楽園の真下 の商品レビュー
面白かった‼️荻原浩も多種多様な作品を描きますが、個人的には荻原浩の作品で3本の指に入るお話でした。この手のサイエンス・サスペンスは篠田節子の作品が凄く面白いのですが、それに匹敵する面白さでした。 ハリガネムシがカマキリを操ると言うのは割と知られた事なので、それを知っている人には...
面白かった‼️荻原浩も多種多様な作品を描きますが、個人的には荻原浩の作品で3本の指に入るお話でした。この手のサイエンス・サスペンスは篠田節子の作品が凄く面白いのですが、それに匹敵する面白さでした。 ハリガネムシがカマキリを操ると言うのは割と知られた事なので、それを知っている人には先が読める部分も有るのですが、このハリガネムシに着目して壮大なサスペンスにしたのは天晴れで、現実に起こってもおかしくない理論がありました。 少しB級映画的な大袈裟感は否みませんでしたが、面白くて一気読みでした。 万事落着と思いきや、、、の終わり方もそれは良し!
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2024-03-03 ネタ自体は少々知識があれば読む前から割れているようなものだが、エグい描写と絞り込んだ視点、広げすぎない物語が功を奏してなかなかに恐ろしい。命の営み、という言葉の奥深さと容赦のなさ。最後はそっち来るかという感じ。 そうだ、これエイリアンに似てるんだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ途中なんだけど、これは面白い。 カマキリとハリガネムシ、この両軸が進むのいい。 不気味。自殺者のくだりはもう心霊ホラーになってるよ。 主人公が高揚してくのも良くて、ファーストアタックから一気に進まない。まだ冷静なところも高得点 科学考証ちゃんとしてるハードSFだ。 そうか、B級じゃない。 ハリガネムシがまずは巨大化して、カマキリも寿命が伸びて洗脳していく。理屈がある。本気であり得ると思わせるディティールが本当に素晴らしい。 熊本の時にあった、ただ吠えて食らいつくっていうワンパターンではなく。ゴキブリを家で見つけてしまった時の恐怖にクライマックスは落とし込む。 首が動き、ジーッと動かないという恐怖。脳内再生される。そこに鎌や触覚というのがまた… アレラストは主人公が死んでいるのか、幻覚なのか。 カマドウマの件は夢みたいな感じで。ロストワールド的で面白い。 研究者がいるの本当にすごい。
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強烈。 もう、絶対ご飯食べながらは読めないし、めっちゃ面白いのにへこたれそうになった。 南の楽園の、1番のウィークポイントだよね…でかい虫って。 荻原さんの本大好きだから、まあ、絶対やばくなるよねーって構えて読んでたけど、ほんとに、もう。 面白かったです。エンターテイメントば...
強烈。 もう、絶対ご飯食べながらは読めないし、めっちゃ面白いのにへこたれそうになった。 南の楽園の、1番のウィークポイントだよね…でかい虫って。 荻原さんの本大好きだから、まあ、絶対やばくなるよねーって構えて読んでたけど、ほんとに、もう。 面白かったです。エンターテイメントばんざい。
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かなり面白いです 久しぶりに満足できる1冊 なにより繋がる二本柱がよかった 読みはじめからは全く想像できない展開で 物語に入り込める。 冷静になれば荒唐無稽だけど。それを感じさせない
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虫の描写が細かくて丁寧なので、想像できてしまう。 虫が苦手な人は読まない方が良い。。 終わり方もこの先を想像させる不気味さがあった
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久々にこの方の作品読みました。 面白かった! ジュラシックパークの昆虫バージョンって感じで,凄くハラハラドキドキさせられました。久々にドキドキさせたれて,余韻がすごいです! 昆虫との格闘も凄いのですが、 寄生虫の事について、ものすごく勉強になりました。Googleで調べまくりまし...
久々にこの方の作品読みました。 面白かった! ジュラシックパークの昆虫バージョンって感じで,凄くハラハラドキドキさせられました。久々にドキドキさせたれて,余韻がすごいです! 昆虫との格闘も凄いのですが、 寄生虫の事について、ものすごく勉強になりました。Googleで調べまくりました! ただのスリラー氏右折ではなく,色々な学びがあった一冊でした。 やはり,どんなジャンルの小説でも,新たな気付きがあるものはいいなぁと思いました。
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守備範囲の広い荻原浩さん。 これはエグいけど面白い。楽園と呼ばれる島で多発する自殺、そして、巨大なカマキリの発見。前半、なかなかページを捲る手が進まず… しかしながら途中からは引き込まれました。最後まで目が離せない展開で、一気読みでした! 最後にカマドウマが、長い脚で飛びはねて、...
守備範囲の広い荻原浩さん。 これはエグいけど面白い。楽園と呼ばれる島で多発する自殺、そして、巨大なカマキリの発見。前半、なかなかページを捲る手が進まず… しかしながら途中からは引き込まれました。最後まで目が離せない展開で、一気読みでした! 最後にカマドウマが、長い脚で飛びはねて、見る間に埠頭の脇の水路に飛び込んだ。もうやめて…(((;ꏿ_ꏿ;)))
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読み終わった日の夢にカマキリがでてくるほど怖かった。 作家さんの名前だけで読み始めたら、苦手な虫の話だったので辛かった。虫を差し引いても話的には面白く最後まで読んでしまった。
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ファンタジー要素が強いが、実際にある話かな?と思わせる。スリリングな展開、カマキリ巨大化の理由。 続きがあったら読みたい
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