21世紀の教育 の商品レビュー
最近、子どもの心がしっかり育っていないなぁと感じることがあって手に取ってみた本。 SEL教育(社会との関わり方と感情の扱いについて学ぶ)は、まさに日頃から大切だなと思っていることが詰まっていて、うんうん頷きながら読んだ。 そして、そこにシステム思考が加わったら未来は明るいだろうと...
最近、子どもの心がしっかり育っていないなぁと感じることがあって手に取ってみた本。 SEL教育(社会との関わり方と感情の扱いについて学ぶ)は、まさに日頃から大切だなと思っていることが詰まっていて、うんうん頷きながら読んだ。 そして、そこにシステム思考が加わったら未来は明るいだろうと思う。 でも、これを家庭でやるのは難しいので、学校で…となるのだけど、じゃあどこの学校でこんなことやってくれるんだろう?(近くでは聞いたことがない) ひとまず、家庭で出来ることをもっと知りたかったかな。 そういう意味では、巻末付録が一番求めていたものに近かった。
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本のタイトルと ダニエル・ゴールマン氏と ピーター・センゲ氏という 作者の名前にひかれて手に取りました。 まずは、自分自身を深く理解するところから始めていくあたりは、自分自身のこと(内面に気づき)を理解できないと他者のことも社会の仕組みも思いやりを持って理解できないということだ...
本のタイトルと ダニエル・ゴールマン氏と ピーター・センゲ氏という 作者の名前にひかれて手に取りました。 まずは、自分自身を深く理解するところから始めていくあたりは、自分自身のこと(内面に気づき)を理解できないと他者のことも社会の仕組みも思いやりを持って理解できないということだと気づきました。 こうしたベースとなる考え方(トリプルフォーカス)は、子どもだけでなく、社会人も知らなければならないことだと感じました。 一読の価値有りです。
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21世紀を生きる人たちに必要な3つのスキル「トリプルフォーカス」について書かれています。SEL(Social Emotional Learning)という社会性と感情の学習についてもよく分かります。
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ココロのEQを育てるための、環境づくり、指導者の心の持ち方について。 子供って小さい頃からしっかりしてるもんね。しっかり考えて自分の気持ちを整理してもらうことは重要と理解しました。 IQや知識ではなく、どうしてそう思ったのか感じたのかをしっかり聞く事。 ビジネスとおんなじだね。
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ダニエルゴールマンのEQを読んで強く刺さったので引き続き読んだ。 感情(というか内発的な動機や興味関心?)、社会、子どもへの教育の3つの掛け合わせ方について。 アメリカの初等教育中等教育の実際を知らないが、日本の総合学習やアクティブラーニング的なコンセプトかしら。 原著が一般...
ダニエルゴールマンのEQを読んで強く刺さったので引き続き読んだ。 感情(というか内発的な動機や興味関心?)、社会、子どもへの教育の3つの掛け合わせ方について。 アメリカの初等教育中等教育の実際を知らないが、日本の総合学習やアクティブラーニング的なコンセプトかしら。 原著が一般向けではないのか、抽象的に書かれているのか、文字数の割には丁寧に読まないと主旨をよみとれない。 新しい世界、21世紀と表現しながら自分達が教育を受けた時とは違うんだ、ということだと先読みしてしまったが、淡々としたスタイルなのか、自分自身に訴えかけてくるものは少なかったのが正直な感想。
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SELをどう理解するのか苦慮していましたが、読み進めながら、「関係性に関する知性」を深めるためのものという個人的な見解に辿り着きました。 社会変化はとても激しくなっていて、私たちはそれに対応していく必要があります。個人のレベルで見ると、デジタルツールを用いたコミュニケーションや...
SELをどう理解するのか苦慮していましたが、読み進めながら、「関係性に関する知性」を深めるためのものという個人的な見解に辿り着きました。 社会変化はとても激しくなっていて、私たちはそれに対応していく必要があります。個人のレベルで見ると、デジタルツールを用いたコミュニケーションや働き方の変化があり、世界規模でみると環境問題、well-beingなど世界全体で取り組んでいくべきタスクが多くあります。 それらを一歩ひいたところから見ると、「他者」や「世界」といった関係性の中で、「自分」がより良い決断をし行動をしていくことが求められていることが分かります。 本書ではそういった時代に生きる人たち(とりわけ子供たち)に向けて、どのように知性を磨いていけばよいかという指針を示しているように感じました。 少し難解な部分はありましたが、個人的に学びが多く、非常に参考になりました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
SEL中心の本。 社交性×感情を学ぶ。 自分を見つめ、自分の感情に気づく。 その上で他者がどのように感じるかを考え、どう行動するとよいかを考えていく力を養う。
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この本のテーマは、トリプルフォーカスだ 3つの包括とは自身、他者、外の世界である。へ、そして3つの方がそれぞれには技術があり、大切なのは、この3つをつなげた全体感を持つことだと伝えている。 この変動する世界の中で、自分と言う存在が感じていることに気づき、理解し、そこから他者を理解...
この本のテーマは、トリプルフォーカスだ 3つの包括とは自身、他者、外の世界である。へ、そして3つの方がそれぞれには技術があり、大切なのは、この3つをつなげた全体感を持つことだと伝えている。 この変動する世界の中で、自分と言う存在が感じていることに気づき、理解し、そこから他者を理解し、より広い世界へとつながって変化を生み出していくその具体的な筋道を開く必要がある。 子供たちが新しい選択肢を作れるように、1つの試みとしてSELが提案されていた。 SELが教える5つの能力としては ・自分に気づく力 ・セルフ・マネジメント ・ソーシャルスキル ・より良い意思決定 SELでは、これらの5つを教えられるべき最も中心となる能力と考えられていた 一つ一つとして見ると、とても大切だと思うが、全体像の把握はあまりできなかった
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トリプルフォーカスとは、自分・他者・外界の3つに目を向けること。本書では、これらの能力をどうやって子どもたちの学びに取り込んでいくかを、社会との関わりと感情の扱いについて学ぶSEL(Social Emotional Learning)とシステム思考から考察している。 SELで育...
トリプルフォーカスとは、自分・他者・外界の3つに目を向けること。本書では、これらの能力をどうやって子どもたちの学びに取り込んでいくかを、社会との関わりと感情の扱いについて学ぶSEL(Social Emotional Learning)とシステム思考から考察している。 SELで育む5つの能力 自分に気づく力(セルフ・アウェアネス)、セルフマネジメント、他者を理解する力(エンパシー)、ソーシャルスキル、より良い意思決定 SELについてはもうちょっと調べないとわからないなというのが率直な感想で、ここで言われていることが学校教育で実践されているイメージが湧かない。学校というよりも家庭や地域コミュニティのなかで育まれるもののように感じる。親になるとしたらこういったことを意識したいなと思った。
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高名な著者二人だったので期待して読みましたが、トリプルフォーカスの概念はなんとなく分かったが、全体的にハッキリしないモヤモヤ感が残りました。 翻訳の問題なのか、自分に基礎知識が欠けているからなのか? 巻末付録の解説が理解の助けになった。この付録をつけたのは、出版社も著者二人の話だ...
高名な著者二人だったので期待して読みましたが、トリプルフォーカスの概念はなんとなく分かったが、全体的にハッキリしないモヤモヤ感が残りました。 翻訳の問題なのか、自分に基礎知識が欠けているからなのか? 巻末付録の解説が理解の助けになった。この付録をつけたのは、出版社も著者二人の話だけでは伝えきれないと考えたのかもしれません。
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