積んで・運んで日本を支えたスズキ・キャリイ の商品レビュー

世良耕太(著者)

2022/05/20

「小・少・軽・短・美」
1955年 スズライト
1961年 ズライトキャリイ　FB　6万8000台
　他社のライトバンベースのトラックの人気に 1年で開発
　軽最大1.5m2で低い荷台　エンジンをシート下に配置したセミキャブオーバー
　カーブドガラスウインドウ　フラットフロア　ダブル型シート
　二輪用を2気筒にした 21ps 2ストロークツインエンジン　ツインキャブレター
　4段トランスミッション　セルダイナモ
　リーフスプリング＋補助スプリング　ショックアブソーバー

1965年 2代目　L20
　荷台1.66m2　荷台フロア10倍の負荷性能
　前輪独立懸架ウイッシュボーンサスペンション　オイル分離給油方式　
1966年　3代目　L30　　2代目と併売　合計21万台
　フルキャブオーバー　荷台面積3割拡大　2.14m2

1969年　4代目　L40　韋駄天キャリイ　22万台
　完全フラット荷台　ジウジアーロデザイン　角型ヘッドライト
　フロンテ共通の計器盤　リードバルブ採用25psエンジン
1972年　5代目　L50　力のキャリイ　45万1000台
　三角窓廃止　水冷エンジン　チルトステアリング

1976年　6代目　ST20　キャリイワイド　新規格　19万4000台
　LPガスボンベ20本→24本積載可能に
1979年　7代目　ST30　　64万5000台
　基本骨格全面刷新　スライドシート　屈曲式ステアリングシャフト足元拡大
1985年　8代目　DA71　　75万7000台
　水冷4ストローク3気筒エンジン　ハイルーフ仕様追加　4WD

1991年　9代目　DC51T/DD51T　　67万1000台
　新規格　660cc
1999年　10代目　DA52Tほか　　99万台
　衝突安全基準強化　セミキャブボディ　ホイールベース拡大　56psターボエンジン
2013年　11代目　DA16T
　セミキャブタイプ居住空間拡大　広い荷台維持　軽量化
　アルミブロックVVTエンジン 50ps

軽トラック　キャリイとハイゼットのみ
　共同サポート活動「農家の方々の困りごと解決」