こばなしけんたろう 短篇集 改訂版 の商品レビュー
ラーメンズやカジャラのコントと重なるところを見つけてニヤリとしたり、「言葉遊び」などの短いこばなしを無秩序に並べたページでは小林賢太郎さんの頭の中をちょっと覗かせてもらったような感覚になったりと充実感のある1冊だった。 長めの作品では「D氏を待ちながら」「落花 8分19秒」が特に...
ラーメンズやカジャラのコントと重なるところを見つけてニヤリとしたり、「言葉遊び」などの短いこばなしを無秩序に並べたページでは小林賢太郎さんの頭の中をちょっと覗かせてもらったような感覚になったりと充実感のある1冊だった。 長めの作品では「D氏を待ちながら」「落花 8分19秒」が特に好み。 気に入った言葉は「しわふー」。脳みそのシワが一つ増えたわ、という意味。
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ラーメンズのひとり、小林賢太郎が書いた短編集。それらすべてはフィクションであるが、小林賢太郎のユーモア、(良いとも悪いとも言える)意地悪さ、哲学などが織り込まれている。 短編それぞれに違った面白さがあるため、誰でもひとつは気に入る話、気に入る文章を見つけることができるのではないか。 読後時点では、「覚えてはいけない国語」の冒頭が私の一番のお気に入りです。 ビレバンで購入。激安!
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著者のファンである。ファンであるが、前に読んだ何某かの著作がいまいちだった記憶があってやはり舞台での表現のほうがいいんだろうな、と思って書籍には手を出していなかった。 が、まぁ舞台を退いて裏方に徹するようになった彼の作品はどんなもんだろうと半信半疑で手に取ってみた。 結論、面...
著者のファンである。ファンであるが、前に読んだ何某かの著作がいまいちだった記憶があってやはり舞台での表現のほうがいいんだろうな、と思って書籍には手を出していなかった。 が、まぁ舞台を退いて裏方に徹するようになった彼の作品はどんなもんだろうと半信半疑で手に取ってみた。 結論、面白かった。今まで何を勘違いして避けていたのだろうと思い、読み進めながらも合間でラーメンズを観たり。すっかりまた彼の世界に引き戻されていた。 彼が巧みに操る日本語の妙義に感心しかり。気負ってないその抜け感がいいんだよなぁ。
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私はラーメンズが大好きで特に賢太郎さんがすきだから、楽しく読めるだろうとは思っていた。楽しく読めたし、今になって賢太郎さんらしい言葉遊びを感じて、もう舞台に立ってくれないことが悲しくなった。
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くだらないんだけど、深くて、 でもやっぱりバカバカしくて声を出して笑ってしまう。 嘘かるたと、覚えてはいけない国語と、カジャラがすき。 おばきゅぶ( ˙꒳˙ )
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