新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集 の商品レビュー
新本格ミステリに出会ってのめり込んだあの楽しかった日々。それを生み出した人への思い出と追悼。 面白い本をありがとうございます。読者としてあの時代を共に過ごせたのは幸せでした。
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高校生の時、とにかく講談社ノベルズを追いかけていたことをしみじみ思い出しました。読書の快楽がありました。 京極夏彦さんの追悼文にグッときました。
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読んだ本の内容をどんどん忘れてしまうので、読みながら印象に残った部分に付箋をつけるといった事を始めた。今回も、と頁をめくったら、すでに使用済みの付箋が見開きにまとまってくっついていて、何だか笑ってしまった。 図書館の本だから、きっと私の前の借り手も沢山付箋を貼って読んだのだろう。...
読んだ本の内容をどんどん忘れてしまうので、読みながら印象に残った部分に付箋をつけるといった事を始めた。今回も、と頁をめくったら、すでに使用済みの付箋が見開きにまとまってくっついていて、何だか笑ってしまった。 図書館の本だから、きっと私の前の借り手も沢山付箋を貼って読んだのだろう。 ミステリを読み始めたばかりの方だろうか、逆に相当なマニアの方か。どの文章にペタリとやったのだろう。普段、前に借りた人の事など気にしたことがないのに、あれこれ想像すると楽しくなってくる。 前職の関係で周りは書店員さんや出版社さんだらけ。本を勧めてもらっても、コソコソ図書館で借りる生活を続けてきた。私の稼ぎでは新刊で購入する本なんて手が届かないのだ。 今回の事で初めて、堂々と図書館の本も読めるような気がする。昔のように名前の書かれた貸出カードがあったらなぁ…と少しだけ寂しくもなった。
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2022年刊行、星海社の単行本。私は宇山という編集者を知らなかったのだが追悼文集がでるような人ということで読んでみた。仲間内でやっている感は若干あるが(まぁ、追悼文集なんてそんなもの)、この人の人柄等が伝わる良い追悼文集であると思う。
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