あかちゃんがうまれるまで の商品レビュー
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しっかりとセックスの事が書かれている。同意についても書かれているけど、この絵本は子供向けなので『おとなになったひとどうしがすること』となっている。子供が真似しても困るので、『酒やたばこ』と同じく大人がするものとして教えるのでいい。イラストの良い点は『現実感がない』『よくわからない』点。絵がシュール。セックスよりも心配なのは『穴にいろいろ突っ込もうとすること』の方だろうな。セックスが何かとか、そう言う話よりも『穴(口、鼻、耳、その他体の穴)にモノや指入れるな』をセックスより先に教える必要はある。 精子と卵子の話だけではなくて、お腹の中の赤ちゃんが何週目でどんなふうになるのかや、産み方の話、産まれてくるにはリスクもあるという事まで書かれている。 絵本部分はほのぼのとしながらも、子供への性教育に必要な話は一通り書いてある。 こちらも最後に、説明が載っている。 不妊治療や未熟児、避妊具の事まで書かれている。 さらにラストページの『大人の方へ』は大人必読の文章になっている。 私はここで、女性用のコンドームの存在を知った。……日本では入手困難とある。
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大尊敬している遠見先生作の絵本なので読んでみたら「子どもたちがセックスについて初めて知る情報源は、"科学的で"、"人権を大切にした"、"ポジティブなもの"であってほしい」という思いで作られたことがとても伝わる絵本で感無量...
大尊敬している遠見先生作の絵本なので読んでみたら「子どもたちがセックスについて初めて知る情報源は、"科学的で"、"人権を大切にした"、"ポジティブなもの"であってほしい」という思いで作られたことがとても伝わる絵本で感無量でした!! 一応身体のことや健康のことについては専門性を持って学んできた職種の私でも、実際子どもから「あかちゃんってどうやってできるの?」って言われたらギク!ってしてしまうと思う... 子ども相手だからって嘘をついたりごまかしたりするのはイヤなので、少し踏み込んだ内容だけどちゃんと事実を伝えていてよかった。 ただ、日本の公教育の現場では性教育はこの令和の時代になってもタブー視されているから、科学的・体系的な包括的性教育が実現されるのはいつになるのやら...とやるせない気持ちにもなる。 早く学習指導要領が見直されて欲しいなぁと思うのと同時に、周りからの理解も得ながら自分が今の公教育の中でできることをしていきたいと思ったし、保護者として悩まれる方がいたらぜひこの本をおすすめしたい!
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11526431
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〇丁寧な説明とやわらかなイラスト 科学的な図解も添えている 〇対象の子どもや伝える側の準備が出来たら おかあさんのおなかにあかちゃんがきたよ! あかちゃんってどうやってきたのかな? おかあさんはだいじょうぶかな? ・胎児が成長する様子 ・しきゅう、らんし、せいし ・つわり ・にんぷさんへの思いやり、気づかい ・たいどう、ようすい ・せいき、せいこう ・同意 ・けいちつぶんべん、ていおうせっかい、じんつう、はすい ・あかちゃんが、愛されて、望まれていること ☆もっと知ろう性とからだ(年齢の高い人向け) あかちゃんができる方法 ふたごについて いろいろなあかちゃん いろいろな家族 性行について大切なこと ☆大人の方へ 人権としての性教育
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