリと来るような、独特の味わいがある作品でもあるのも確かである。 おそらく、星四つくらいの塩梅で楽しもうと、そうした姿勢で読むのが正しいと思う。 余談で恐縮だが、学生時代天パ勢だった一員として私的に応援したい作品である点を付け足したい。 三田さんもそうだが、この辺のモサい感じもリアルだと思う。
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民子のおじいちゃん圧によって付き合うことになったけど生き別れた兄妹のように雰囲気似てて波長があってシュールでうける笑 大声出して笑うギャグ漫画てよりかはふふふと笑ってしまうようなシュールな感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地味な二人だけどクスッとしてしまうようなやりとり、的なお話で悪くはない。 ウェブで読んだものを単行本で読み返してみたが、一部で議論のあったらしい銃問題(三田さんが無くしたM16を白山は購入したのか、見つけたのか)のところはやはりわかりにくい。 通販サイトを見る→通帳を手に持っている→外に飛び出る、の流れがミスリードで、夜に外に飛び出たところで田舎町でM16を購入できるはずがないことは考えればわかるのだが、白山が探すシーンも描かれてないのでスッとストーリーが入ってこない。 わかるわからない、というよりも、流れが悪いという点で残念で、編集者なりが指摘してあげてほしいなと思った。
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