ニーチェの哲学見るだけノート の商品レビュー
とてもわかりやすくて読みやすかった。ツァラトゥストラを読み始めて理解に苦しんでいた時にこの本を手にし、なにを言わんとしていたのか少しわかってきた。 入門書としておすすめ。
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「神は死んだ」「奴隷道徳」「ルサンチマン」「ニヒリズム」「力への意志」「超人」。とても解説がわかりやすい。 根底にはキリスト教的考え方への批判がある。絶対的な善や価値などはなく、価値は自ら作るべき。 「永劫回帰」は現在の自分を判断するリトマス試験紙。永遠に繰り返したとしてもよいと...
「神は死んだ」「奴隷道徳」「ルサンチマン」「ニヒリズム」「力への意志」「超人」。とても解説がわかりやすい。 根底にはキリスト教的考え方への批判がある。絶対的な善や価値などはなく、価値は自ら作るべき。 「永劫回帰」は現在の自分を判断するリトマス試験紙。永遠に繰り返したとしてもよいと思えることをやっているか、と。(私はこれの意味がわかっていなかった。) 「ルサンチマン」はかなわない相手への恨み。金持ちは悪いやつと思う無意識も。成功なんてしなくてもいい、というルサンチマンに逃げることなく、「力への意志」を発揮する!
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現代人の問題とも思える、道徳の考え方、弱者強者、人生の意味や目的、無気力に打ち勝つため、前向きに生きるためにはどうしたら良いか、ニーチェの考えをわかりやすくまとめた。 自分自身がニーチェを若干認識違いをして捉えていた部分もあり、気づけてよかった。 ニヒリズム、ルサンチマンに陥らな...
現代人の問題とも思える、道徳の考え方、弱者強者、人生の意味や目的、無気力に打ち勝つため、前向きに生きるためにはどうしたら良いか、ニーチェの考えをわかりやすくまとめた。 自分自身がニーチェを若干認識違いをして捉えていた部分もあり、気づけてよかった。 ニヒリズム、ルサンチマンに陥らないためにはどうしたらよいか。 72冊目読了。
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キリスト教に触れる機会が多く、何かリスクのあることに直面するたびに神様、、、といつのまにか神頼みになっていたことを振り返った。今回初めてニーチェの考え方に触れ、神頼みでは自分の本来人間としての力を発揮できていないということを知った私ははっとし、同時に納得させられた。特に心に残った...
キリスト教に触れる機会が多く、何かリスクのあることに直面するたびに神様、、、といつのまにか神頼みになっていたことを振り返った。今回初めてニーチェの考え方に触れ、神頼みでは自分の本来人間としての力を発揮できていないということを知った私ははっとし、同時に納得させられた。特に心に残ったページが2箇所ある。1箇所目は〝何かを変えないといけないとわかっているのに動き出せないのは、今の自分がそれほど悪くないと思ってるかもしれません〟というところ。2箇所目は〝どんな行為や判断も自分というフィルターを通すしかない以上、絶対の正解はありません。自分の偏った価値観や劣等感が影響をあたえてしまいます。〟というところだ。これまで、何で行動できないんだろうと考える場面が数え切れないほどあり、そして最近もそういう場面に立っている時にこの本を読んだ。たしかにその時の自分は、その状況にある意味満足していたように思える。
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